太田述正コラム#15371(2025.12.14)
<皆さんとディスカッション(続x6465)/映画評論516:静止>
<コラム#15369の訂正>(ブログ修正済み)
※最初に登場する 欧亜語族→印欧語族
そういったことは一切
※の後を下掲のように訂正する。↓
起こっていない。
<gwEQxlkB>
≫中共は、核時代である以上、台湾に上陸作戦を行って占領することは半永久的にできないけれど、その気になれば、既に現状でも、台湾軍を支援する米軍に対しても、そしてもちろん台湾軍そのものに対しても、大打撃を与えることはできる≪(コラム#15369。太田)
軍艦への核攻撃は台湾上陸作戦に従事する艦隊に対してのみ行えるということですか?
海上封鎖等の他の役割に従事する艦隊への核攻撃も出来れば人民解放軍の方が被害が大きくなって海上封鎖から台湾を守れるという可能性はないと?
大規模上陸作戦何かに使う軍艦なり艦隊は核攻撃に脆弱だけど、洋上戦闘を想定した軍艦や艦隊に対しては大した効果は無いとかなのかな?
<太田>
艦艇なぞ使わず、中共本土からの地上発射対艦ミサイルと、給油機で給油しつつの戦闘機等からの対艦ミサイル等、だけで、台湾の海上封鎖はできる。
<gwEQxlkB>
映画レビューで人肉の話題があったので。
人肉に関しては、こっちの方が信憑性が高いのではないかと思います。
実際に人肉を使って解析しているので。
https://rocketnews24.com/2016/03/30/729579/
<また、>こっちはちゃんと食べた感想<です。>
”鶏肉ではない”以上の味の情報はない<。>
https://rocketnews24.com/2011/12/16/164126/
<8O5+smPT>
>こっちはちゃんと食べた感想・・・”鶏肉ではない”以上の味の情報はない
ひかりごけ事件の船長は、「…股のあたりを包丁でそいで味噌で煮て食べた。その時の味は『いまだ経験したことのないほどおいしかった』と述べました。また、鉞で頭部を割り、脳みそを食べた時が『もっとも精力がついたような気がした』と述べています」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%94%E3%81%91%E4%BA%8B%E4%BB%B6#cite_note-%E5%90%88%E7%94%B0_1994.p=xxxx-8
またウルグアイ空軍571便の生存者は、「…肉は日光で乾燥させて食べやすくしていました。最初はその体験に嫌悪感を抱き、皮膚、筋肉、脂肪しか食べられませんでしたが、最終的には心臓、肺、さらには脳までも食べてしまいました。
「…一部の生存者はこれを聖体拝領、すなわちパンとぶどう酒がイエス・キリストの体と血に回される儀式に例えたとされています。」
https://en.wikipedia.org/wiki/Uruguayan_Air_Force_Flight_571
その環境下精神状態で味が変わるのかも。
<n+hv/9+v>
≫15~16世紀にかけてのこのファシスト的メディチの歴代「王」達が、誰一人として、全イタリアとは言わないまでも、全北イタリア統一のために、フィレンツェの経済、文化、軍事力を総結集してあたろうとしなかったこと<が問題なのだ>。
すなわち、この「王朝」の創始者のコジモ・デ・メディチ(1389~1464年)が、その1世紀余前の同じフィレンツェ人のダンテ・アリギエーリ(1265~1321年)のイタリア統一の志を継がなかったこと<が・・>。
私見では、これを行わなかったことが17世紀央での大分岐≪(コラム#15369。太田)
ああなるほど。ニッコロ・マキャヴェッリが「国民軍の創設を計画」したのにジョヴァンニ・デ・メディチ政権下ではめられ隠遁生活を送ったのは宜なるかな。
ジローラモ・サヴォナローラがフィレンツェの腐敗ぶりやメディチ家による実質的な独裁体制を批判し予言と称して「フランス王シャルル8世がイタリアへ侵攻してくる」といったのは何も偶然じゃなかったのかも。
≫イタリアの上澄みがイギリスのそれに比して、弥生性においても人間主義的統治志向性においても、甚だしく遜色があったからである≪(上掲)
初期の傭兵隊長はイングランド出身者だし正にその通りなのでしょう。
当時は傭兵隊長に国の軍備を任せる状況下にイタリアはありましたからね。(コンドッティエーレ(condottiere)は、中世末期から近世にかけて活躍したイタリア人の傭兵)
傭兵隊長兼君主とはお笑いぐさ。↓
「…因みに、1500 年頃のヴェネツィア共和国の歳入は115万ドゥカーティ、同額の歳出のうち国債の利子償還が15万5千ドゥカーティであった。また、1475年に死んだヴェネツィアの傭兵隊長コッレオーニは23万ドウカーティ余の現金を遺産の一部として残した。この金額は、当時最大の銀行家であったコジモ・デ・メディチの富にも匹敵するものであった。」(1ドゥカーティ<は>約6万円。)遺産は138億。
「フランチェスコ・スフォルツァ(Francesco Sforza、1401年7月23日~1466年3月8日)は、ルネサンス期イタリアの傭兵隊長(コンドッティエーレ)で、スフォルツァ家最初のミラノ公」
「ジョン・ホークウッド(英語:John Hawkwood、1320年~1394年)は、14世紀イタリアにおける、イングランド出身のコンドッティエーレ(傭兵隊長)である。
百年戦争でイングランド軍に従軍した後に傭兵となり、イタリアに渡った<。>」
「アルベリコ・ダ・バルビアーノ (1344年~1409年) は、最初のイタリア人コンドッティエーレ(傭兵隊長)である。・・・」
「フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ(Federico da Montefeltro, 1422年6月7日 ~1482年9月10日)は、イタリア・ルネサンス期のウルビーノ公国の君主である。傭兵隊長として活躍する」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%AA
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AA10%E4%B8%96_(%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E6%95%99%E7%9A%87)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%8A%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AC
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%84%E3%82%A1
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8E
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AD
https://waseda.repo.nii.ac.jp/record/21477/files/ChichukaiKenkyujoKiyo_3_Hayashi.pdf
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
なし。
ウクライナ問題/ガザ戦争。↓
<よろしい。↓>
Israel targets senior Hamas official in deadly Gaza strike・・・
https://www.bbc.com/news/articles/cx2dklj3rxvo
妄想瘋癲老人米国。↓
<トラよ、さっさと中東からも引けってんだよ。↓>
「シリアで米兵ら3人死亡、イスラム国が攻撃…トランプ大統領は報復宣言・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20251214-GYT1T00069/
<トラは東南アジアでも無力のようで・・。↓>
Cambodia shuts border crossings with Thailand as fighting continues・・・
https://www.bbc.com/news/articles/cd0kkyx3vvxo
<トラの本件への出没は、米映画の黄昏の兆しか、映画そのものの黄昏の兆しか。↓>
’A nightmare’ – The battle over Warner Bros is turning Hollywood upside down・・・
https://www.bbc.com/news/articles/c8dyy47qy82o
<トラもたまにはいいこともする、の一例。↓>
Belarus has freed 123 prisoners, including prominent opposition activist Maria Kolesnikova, after the US agreed to lift sanctions on the country.・・・
https://www.bbc.com/news/articles/c4gpwlkklyxo
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
よくあること。↓
「けっきょく誰も「1代目蔦屋」を超えられなかった・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ea98f80c4e55a57345bd76577498d83819ef5a4
日・文カルト問題。↓
<ガンバレ、朝鮮日報。↓>
「旧統一教会は「共に民主・国民の力双方への集団入党を指示」と供述、特検は国民の力のみ捜査・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/12/12/2025121280035.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<邦語媒体より。
こんなご時世に深謝っ謝。↓>
「「最悪の日中関係」でも上海スシローは14時間待ち・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b8cc65855622c50c1b11b0419785ff1bdd946bd
<同じく。↓>
「平野歩夢に開催地・中国メディアも絶賛 大技成功しV発進「圧倒的だ」 日本の表彰台独占に驚き・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c55f437f6edda6e2ba6bee03d7319325b2677549
<次に、人民網より。
カリョーのお仕事続く。↓>
「南京大虐殺犠牲者国家追悼日 国旗・半旗掲揚式が開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2025/1213/c94475-20402030.html
「今、ここに追悼の意を捧げる 南京大虐殺犠牲者国家追悼式典が開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2025/1213/c94475-20402031.html
「忘れてはならない記憶・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2025/1213/c94474-20401891.html
「ロシア外務省報道官「南京大虐殺は反論を許さない歴史的事実」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2025/1213/c94474-20402077.html
<中共は、米国防省の米戦争省への名称変更を認めてないのね。↓>
「日本防衛相と米国防長官が電話会談、外交部がコメント・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2025/1213/c94474-20402076.html
<クシュン。↓>
「揺るぎない証拠!日本731部隊の犯罪を証明する資料を中央公文書館が公開・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2025/1213/c94475-20402090.html
「ドラマ「反人類暴行」放送開始 中国侵略日本軍731部隊の残酷な人体実験を暴く・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2025/1213/c206603-20402073.html
<太田>
–件の電源コード–
一昨日、新NECパソコンのメンテをやっていた時に、同パソコンの電源コードが二本を繋ぎ合わせる形のもので、コンセント側の電源コードのもう一端が、電源コードをなくしたとがっくりきていたところの、「焙煎済みコーヒー豆/緑茶葉」粉砕器の端と同じであることを発見し、おーこれを使い回せると涙。
–映画評論516:静止–
今回の『静止』(英題:Flatline、ないし、Ashes Over the Sun)は、2020年のブルガリア映画で、 「優秀な医者が患者の死によって<医療過誤>スキャンダルに巻き込まれ<、>調査に入った記者が真実を追求する。」
https://www.amazon.co.jp/%E9%9D%99%E6%AD%A2-Julian-Vergov/dp/B0CP97YX5Y
というものであり、Julian Vergov, Silvia Petkova, Alexander Kalinov らが出演している
https://eurochannel.com/en/index.php?option=com_content&Itemid=339&id=14020&lang=en&view=article ←全般。筋。
が、シリアスさが空回りをしている感があり、退屈だった。
主人公の外科医を演じる初老の男優はイケメンではないし、助演女優のブルガリア人のPetkova(1987年~)もさしたる美人ではない。
https://www.bing.com/images/search?view=detailV2&ccid=Pc%2bA4aD6&id=EE1260C86BFC4775B47DEE25932B56E16E7E293F&thid=OIP.Pc-A4aD6UbAOHjalQAwxDAHaK1&mediaurl=https%3a%2f%2fm ←写真
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太田述正コラム#15372(2025.12.14)
<2025.12.13東京オフ会次第(続)>
→非公開