太田述正コラム#15387(2025.12.22)
<皆さんとディスカッション(続x6453)/映画評論524:ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY>
<ehQpgbHs>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
つり目騒動で話題のフィンランド。
本当は、世界の田舎っぺにすぎないのに先進地域だと思い込んでいる。
厳しい環境や歴史を考えると、こういう考え方で埋め合わせしないとやっていけないのだろうと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=CUs_SI8OinM
⇒私が1980年前後に国連の信頼醸成措置政府専門家会議のメンバーだった折、ジュネーブでのセッションでだったと思うけど、防衛庁/外務省、の私宛の訓令が届かないもんだから、朝鮮半島での南北分断は日本の安全保障に資するって私見をしゃべっちまったことがある。
私の若気の至りだったとも言えるが、セッションが終わってから、フィンランドの政府専門家・・大佐だったと思う・・が私のところにやってきて、キミ、こういう場でホントのことしゃべったらアカンじゃん、と、大真面目で私に忠告したもんだ。
当時はまだ冷戦下であり、こりゃ、フィンランド化で「有名」だった国の人によるところの、自由にモノが言える日本人に対する、本心からの忠告か、やっかみなのか、って考えちゃったね。(太田)
安倍問題/防衛費増。↓
<独立もしてない国に品格もくそもあるものか。↓>
「米中が近似した国に?国際秩序が揺らぐ今こそ、日本が持つべき「国家の品格」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/435d886423475b51c00527dd5fe919bd9b5a85d5
<宗主国米国、必死に日本独立を牽制。↓>
「米国務長官が日本の核武装意欲をけん制、中国との良好な関係維持も強調―仏メディア・・・のRFI・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b966699-s25-c10-d0198.html
ウクライナ問題/ガザ戦争。↓
なし。
妄想瘋癲老人米国。↓
なし。
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
秀次の家族全員の殺害を思い出させるな。↓
「・・・秀吉の残虐性を顕著に示す合戦として、天正5年(1577)の第1次上月城合戦(こうづきじょうかっせん)が挙げられる。当時、秀吉は織田信長の命を受け、中国地方の毛利氏を攻撃していた。
上月城は、美作国・備前国(ともに現在の岡山県)と国境を接する播磨国佐用郡(さよぐん)(現在の兵庫県佐用郡佐用町(さようちょう))に位置し、毛利方の重要拠点として機能していた。
上月城は当初、赤松七条家の支配下にあったが、戦国時代の混乱の中で毛利氏の影響下に置かれていた。天正5年、織田信長の中国地方征服の一環として、秀吉が上月城を攻略することとなった。秀吉の軍勢は、城を力攻めするのではなく、城内の水源を奪うなどの持久戦を選択した。この戦術は、のちの三木城(兵庫県三木市)や鳥取城の兵糧攻めでも見られるように、秀吉が得意とした戦法の一つである。
数カ月に及ぶ包囲戦の末、城内の状況は極限に達し、ついに上月城の城兵は裏切って城主を討ち、秀吉に対して城主の首と引き換えに籠城者の助命を嘆願した。ところが秀吉はこの嘆願を受け入れず、城主の首を安土城の信長に献上すると、籠城者を皆殺しにした。
特に注目されるのは、城兵のみならず、城の中に避難していた非戦闘員である女性や子どもたち約200人を殺害したことである。美作・備前両国の境目で、女は磔(はりつけ)にされ、子どもは串刺しにされた。
秀吉がこのような残虐行為に及んだ背景には、部下の失敗に厳しい信長の性格が指摘できよう。秀吉にとって、戦果を挙げて信長の信頼を得ることが最優先事項であった。
当時は合戦相次ぐ戦国時代であり、敵の戦意を喪失させると共に味方の裏切りを予防するために、見せしめの虐殺を行うことはしばしばあった。秀吉は毛利氏との厳しい戦いを続けており、毛利方の勢力に対して「いったん織田家に敵対したならば、決して許されない」という恐怖を植え付ける意図があったと考えられる。
とはいえ、第1次上月城合戦における豊臣秀吉の行為は、戦国時代の常識をも超えた残忍なものだった。戦国時代であっても、見せしめとして磔にされるのは、城主など主要武将に限られるのが一般的だった。非戦闘員をも含む虐殺は珍しく、目的のためには手段を選ばない秀吉の冷酷さが浮き彫りになっている。」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E7%A7%80%E5%90%89%E3%81%AE%E6%AE%8B%E8%99%90%E3%81%95%E3%81%AF%E6%88%A6%E5%9B%BD%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%A7%E3%82%82%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9-%E6%B1%BA%E3%81%97%E3%81%A6-%E4%BA%BA%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%97-%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E7%94%B7%E3%81%8C%E6%95%B5%E3%81%AE%E5%A5%B3-%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%A1%8C%E7%82%BA/ar-AA1SKVyz?ocid=hpmsn&cvid=69486d9042f44c5a8906548dac35947e&ei=32
天皇家に限らんだろが。↓
「日本の天皇が「血筋より家の存続」で選ばれた合理的理由 中国の皇帝と決定的に違う「血統への考え方」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2d5382e572dcd733f98e93a6a28755c3c95cf6e
日・文カルト問題。↓
<健闘を称える。↓>
「[韓流]SEVENTEENが日本ドームツアー完走 42万人動員・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20251222000900882?section=entertainment-sports/index
<本件に関心を持つことを許す。↓>
「日銀が政策金利引き上げ、・・・朝鮮日報・・・も「30年ぶり高水準」と注目=ネット「韓国に影響は…」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b966618-s39-c20-d0195.html
<文カルト健在?↓>
「「就職と結婚は日本で」希望する韓国人男性が増加・・・韓国メディア・アジア経済・・・韓国ネット「行けばいいが戻ってくるな」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b966620-s39-c30-d0195.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<邦語媒体より。
ありがた山でござんす。↓>
「日本の宿泊費が2万円から3000円台に暴落…中国人観光客消失の影響・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%AE%BF%E6%B3%8A%E8%B2%BB%E3%81%8C2%E4%B8%87%E5%86%86%E3%81%8B%E3%82%893000%E5%86%86%E5%8F%B0%E3%81%AB%E6%9A%B4%E8%90%BD-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E8%A6%B3%E5%85%89%E5%AE%A2%E6%B6%88%E5%A4%B1%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF/ar-AA1SMGGr?ocid=hpmsn&cvid=6948aad7dd35452a8731862ca43dc067&ei=43
<カリョーしょーもない攻勢が功を奏したか? さすが習ちゃん? それでもサナエ女史、再軍備はしてくれないぜ。↓>
「高市内閣支持68%高水準続く 対中姿勢「評価」55%・・・」
https://digital.asahi.com/articles/ASTDP2Q0CTDPUZPS002M.html?iref=comtop_ThemeLeftS_01
「高市内閣の支持率73%で最高更新、細川・小泉内閣に続き「発足2か月後も70%」維持・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20251221-GYT1T00212/
<この間もカリョーしょーもない攻勢続く。↓>
「日本の外国人投石事件、実際は日本人が先に挑発・・・環球網・・・中国ネット「日本の差別は深刻」「感情的判断は…」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b966723-s25-c30-d0193.html
<ホントかね?↓>
「中国11月のレアアース輸出量は過去2番目の多さ、日本向けが大幅増・・・独ドイチェ・ベレの中国語版サイト・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b966692-s25-c20-d0192.html
<太田>
–郵便局–
本日、最寄りの郵便局に赴き、数か年にわたる未使用古年賀状が110円切手に換えるとともに、新年賀状を買ってきた。
年賀状仕舞いが流行っているのは残念なことだが、年賀状が突然途絶えてしまうよりはマシ、と、このところ、毎年思う。
--映画評論524:ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY--
今回の「『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(・・・Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn))は、2020年に公開された<米>スーパーヒーロー映画であり、DCエクステンデッド・ユニバースの第8作品目として製作された作品であ<って、>監督はキャシー・ヤン、製作・主演はマーゴット・ロビー<で、>チャック・ディクソンとゲイリー・フランクの漫画『バーズ・オブ・プレイ』を原作として<おり、>・・・過去にない試みとして、アメリカンヒーロー映画でカンフー映画のアクションを導入し、主人公やその周りの登場人物の設定や、監督や脚本まで制作に関わる全てで女性が核を担うという試みが行われた。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%8F%AF%E9%BA%97%E3%81%AA%E3%82%8B%E8%A6%9A%E9%86%92_BIRDS_OF_PREY
というものであり、アメコミ臭さは否めないが、暇つぶしにはなる。
ロビー(Margot Robbie。1990年~)は、無学に近い、まあ美人の豪州人女優・制作者で、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%BC
社会活動家でもある。
https://en.wikipedia.org/wiki/Margot_Robbie
ヤン(Cathy Yan。1983年~)は、「<漢人>系><米国>人で、監督・脚本家・制作者<で、>・・・2008年、プリンストン大学の公共政策・国際関係学部で学士号を取得した後、ウォール・ストリート・ジャーナルの海外特派員となる。その後、映画プロデューサーを目指してニューヨーク大学に入学し、ティッシュ・スクール・オブ・アーツとスターン・ビジネススクールのデュアルプログラムを専攻した。2014年にMBAを取得、2016年にMFAを取得し卒業している。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%B3
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太田述正コラム#15388(2025.12.22)
<笠谷和比古『論争 大坂の陣』を読む(その13)>
→非公開