太田述正コラム#15331(2025.11.24)
<皆さんとディスカッション(続x6445)/映画評論496:M3GAN/ミーガン 2.0>

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 なし。

ウクライナ問題/ガザ戦争。↓

 <慶祝。↓>
 「安青錦が逆転で初賜杯!豊昇龍を優勝決定戦で撃破、ウクライナ出身力士で初、大関に前進【大相撲九州場所】・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/11322e2437a4421e3dfa1030d698d4eb03925655
 「“青い目の侍”安青錦「信じられなかった」“多彩な技”と“逃げない気持ち”を武器に小兵力士が奮闘【大相撲・名古屋場所】・・・」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2117748?display=1
 「「日本へ避難できますか?」当時18歳ウクライナにいた安青錦からの切実メッセージ・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%B8%E9%81%BF%E9%9B%A3%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-%E5%BD%93%E6%99%82%EF%BC%91%EF%BC%98%E6%AD%B3%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%9F%E5%AE%89%E9%9D%92%E9%8C%A6%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E5%88%87%E5%AE%9F%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8-%E9%80%A3%E8%BC%89%E7%AC%AC%EF%BC%91%E5%9B%9E/ar-AA1R0nOJ?ocid=hpmsn&cvid=4767a281f9bd43b9cd9cd2db6f148af6&ei=83
 <BBCまでお取り上げに。もう一人ウクライナ出身力士がいるのね。(獅司大)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8D%85%E5%8F%B8%E5%A4%A7 ↓>
 Ukraine’s Aonishiki becomes sumo champion in Japan・・・
 Aonishiki is only the second Ukrainian in the top division in sumo. ・・・
https://www.bbc.com/sport/articles/cp84m625d33o
 <こっちでもガンバレー。↓>
 Ukrainian Troops Push Back in Fierce Fight for Key City・・・
https://www.newsweek.com/ukrainian-troops-push-back-pokrovsk-russia-11095263

 妄想瘋癲老人米国。↓

 <寝言言うな。米国は最初からそうだったでー。↓>
 They’re doing to America what they did to Christianity・・・
 We have watched over the years as rightwing evangelical churches turned the Jesus we grew up with into exactly the opposite of who we understood him to be. At its most basic, they turned a figure of love into a figure of hate who blesses precisely the cruelties that he condemned in the Gospel; we went from “the meek shall inherit the Earth” to “the meek shall die of cholera.” This has happened more slowly, over decades instead of months, but it is nonetheless unsettling in the same ways, a disorienting gut punch for many of us.
 What particularly hurts is the fact that at no point did we manage to fight back, not effectively anyway. Without intending to, we surrendered control of the idea of Jesus. It is a story that may provide some insights into how to fight the attack on democracy.・・・
https://www.theguardian.com/us-news/ng-interactive/2025/nov/23/america-christian-evangelical-discrimination-immigration

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 ・・・。↓

 Hokkaido is a tourism and agricultural region, but Rapidus is making chips there too–The island of Hokkaido has long been an agricultural powerhouse – now Japan is investing billions to turn it into a global hub for advanced semiconductors.・・・
https://www.bbc.com/news/articles/c8676qpxgnqo

 なお、斎藤十郎兵衛は日蓮宗信徒ではない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E5%8D%81%E9%83%8E%E5%85%B5%E8%A1%9B_(%E8%83%BD%E5%BD%B9%E8%80%85) ↓

 「・・・江戸時代末期の町名主で文化人でもあり、『江戸名所図会』などの著作で知られる斎藤月岑は、天保15年(1844)に刊行された『増補浮世絵類考』に次のように書いている。「俗称斎藤十郎兵衛、八丁堀に住す。阿州侯(註・徳島藩主)の能役者なり」。つまり、写楽とは八丁堀に住む徳島藩主お抱えの能役者、斎藤十郎兵衛だ、というのである。・・・
 ただ、斎藤十郎兵衛が実在したことを示す史料がなかったため、写楽は「謎の人物」とされ、「写楽とはだれか」という謎解きが盛んになった時期があった。
 しかし、現在では斎藤十郎兵衛の実在が確認され、写楽イコール十郎兵衛というのが、すでに定説になっている。
 たとえば、三代目瀬川富三郎が江戸の文化人について記した『江戸方角分』に、「号写楽斎地蔵橋」と書かれていたことがわかった。これは浮世絵師の写楽斎が、八丁堀地蔵橋に住んでいた、という意味である。また、埼玉県越谷市にある斎藤家の菩提寺、法光寺で発見された過去帳に、八丁堀の地蔵橋に住んでいた徳島藩士の斉藤十郎兵衛が58歳で死去し、文政3年(1820)に千住で火葬された、と記されていることもわかった。
 ほかに徳島藩主だった蜂須賀家の古文書や能役者の名簿などにも、斎藤十郎兵衛の名が確認されている。もはや写楽が十郎兵衛であったことを疑う余地は、残されていないといっていい。
 さらにいえば、「東洲斎」という姓の漢字を入れ替え、「斎東洲」とすれば「さいとうじゅう」と読める。実際、「洲」という字は江戸時代には「しゅう」ではなく「じゅう」と、濁点をつけて読まれていたという指摘もある。
 写楽が描いた役者の大首絵は、良くも悪くもリアルだった。リアルすぎるあまり、理想化された役者の絵姿を求めるファンには、いまひとつ不評だったといわれる。大田南畝は『浮世絵類考』に次のように書く。「歌舞伎役者の似絵をうつせしが、あまりに真を画かんとてあらぬさまにかきなせしかば、長く世に行われず」。歌舞伎役者の似顔絵をあまりにリアルに描きすぎたので、長く支持されなかった、というのだ。
 しかし、それほどリアルに描けたのは、描き手の十郎兵衛自身が役者だったからではないだろうか。松嶋雅人氏は次のように書く。「十郎兵衛も演者です。その絵は役者の所作や舞台上での身体の使い方を知っている人の描きぶりだとよく指摘されます。しかし彼は役者絵の定石や、大衆娯楽である歌舞伎界の不文律に疎かった。固定観念がないからこそ、すさまじくリアルな役者絵を、自由に描くことができたのではないでしょうか」・・・
 写楽が大名に仕えていたなら、ごく短期間で消えたのも納得がいく。江戸時代には能は幕府の式楽だったので、能役者には武士の身分があたえられた。一方、同じ役者でも歌舞伎役者は、当時の身分制度のもとでは下層に置かれていた。
 斎藤十郎兵衛は、いわば覆面絵師として歌舞伎役者を描いた。しかし、当時はまだ松平定信による寛政の改革の余波が残っていた。能楽で藩に仕える士分の者が、下層の役者を描いていることが発覚すれば、なんらかの処分の対象になりかねない。写楽の正体が明かされる前に、身を引いておいたほうが無難である。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E5%86%99%E6%A5%BD%E3%81%AE%E6%AD%A3%E4%BD%93%E3%81%AF%E3%81%A8%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%81%AB%E5%88%A4%E6%98%8E%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AB-%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%9C%80%E7%B5%82%E7%9B%A4%E3%81%A7%E3%81%82%E3%81%88%E3%81%A6%E5%8F%B2%E5%AE%9F%E7%84%A1%E8%A6%96%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%82%92%E6%94%BE%E9%80%81%E3%81%99%E3%82%8B-%E3%81%B9%E3%82%89%E3%81%BC%E3%81%86-%E3%81%AE%E6%AE%8B%E5%BF%B5%E3%81%95/ar-AA1QYDEq?ocid=hpmsn&cvid=6922e2477ea14be6ae6bc0b63603201f&ei=19

 日・文カルト問題。↓

 <日韓交流人士モノ。↓>
 「・・・韓国の人気グループ、TWICE(トゥワイス)の日本人メンバーのミナ、サナ、モモによるユニット「MISAMO(ミサモ)」が来年2月4日に日本ファーストアルバム「PLAY」をリリースする。・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20251123000600882?section=entertainment-sports/index
 <健闘を祈る。↓>
 「対日輸出中小企業の7割以上「日本と交流拡大の意向」 韓国調査・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20251123000800882?section=economy/index
 <ご愛顧に感謝。↓>
 「日本映画で初の1位 「鬼滅の刃」今年の興行ランキング制す・・・」
https://www.donga.com/jp/article/all/20251124/5977576/1

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 なし。

<太田>

一 電気ポット

 我が家のイカレ無名の表記だが、昨夜から、再び、押すとお湯が出るようになった。
 この機能を使わないでいるうちに水分が飛んでカルキが固まり、久しぶりに押してみた時に圧力で剥がれ落ちた、ということなのかも。
 もっとも、時々勝手に保温機能が切れてしまう不具合はまだ続いているが・・。

二 思い出せない曲名

 私がよくピアノで奏でるところの、一つは五木寛之がロシア歌謡から発掘して日本に紹介したと私が思い込んでいた曲の断片、もう一つはTV番組での内藤洋子主演の「氷点」シリーズのテーマ曲で山本良純作曲と私が思い込んでいた曲の全体、に関し、それぞれの曲名をYoutube上で見つけることができておらず、どうやらどちらも私の勘違いらしいのだが、メロディを、楽譜に起こしたり、ピアノで録音したりして、それを生成AIに聴かせれば解答が得られる可能性があるけれど、そこまでやる気はないので、死ぬまで分からずじまいかも・・。

 祝日の臨時一人題名のない音楽会です。
 陳佳(Chen Jia)による日本の唄のカバー特集の2回目(最終回)です。

北国の春(千昌夫) 2.46分
https://www.youtube.com/watch?v=j4Y1mTGvRIo&list=RDj4Y1mTGvRIo&start_radio=1
くちなしの花(渡哲也) 2.23分
https://www.youtube.com/watch?v=ocejaHYH3yQ&list=RDocejaHYH3yQ&start_radio=1
昴(谷村新司) 4.25分
https://www.youtube.com/watch?v=pTZr4VmWZv0&list=RDpTZr4VmWZv0&start_radio=1
昴(谷村新司)(弾き語り版。ピアノも) 3.10分
https://www.youtube.com/watch?v=OeZfppyyFiY&list=RDOeZfppyyFiY&start_radio=1
神田川(南こうせつとかぐや姫) 3.12分
https://www.youtube.com/watch?v=247b6qgqGdU&list=RD247b6qgqGdU&start_radio=1
ひとり上手(中島みゆき) 3.28分
https://www.youtube.com/watch?v=LUw_pvlaZmk&list=RDLUw_pvlaZmk&start_radio=1

つぐない(テレサ・テン) 3.44分
https://www.youtube.com/watch?v=Sg5voDZKAIo&list=RDSg5voDZKAIo&start_radio=1
雪化粧(テレサ・テン) 2.28分
https://www.youtube.com/watch?v=WitzZU7nEqw&list=RDWitzZU7nEqw&start_radio=1
時の流れに身を任せ(テレサ・テン)(ピアノも) 3.24分
https://www.youtube.com/watch?v=qBd8gKpta-s&list=RDqBd8gKpta-s&start_radio=1
山茶花(みちづれ)(テレサ・テン) 3.56分
https://www.youtube.com/watch?v=W4btYLU_kSg&list=RDW4btYLU_kSg&start_radio=1
夜のフエリーボート(テレサ・テン) 3.20分
https://www.youtube.com/watch?v=foUrnzkpU3o&list=RDfoUrnzkpU3o&start_radio=1

何日君再來(周璇/李香蘭)(注) 2.42分
https://www.youtube.com/watch?v=QMDSouAb-i4&list=RDQMDSouAb-i4&start_radio=1

(注)「1937年に上海で製作された映画『三星伴月』の挿入歌として制作、当時の人気歌手の周璇が唄い空前の大ヒットとなった。作曲は晏如(ヤンル)こと劉雪庵(リュウ・シュエアン)、作詞は貝林(ベイリン)こと黄嘉謨(ホアン・ジャモ)。・・・
 長田恒雄により歌詞が日本語訳され、渡辺はま子(1939年)が歌ったが、翌年には李香蘭(山口淑子)によっても歌われ、当時の日本でヒットした。李香蘭は、<漢>語と日本語ともに流暢に歌え、<漢>語版も録音している。」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%95%E6%97%A5%E5%90%9B%E5%86%8D%E6%9D%A5

 
          –映画評論496:M3GAN/ミーガン 2.0–

 今回の「『M3GAN/ミーガン 2.0』(・・・M3GAN 2.0 )は、2025年の<米>SFホラー映画<で、>2022年に公開された『M3GAN/ミーガン』の続編であ<り、>・・・監督は前作に引き続き、ジェラルド・ジョンストンが務め<、>ジェマ役のアリソン・ウィリアムズ、ケイディ役のヴァイオレット・マッグロウなど主要キャストも続投している。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/M3GAN_%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3_2.0
 まあまあだった前作に味をしめて引き続いての鑑賞となったが、前作と違って、ホラーで殆どなくなっちまったこともあって、余り面白くないのですぐ筋を忘れてしまう代物。
 予定が変更されて日本で劇場公開されることがなかったようだ(上掲)が、納得。

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太田述正コラム#15332(2025.11.24)
<Morris, Marc『The Anglo-Saxons: A History of the Beginnings of England』を読む(その24)>

→非公開