太田述正コラム#15219(2025.9.29)
<皆さんとディスカッション(続x6392)/映画評論456:ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出>

<コラム#15215(「講演」原稿)の訂正>(ブログ修正済)
「朝廷は、呉越との国交を、友好国として続けた、というわけだ。」とそのすぐ後の「(太田)」の間に、行を変えて下掲を挿入する。↓
なお、言い忘れるところだったが、宋の初代皇帝の趙匡胤の「父は後唐の禁軍将校であった突厥人の趙弘殷」であり、宋は遊牧民族系だった
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%99%E5%8C%A1%E8%83%A4

ので、朝廷も鎌倉幕府も、宋(含む南宋)と国交を結ばなかったわけだ。

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 <おお、全員の様子が分かったわー。
 コバホーク・・ハーバード2年、在米大使館勤務3年・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E9%B7%B9%E4%B9%8B
が英語を使わなかったのは、小泉坊やへの自己犠牲的サービスだな。て、ことは、坊や当選、自分は幹事長にって密約が?↓>↓>
 「・・・林氏、茂木氏は流暢な英語を披露した一方、小泉氏、小林氏は日本語で応対。高市氏は「私の場合はワンフレーズ。Japan is back(日本は復活する)」と端的に返答していた。ひろゆき氏は「『日本語が得意ではないので英語でお願いします』と、英語で言われても英語で返さない小泉さん・小林さんのお二人は話せないと思われても仕方ないよね」と書き出した上で「今回はきちんと英語対応した高市さんは好印象。茂木さん、林さんは安定の英語対応」とつづった。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbbd0409089bf7eb94eeec7505ad94655f2342b1

ウクライナ問題/ガザ戦争。↓

 なし。

 妄想瘋癲老人米国。↓

 トラにふさわしいサファリランド、米国。↓

 At least four dead and eight injured after shooting at Mormon church in Michigan–Church allegedly set ablaze by gunman on weekend when shooting attacks also took place in North Carolina, Texas and New Orleans・・・
https://www.theguardian.com/us-news/2025/sep/28/mass-shootings-north-carolina-texas-new-orleans

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 おーめでとさん。↓

 「「ブザンソン国際若手指揮者コンクール」で米田覚士さんが優勝・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/video/news/%E3%83%96%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E8%8B%A5%E6%89%8B%E6%8C%87%E6%8F%AE%E8%80%85%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%81%A7%E7%B1%B3%E7%94%B0%E8%A6%9A%E5%A3%AB%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E5%84%AA%E5%8B%9D/vi-AA1NqU6E?ocid=msedgntp&cvid=08a68151863c4e54f431e187e5cb2815&ei=51

 戦前までの日本・・但し、日本文明の日本・・じゃあ、政治もそうだったんだけどね。↓

 「・・・日本文化の中に根付く「長い時間をかけてスキルを育むことの大切さ」や、「自己、材料、道具、そして伝統と知識を持つエキスパートとの関係」を重視する考え方は、西洋にとって非常に重要なモデルであると考えています。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c7748a80d98f9b1e44c897d194ca218bbed7167

 エッ。↓

 「・・・江戸時代は版元(出版社)が作家に原稿料を支払う概念がなかった。朋誠堂喜三二や恋川春町は武士であるゆえ禄(給料)をもらっているため作家として報酬を得ることはなく、町人出身の京伝にカネを払う慣習もなかったのである。だからこそ「かたわらの慰み」で良いと割り切っていた。 それが原稿料を受け取る職業作家となると、好き放題に書けば良いというものでもなくなってくる。佐藤至子(近世文学研究者)は「京伝にとって楽しいものではなかったと思われる」と述べている(『山東京伝 滑稽洒落第一の作者』ミネルヴァ書房)。その結果、奔放で笑いを誘う筆力は影を潜め、読本(中国の小説の改作や仏教説話)や、合巻(ごうかん/ 複数の巻を綴じて制作した長編小説)へと作風が変わっていった。蔦重が世を去ったのは、それから約4年後の1797(寛政9)年である。 京伝と蔦重の交わりは江戸の出版文化を彩ったが、2人の自由闊達(かったつ)さは時に為政者の怒りを買い、後年には毒気を失った。若さゆえの自由な創意が時の経過とともに大人の作風へと移る、その変化を刻んでいるかに見える。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0d75b9e6a0736776406d3c42e7f6ffc5e5ca384

 いかにもぶつ切り出たとこ勝負史観の日本史学者らしい、下世話を典拠とするセコイご託宣だねえ。↓

 「・・・田沼意次は大奥にすり寄り、松平定信は大奥の実力者と衝突したわけですが、どちらの事例を見ても大奥の中の女性がたいへんな力を持っていたことが分かるというものです。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c2aa01191b6cc0e6eea6103f30babd0081d874b

 日・文カルト問題。↓
 <ジコチューな見方しかできない方々とは一緒になりたくありましぇーん。↓>
 「韓日台労働市場統合の夢・・・
 韓国労働市場の悲劇はその狭さから始まる。5000万人という人口規模は先進国のうち最も小さい労働市場だ。半島の北側がふさがっているため、韓国は地理的に閉じ込められている島国だ。狭いというのは個人の立場ではこの職場以外のオプションが足りないという意味だ。この狭い選択肢の行き止まりの道はたびたび「解雇は殺人だ」という鉢巻きをして命がけでいまの職場を死守することにつながる。「外は地獄」だからだ。
 これに対し日本は1億2000万人、中国は14億人の人口が支える労働市場だ。台湾は理念で分かれていても労働市場は事実上中国本土とつながっている。・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/339112

 まさか、英国のEU離脱は、単なる文明間の亀裂だよ。↓

 「・・・サッチャー流のネオリベラリズムは、トリクルダウン効果(競争力のある部門が作り出した価値が全体に自然にいきわたるという考え方)に期待したのですが、結局機能しませんでした。90年代から2000年代には、ブレア政権のようにメディアを利用したパフォーマンス政治も台頭しましたが、ロンドンに代表されるいわば都会目線が顕著で、それに対する違和感も地方の有権者を中心に蓄積されていきました。たとえば格差についても、都市部の貧困問題には関心が強いが、公共サービスが縮小されて不便になっている地方の状況は無視されたまま、という不満です。ロンドンのエリートはわれわれの現状が何もわかっていない、という怒りが爆発したのが、EU離脱をめぐる国民投票でした。そこに地方の農漁村が伝統的に持つ社会的な保守性が、大都市エリートのリベラル性への反発という形で結びついた。こうして従来の経済的な対立軸に収まらない、社会的保守と社会的リベラルという新たな対立軸が浮上してきたのです。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a88055ce5a790c4316617c6c727723ec628b3161

 この話そのものより、「ミニ脳」・・脳オルガノイド(Cerebral organoid)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%89 ・・って、考えさせられちまうなあ。
 ま、クローンの脳だけ作ることがそう遠くない将来に可能になるとすると、太田コラムを、クローン脳群をAIパソコン的に使って書くことができるようになるな。↓

 「「統合失調症・双極性障害、脳信号パターンが全く違った」ジョンズ・ホプキンズ大が初解明、“決定的差異”に医学界騒然–米ジョンズ・ホプキンズ大学、ミニ脳で異常パターンを初めて解明–脳信号だけで健常者と患者を識別…精度83%–精密診断と個別化治療薬開発に貢献・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/health/other/%E7%B5%B1%E5%90%88%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87-%E5%8F%8C%E6%A5%B5%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3-%E8%84%B3%E4%BF%A1%E5%8F%B7%E3%83%91%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%8C%E5%85%A8%E3%81%8F%E9%81%95%E3%81%A3%E3%81%9F-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BA-%E3%83%9B%E3%83%97%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%BA%E5%A4%A7%E3%81%8C%E5%88%9D%E8%A7%A3%E6%98%8E-%E6%B1%BA%E5%AE%9A%E7%9A%84%E5%B7%AE%E7%95%B0-%E3%81%AB%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E7%95%8C%E9%A8%92%E7%84%B6/ar-AA1Nrmy0?ocid=msedgntp&cvid=68d915a3cb8b41dc96c79813e3aa9c7b&ei=14

 確かに、私も、お酒を飲むと太田コラムがすらすらと、だなあ。↓

 「「お酒を飲むと<習った外国語が>がペラペラに」は本当だった…英研究陣がイグ・ノーベル賞受賞・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/09/27/2025092780003.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <いずれにせよ、韓国人が在外韓国系人に対するような目で見ないのはご立派。↓>
 「<卓球>張本智和がインタビューで「世界1位」に言及・・・中国のスポーツメディア・懂球帝・・・中国ネットから厳しい声・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b961301-s25-c50-d0193.html
 <アハハのハ。↓>
 「中国人観光客が大挙して日本へ、“日本人の反応”に中国ネット「今回は大いに賛同」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b961308-s25-c30-d0052.html
 <ご愛顧に深謝。↓>
 「ちいかわの中国初旗艦店が上海にオープン、10月8日までの入場枠すでに埋まる・・・中国・上海のメディア、新民晩報・・・」

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6ed0e0d6bb8434f2cc1daea93d684a8402c7363

<太田>

 –オフ会申し込みフォーム–

 <七氏>

 ・・・<27>日のオフ会で、オフ会申し込みフォームについて、違うものに変えたいという話が出ました。
・太田さんに通知メール来ない
・辞めている幹事団もいまだに通知が設定されている
というのが理由です。
 申し込み時に記入できる項目は変えず、ということを前提としつつ、何かいいのがあれば変更してほしいな。というのが相談でございます。
 ご確認よろしくお願いいたします。

 <US>

 ご連絡ありがとうございます。
 現仕様についてお話します。
 オフ会申し込みがあるとき、最大3名の設定されているアドレス(幹事団)の方とオーナー(太田さん)の計4名の方にメールが飛ぶようになっています。
 頂いたメールには2つの問題が混在しています。
 幹事団のメールと太田さんのメールは別問題です。

1)幹事団メール
 こちらは簡単な問題です。
 太田さんのリクエストに応じて都度メールアドレスを変更してきました。
 現在、設定されているアドレスは以下の通りです。
<省略>
 これが最新でないのであれば、最新のアドレスを教えていただければすぐ修正します。
2)太田さんメール
 こちらは面倒です。太田さんから何度もどうにかしてほしいと言われていますが難しいです。
 問題の原因は、さくらサーバーが、ブログから XXXX@YYYY.net への申込通知メールを拒否してしまうためです。
 修正方法は2つあります。
案1 申し込みフォームはFORMZというサービスを使っているのですがそのオーナーが XXXX@YYYY.net になっています。ZZZZZ@gmail.com に変更する(案1の方が難易度低いのですが、FORMZからの太田さんのGMAILアドレスも拒否される場合は結局案2しか解決策はないです)。
案2 さくらサーバーが、FORMZから届く XXXX@YYYY.net 宛のメールを拒否しないように設定する
 どちらも設定を失敗するとめんどくさいことになるので実施をためらっています。
 私以外にもう一人付き合ってくださる方が必要です。

 もし、<七氏>さんがつきあってくださるのなら案1を試して、だめなら、案2を試したいです。・・・

 
      –映画評論456:ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出–

 今回の「『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』(・・・A Royal Night Out)は、2015年のイギリスのロマンティック・コメディ映画<で、> 監督はジュリアン・ジャロルド、出演はサラ・ガドンとジャック・レイナーなど<による、>・・・「ヨーロッパ戦勝記念日(VE-Day)の夜、後の英国女王エリザベス2世が、妹マーガレット王女と共に外出を許され、臣民と共に戦勝を祝った」という史実に着想を得て、一夜の経験を通じて王女の成長を描いたフィクションドラマ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88_%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E7%8E%8B%E5%A5%B3%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86%E3%81%AE%E5%A4%96%E5%87%BA ※
であり、佳作。
 ガドン(Sarah Gadon。1987年~)は、「カナダの女優<で、>・・・トロント大学イニス・カレッジシネマ研究プログラムで学<んだ>」涼やかな美人、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%89%E3%83%B3
パウリー(Bel Powley。1992年~)は、イギリスの女優<で、>・・・マンチェスター大<で歴史を学んだ>」おちゃめな感じ、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%BC 
と、ホンモノを、それぞれ少しだけ誇張した・・故エリザベス女王陛下サマ、ご不敬をお許しくだしゃんせ・・見事な配役だ。

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太田述正コラム#15220(2025.9.29)
<岡本隆司『中国」の形成』を読む(その2)>

→非公開