太田述正コラム#15389(2025.12.23)
<皆さんとディスカッション(続x6454)/映画評論525:シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<国民民主党あたりが再軍備をウリにするようになれば、日本は、少なくとも名誉ある没落を遂げられるんだが・・。↓>
「・・・野党第1党の立憲民主党は、前回調査(11月21~23日)から1ポイント減の4%と低迷から抜け出せない一方、国民民主党は前回比3ポイント増の7%に伸ばし、3か月ぶりの野党首位に返り咲いた。・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20251223-GYT1T00013/
<防衛費増と再軍備とは何の関係もないのよ。↓>
Mindful of Trump and China, Japan is ramping up defense spending・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2025/12/22/japan-defense-spending-boost/
ウクライナ問題/ガザ戦争。↓
なし。
妄想瘋癲老人米国。↓
<裸の資本主義国米国は没落必死。↓>
「・・・アイロボットは、2016年に軍需事業を売却する。この意思決定は、二つの弊害をもたらした。一つは、シナジー(相乗効果)の消失である。
アイロボットの両事業にはシナジーがあった。軍需ロボットの地雷探知アルゴリズムが、掃除ロボット「ルンバ」に生かされ、「ルンバ」で得たノウハウが、軍需ロボットに生かされる。相互にフィードバックし合い、シナジーが機能していたのだ。だが、事業売却によりシナジーは消失し、革新的な製品が開発できなくなってしまった。
もう一つの弊害は、マーケティング・マイオピア(視野が狭くなる状態)に陥ったことである。軍需事業売却後、アイロボットの事業領域は「『家庭向けの』『床の』掃除ロボット」と極めて狭くなった。その結果、「楽にキレイにしたい」というニーズが見えないマーケティング・マイオピアに陥ってしまった。・・・
では、なぜアイロボットは軍需事業を売却したのか。その理由として大きかったのは、「物言う株主(アクティビスト)の圧力があったから」だと言われている。・・・
アクティビストたちは「単一事業の企業」を好む一方、複数の事業を内包する「多角化企業(コングロマリット)」を嫌う。売買しにくいからだ。
企業が多角化する理由の一つは「リスク分散」だ。だが、アクティビストたちは、複数の「単一事業の企業」に分散投資しているため、自分たちのリスク分散はできている。企業にリスク分散してもらう必要はない(されるとむしろ迷惑だ)。だから、企業を分割し単一事業化を提案することが多くなる。アイロボットも例外ではなかった。・・・
圧力をかけた株主たちは、すでに株主ではなくなっている可能性が高い。被害を被るのは、長年製品を愛用してきた消費者、実直に働いてきた従業員、そして同社を信用して取引してきた企業である。「誰を大事にするのか」。今一度考える必要があるだろう。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%90-%E3%81%AE%E6%95%97%E5%9B%A0%E3%81%AF-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%8B%A2-%E3%81%A7%E3%82%82-%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E7%AB%B6%E4%BA%89-%E3%81%A7%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%84-%E7%B1%B3%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E5%87%8B%E8%90%BD%E3%82%92%E6%B1%BA%E5%AE%9A%E3%81%A5%E3%81%91%E3%81%9F-9%E5%B9%B4%E5%89%8D%E3%81%AE%E9%81%8E%E3%81%A1-%E3%81%A8%E3%81%AF/ar-AA1SRmkD?ocid=hpmsn&cvid=e5fe5ab5366e45d0adfd38255154ec84&ei=27
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
そうやねえ。↓
「・・・福田は正義や人道を唱えるイギリスやアメリカに覇権への衝動を感じて警戒したが、吉野は「米国大統領及び英国首相の宣言」のうちに真面目な思想を認めた。この英米観の差異は第二次大戦後の二人の巨人への評価を分けてしまった。しかし、国際協調主義や英米の覇権主義が崩れつつある昨今、英米の正義・人道の主張の影にひそむ負の実態を見抜いていた福田の慧眼には瞠目すべきものがある。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/69d298c1df8adb504378cdf1aee4697f434982d9
日・文カルト問題。↓
<本件に関心を持つことを許す。↓>
「安倍氏も超えた…中日対立の中でも高市首相、高支持率を維持・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/342492
「中国の「日本叩き」を逆手にとった高市内閣の「高支持率」・・・wowKorea・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%A9%E3%81%8D-%E3%82%92%E9%80%86%E6%89%8B%E3%81%AB%E3%81%A8%E3%81%A3%E3%81%9F%E9%AB%98%E5%B8%82%E5%86%85%E9%96%A3%E3%81%AE-%E9%AB%98%E6%94%AF%E6%8C%81%E7%8E%87-%E9%9F%93%E5%9B%BD%E5%A0%B1%E9%81%93/ar-AA1SRmXB?ocid=hpmsn&cvid=6949facd41e34eb9a0fd7daf196ad290&ei=8
<やれやれー。↓>
「旧統一教会と政治家の癒着疑惑 特別検察設置の議論進展「歓迎」=韓国大統領室・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20251222002300882?section=politics/index
<強いて言えば日韓交流人士モノ。↓>
「BTSジョングク自宅に侵入未遂、日本人の女を立件・・・韓国・聯合ニュース・・・韓国ネット「息子くらいの相手に情けない」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b966802-s39-c30-d0195.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
カリョー!↓>
「外交部(外務省)の林剣報道官は・・・日本の議員が中国の台湾地区を訪問し、頼清徳氏との会談も調整されていることについて、・・・中国への内政干渉を止めるよう改めて日本に促す・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2025/1222/c94474-20405464.html
<ここからは、レコードチャイナより。
日中交流人士モノ。↓>
「福原愛さんの再婚と妊娠、・・・中国SNSの微博(ウェイボー)・・・「幸せになって」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b966728-s25-c30-d0192.html
<それじゃあ、せっかくの習ちゃんの努力、効果ゼロなのよね。↓>
「日本と中国による「衝突パフォーマンス」、双方ともやりすぎてはいけないと理解・・・独メディアのドイチェ・ヴェレ(中国語版)は22日、台湾メディア・鏡報による「中国、意図的に対日衝突を強める」との論評記事を紹介・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b966720-s25-c10-d0052.html
<残念ながらそーなの。↓>
「「日本経済は中国人頼みではないようだ」=訪日中国人の投稿に中国ネット民が反応・・・中国のSNS・小紅書(RED)・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b966734-s25-c30-d0052.html
<麗しき兄弟愛。↓>
「中国大陸で9割の人が「台湾は友」、8割が「日本は敵対的」―米機関調査・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b966679-s25-c10-d0198.html
<太田>
一 チョコ
安かった時に最寄りのスギ薬局で大量に買い込んだが最近余り食べていない。↓
「・・・チョコの成分が老化の進行を遅らせる可能性・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1363e68cc99d6b328a1c78cfd4ad700908343d24
二 将棋の終わり近し?
「AI同士の将棋、先手の勝利が7割以上・・・
二人のプレーヤーが交互に手を進め,すべての情報が双方に公開され,偶然に左右されないといった特徴をもつ。こうしたゲームはゲーム理論という分野で「二人零和有限確定完全情報ゲーム」とよばれ,チェスや囲碁,オセロなどもこの部類に入る。こうしたゲームは次の三つに必ず分類できる。
1.先手必勝(たがいに最善手を選びつづければ先手が勝つ)
2.後手必勝(たがいに最善手を選びつづければ後手が勝つ)
3.引き分け(たがいに最善手を選びつづければ引き分けになる)・・・」
https://digital.asahi.com/articles/ASTCV368HTCVBNEH00GM.html?iref=comtop_Tech_science_03
--映画評論525:シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜--
今回の「『シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜』(・・・Comme un chef )は、2012年のフランスのコメディ映画。監督はダニエル・コーエン、出演はジャン・レノとミカエル・ユーンなど」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%95!_%E3%80%9C%E4%B8%89%E3%83%84%E6%98%9F%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%88%9E%E5%8F%B0%E8%A3%8F%E3%81%B8%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%9D%E3%80%9C
で、まあまあ。
今更ながら、レノ(Jean Reno。1948年~)は、「モロッコ・カサブランカ生まれ。両親はスペイン・アンダルシア州出身で、フランコ政権を嫌い国外へ逃れていた。[ドイツで軍役を終えてから、]家族でフランス・メトロポリテーヌへ移住したのは1960年である。フランスでルネ・シモン設立の演劇学校に通った・・・フランスの<男>優<だ。>」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%8E
https://fr.wikipedia.org/wiki/Jean_Reno ([]内)
食欲は性欲に勝つ、よって、さしたる美女は登場せず。
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太田述正コラム#15390(2025.12.23)
<笠谷和比古『論争 大坂の陣』を読む(その14)>
→非公開