太田述正コラム#15335（2025.11.26）
＜皆さんとディスカッション（続ｘ6447）/映画評論498：ランペイジ　巨獣大乱闘＞

＜太田＞

　安倍問題/防衛費増。↓

　＜ウチのサナエがお騒がせしとりまっす。↓＞
　「・・・ニューヨーク・タイムズ・・・は、習のほうからトランプに電話をかけるという動きに出たこと自体が「異例」だと指摘。そのうえで、この電話会談には「トランプを中国の側に近づけ、米国に日本を抑えてもらおうとする」狙いがあったのは明らかだと報じている。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/70ad68561564e1519c42f771d7003d3551b7999e
　「・・・「高市の台湾発言は、中国にとって日米同盟を試す絶好の機会になった」・・・
　トランプ政権は台湾有事に関しては慎重な姿勢を見せている。米国の従来の曖昧政策を踏襲し、中国が台湾を掌握しようとした場合の対応についてはこれまで言及していない・・・ファイナンシャル・タイムズ・・・」
https://courrier.jp/cj/423393/?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=423393&utm_content=nippon
　＜？？？？。↓＞
　「・・・25日の日米首脳の電話会談は、トランプ大統領からの申し入れによるもので、・・・ある政府関係者は「中国がアメリカに接近する中で同盟国である日本とアメリカの緊密さを中国にアピールする狙いもある」と述べています。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f36751e6d41cbf824a9b7c65bdb6fe35850efb91
　＜ホントのところは、要するに、こういうところだろ。↓＞
　China sees Trump calls as a win in spat with Japan over Taiwan–Beijing is piling heat on Japan’s prime minister in a diplomatic standoff, even appealing to the U.S. — as a fellow World War II victor — to take its side.・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2025/11/25/us-china-japan-taiwan-dispute/
　＜話変わって、サナエ女史のメンターの安倍チャンのおハナシよ。
　山上サマ、お気持ち、よっく分かりまっす。↓＞
　「・・・「最初は（安倍元総理が）現役の間には出ない良識はあったんだなと。逆に1度出てしまったら、これがずっと続いていくんだとしたら、（旧統一教会が）どんどん社会的に認められて、問題のない団体だと認識されると思った」 「被害をこうむった側からすると非常に悔しい、受け入れられないなと」 弁護人「感情的に表現すると？」 被告　「絶望感と危機感だと」 弁護人「怒りは？」 被告　「安倍元総理本人に対してではないけど、そうなっていることに対して、怒りというか……困るという感情」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d82fc92ed3b6d9ab82a8d2fd682ec042df90b79
https://mainichi.jp/articles/20251125/k00/00m/040/127000c
　＜模範市民。↓＞
　「・・・銃を選んだ理由として「幹部を確実に仕留めつつ、周囲に被害を広めないようにということかと思います」と述べた。・・・」
https://mainichi.jp/articles/20251125/k00/00m/040/148000c
　「・・・手製銃で確実に命中させたいとの意向があったか問われた被告は「はい」と答え、「（散弾が広がり過ぎると）周囲の人に被害を広げることになる」と語った。・・・
　火薬も自作しており、被告は「人けのない駐車場で材料を混ぜる作業をしていた。混ぜる作業は静電気が出ると爆発する可能性があり、万が一爆発しても被害が出ないようにするためだった」と語った。」
https://mainichi.jp/articles/20251125/k00/00m/040/211000c
　「・・・被告は05年、兄や妹に保険金を残すため、自殺を図ったことがあった。・・・」
https://mainichi.jp/articles/20251125/k00/00m/040/107000c

ウクライナ問題/ガザ戦争。↓

　＜きっと、ゼレンスキーはうまく綱渡りをやってのけるだろ。↓＞
　Ukraine says ‘understanding’ reached with US on peace plan, as Trump says his envoy will meet Putin・・・
https://www.bbc.com/news/articles/cy95jvw57v2o

　妄想瘋癲老人米国。↓

　なし。

　それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

　サナエ記事だな。↓

　Warmed by Japan’s Support, Taiwan Takes Up Sushi Diplomacy–China closed off Japanese seafood imports after Japan’s new leader declared strong support・・・https://www.nytimes.com/2025/11/25/world/asia/taiwan-china-japan-sushi.html

　子供食堂が紹介されている。↓

　Children’s cafeterias nourish a sense of community across Japan・・・
https://www.csmonitor.com/World/Making-a-difference/2025/1125/japan-children-cafeterias-hunger-ibasho

　なんと、東大だっちゅうんだけど、ホントかいな？↓

　It Took 100 Years, but We May Finally Have ‘Seen’ Dark Matter・・・
https://www.newsweek.com/dark-matter-space-astrophysics-cosmology-mystery-solved-11105899

　日・文カルト問題。↓

　＜在韓米軍は在韓朝鮮国連軍でもあり、朝鮮戦争で戦ったのは「中」朝だというのに、韓国人は何寝言を言ってんだよ。↓＞
　「在韓米軍司令官が「韓国は中国を攻撃する際の発進基地」と明言した。台湾有事は日本有事に過ぎないと考えていた韓国人は驚き慌てる。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1857381aadb28ff539322fb44e04a1a579b01f3f
　＜旧統一教会ファンのサナエ女史は、本来的に韓国のオトモダチなの！↓＞
　「高市首相就任のニュースに韓国保守層がSNSで歓迎の声「韓国メディアのせいで偏見を持っていたが、芯がある人に見える。日本人が好きな理由がわかる」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1857381aadb28ff539322fb44e04a1a579b01f3f
　＜お世話になってます。↓＞
　「欧米旅行する日本人観光客、地方在住者に仁川経由が人気・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/11/22/2025112280011.html
　＜お互い様です。↓＞
　「仁川空港から直行便32路線　日本の地方都市を満喫する韓国人観光客・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/11/22/2025112280010.html
　＜本件を取り上げることを許す。↓＞
　「高市首相、トランプ大統領と通話・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/341440
　＜・・・。↓＞
　「韓国旅行に来て悲劇…タクシー事故で負傷した日本人夫婦の乳児が死亡・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/341462　

　人気稼業で成功した人の平均余命は短いってことね。↓

　Being a famous singer raises risk of early death, researchers say–Lead singers in bands fare better than solo artists, but fame – rather than lifestyle or job itself – seems to be major factor・・・
https://www.theguardian.com/science/2025/nov/25/being-famous-singer-raises-risk-early-death-research

　中共官民の日本礼賛（日本文明総体継受）記事群だ。↓

　＜人民網より。
　一貫して、米国の属国たることに甘んじつつ、次には中共サマの属国になる準備を続けとりますが、それではお気に召しませんか？↓＞
　「外交部「日本の言う『一貫した立場』とは具体的に何を指すのか」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2025/1125/c94474-20394810.html
　＜トーンダウン気味。↓＞
　「外交部「高市首相の台湾関連の誤った発言で中日交流の雰囲気が悪化」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2025/1125/c94474-20394922.html
　「米日首脳電話会談で台湾問題言及、中国外交部がコメント＜せず＞・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2025/1125/c94474-20394907.html
　「高市発言で中国が国連事務総長への立場表明書簡を送った深意・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2025/1125/c94474-20394842.html
　＜中央日報より。
　下僚どもめ。↓＞
　「香港当局、高市首相の発言への対応措置、日本総領事館と公式交流停止・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/341433
　＜邦語媒体より。
　下僚が日本世論にボコボコにされている。↓＞
　「中国大使館、Ｘで「日本国民は高市氏の台湾関連発言に抗議する集会を行った」拡散もツッコミ続々・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b08e7f00dd620f9cf7455f41f3b8939f15828ef4
　「中国駐日大使がＸ投稿「台湾省の各界は高市氏に対し謝罪するよう求めている」にツッコミ殺到・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/44b862b7a30a924002da5c0ca77af3ce03fc1d27
　＜ここからは、レコードチャイナより。↓＞
　「中国国営放送局・北京電視台のプラットフォーム・北京時間は・・・、「日本はなぜ奇襲が好きなのかを４点から分析」と題する文章を掲載した。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b964546-s25-c10-d0052.html
　＜それでも、総体継受、甚だしく進捗中。↓＞
　「中国のSNS・小紅書（RED）に・・・、「日本から帰ってきたばかりだけど、私が言いたいのは…」と題する投稿があった。・・・
　かばんを持った仕事帰りのおじさんは、私が英語と翻訳アプリ、身振り手振りで必死に伝えようとしても、肩をすくめて立ち去ってしまうことはなかった。『ついてきて』と言って、黙ったまま長い距離を歩き、私が分かる場所まで案内してくれた」「家族と一緒にいたおばさんは、わざわざ走ってきて列車を指さし『（空港に行くなら）１～４号車に乗らないといけないわよ』と教えてくれた。後になって知ったが、その列車は途中で切り離されて別方向へ行ってしまうところだった。もし間違えていたら帰国便に間に合わなかった」と振り返った。
　女性は「こうした場面は、ほかにもたくさんあった。私に手を差し伸べてくれた一人ひとりが、帰国後に私が最も言いたかったこの言葉を証明してくれている――この世界では、美しく善良な人が結局のところ大多数なのだ」とした上で、「国内のネット空間ではまるで明日にも戦争を望むかのような強硬論が叫ばれているが、私はそうした軽々しく対立を呼びかける人たちは、おそらく現実の生活から遠ざかってしまっているのだろうと、ますます強く思うようになった。大切なものを持ち、自分のより良い人生を築くことに忙しい人が、戦争による破壊を軽々しく口にするはずがない」と述べた。
　そして、「感動しながら帰国しても現実は現実。普通の人々の善意がそのまま国家間の関係を示す晴雨表にはならない。現在の両国関係は複雑で、未来の行方は不確実だ」としつつ、「私は一国民として、旅の中で受けた一つひとつの助けを大切にしつつ、安全第一という原則を常に心に刻んでいる。私たちは善意を抱く一方で、冷静な認識と必要な警戒を保たないといけない。個々の手助けに感謝しながら、国家レベルの原則的な問題について明確な立場を持ち続けても良く、これらは矛盾しない」と訴えた。
　女性は、「結局のところ、私たちの多くが憧れているのは、自由に歩き回り、安心して暮らせる平和な世界だ。情勢が変化しようとも、人同士の最も素朴な善意は、決して消えることはない。キーボード（ネット）上で撒き散らされる憎悪は、声は大きいかもしれない。だが所詮それは少数であり、沈黙している大多数を代表するものではない」と強調した。
　そして、「異国で道案内してくれた人の姿、見知らぬ街角で道を教えてくれた誰かの笑顔——そうしたものこそが、この世界のより確かで、より揺るぎない基調を形づくっている。私たちが望む平和の土台はまさにそこにある」とし、「旅の中で受けたすべての手助けに感謝します。この思い出を、私は大切にしまっておきます」と結んだ。・・・
　この投稿に中国のネットユーザーからは「そんなこと書くとたたかれちゃうよ？」「（日本に）行ったことがある人はみんな良かったと言い、行ったことがない人が（日本を）ののしっている」「日本に旅行に行く人と行かない人は、まったく別の層だからね」「投稿主の言語化能力が素晴らしいし、価値観も真っ直ぐだ。一字一句に共感する。愛国は理性的であるべき」「素晴らしい。善良な人はやっぱり多い。善良な人はみんな平和を望んでいる」など賛同の声が相次いだ
　また、「よく書いてくれた。私も昨日、日本から帰ってきたけど、たくさんたくさん助けてもらった（泣）」「日本に行くたびに温かい人に出会う。前回は駅員さんに目的のホームの場所を聞いたら辛抱強く丁寧に教えてくれた。伝わっているか心配になったのか、その後直接案内してくれ、別れ際には手を振ってくれた。これと比べると（中国は）多くの場合、できていない。だから日本から帰ってくるたびに自己反省する」「鹿児島で雨の降る中、バス乗り場がなかなか見つからなかったら、隣でバスを待っていた４人の生徒が私を乗り場まで直接案内してくれた。彼らはその後、並んでいた乗り場に走って戻っていったけど、もともと乗ろうとしていたバスに乗れなくなってしまった。私は彼らに向かって『ありがとう』と大きな声で叫び、彼らはお辞儀をしながら微笑み返してくれた」といった体験談も。
　このほか、「この投稿がどれだけ（削除されずに）残るか分からないけど、絶対に『いいね』を押さないといけない。最近のネット環境は本当にうんざりする。言葉では表せない（ほどひどい）」「私も先週日本旅行から帰ってきたばかりだけど、SNSの友人グループでも『（日本は）良かった』なんて投稿できない。今朝、出張で（中国）高速鉄道に乗った時に列に並ばずに乗っていく人たちを見たけど、声を上げて指摘する勇気はなかった。帰ってきてすぐに（日本を懐かしむ）禁断症状が出る」「この投稿は素晴らしい。私も旅行に行って同じように思っていたけど（たたかれるので）SNSに投稿する勇気はなかった。あなたはとても勇気がある。私も旅行で色んな人に助けてもらった。そして、帰ってきてから自分の生活が変わった。実り多き旅だった。自分の道を進み、自分の人生を生きよう」といったコメントも寄せられている。」
https://www.recordchina.co.jp/b964811-s25-c30-d0052.html
　「「日本の空港が帰国する中国人で大混雑」と中国メディア強調も、ネット民は冷ややか・・・中国のSNS・微博・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b964822-s25-c10-d0052.html
　「・・・ある香港人女性がSNS・Threads（スレッズ）で日本旅行中に目撃した「香港人の失礼な行為」を３件シェアし、「香港人よ、旅行に行く時はもう少し自覚を持ってくれないか？」と苦言を呈した。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b964809-s25-c30-d0052.html
　＜こんなんもあるけどね・・。↓＞
　「　「「焼き鳥が冷たい」と文句も……日本の店の対応に疑問・・・中国のSNS・小紅書（RED）・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b964807-s25-c30-d0052.html
　＜ご愛顧に深謝。↓＞
　「「鬼滅の刃」無限城編、豆瓣8．7点の評価は妥当・・・中国のポータルサイト・捜狐・・・」

https://www.recordchina.co.jp/b964816-s25-c30-d0201.html

　
　　　　　　　　　　–映画評論498：ランペイジ　巨獣大乱闘–
　今回の「『ランペイジ 巨獣大乱闘』（・・・Rampage）は、2018年制作の＜米＞パニック・アクション映画＜で、＞・・・ドウェイン・ジョンソン主演・製作総指揮」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%82%B8_%E5%B7%A8%E7%8D%A3%E5%A4%A7%E4%B9%B1%E9%97%98
であるところ、単なる暇つぶし映画。
　しかも、巨獣３匹が「主役」みたいなものであることもあり、美人も登場せず。
　ちなみに、これは、「1986年にアメリカでリリースされたミッドウェイゲームズのアーケードゲーム「RAMPAGE」
＜　https://en.wikipedia.org/wiki/Rampage_(1986_video_game)　＞
をベースにした映画」（上掲）だ。

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太田述正コラム#15336（2025.11.26）
＜Morris, Marc『The Anglo-Saxons: A History of the Beginnings of England』を読む（その26）＞

→非公開