太田述正コラム#15419(2026.1.7)
<皆さんとディスカッション(続x6469)/映画評論540:ライド・ライク・ア・ガール>

 安倍問題/防衛費増。↓

 なし。

ウクライナ問題/ガザ戦争。↓

 <取り敢えず、目出たい。↓>
 UK and France to send troops to Ukraine if peace deal agreed・・・
https://www.bbc.com/news/articles/c17zee20qpzo
 <イラン国民の健闘を祈る。↓>
 「・・・現在のデモは5日で9日目に入った。4、5日目にはすでに、アメリカのドナルド・トランプ大統領がイランの指導者らに対し、デモ参加者らへの対応についてアメリカは「臨戦態勢」にあると、直接的な警告を発していた。その後、アメリカの特殊部隊が、ヴェネズエラでニコラス・マドゥロ大統領を標的にした作戦を実施。4日に2度目の警告が出された。・・・
 今回の抗議デモは急速に広がり、何日も続いているが、2022年のデモほどの規模や勢いにはまだ達していない。・・・
 <しかし、>現在の状況は2022年よりも深刻な結果をもたらすかもしれないと、イランに注目する多くの人は考えている。イラン政府はここ数十年で最も弱体化している、国内不安による圧力と、激変した地域情勢の圧力を、両方同時に受けているというのが、大方の見方だ。」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3-%E3%81%93%E3%81%93%E6%95%B0%E5%B9%B4%E3%81%A7%E6%9C%80%E3%82%82%E5%BC%B1%E4%BD%93%E5%8C%96-%E6%8A%97%E8%AD%B0%E3%83%87%E3%83%A2%E3%81%A8%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%AD%A6%E5%91%8A%E3%81%8C%E4%BD%93%E5%88%B6%E6%8F%BA%E3%82%8B%E3%81%8C%E3%81%99/ar-AA1TEZxB?ocid=hpmsn&cvid=e20fe7aaa07d4e69c02b09f883a51b55&ei=41

 妄想瘋癲老人米国。↓

 <赤穂浪士の討ち入りと、時刻と結果が似てるな。↓>
 「・・・キューバ政府は、マドゥロ氏の警護任務に当たっていた革命軍および情報機関を所管する内務省の合計32人が職務遂行中に死亡したと発表した。
 キューバの治安機関を監視する元情報機関員や反体制派は、マドゥロ氏の身辺警護に約140人が配置されていたと推定している。米軍の作戦中に降り注いだミサイルと破片により、そのうち数十人が負傷、または重度のやけどを負ったとみられるという。
 キューバとベネズエラは、米軍の侵攻に関する詳細をほとんど明らかにしていない。2014年からベネズエラ軍を率いる四つ星将軍のウラジーミル・パドリーノ国防相は4日、米軍の作戦でマドゥロ氏の警護チームのメンバーの大部分が死亡したと述べた。
 米軍による3日の急襲は周到な作戦で、南米における初の直接的かつ一方的な軍事介入となった。これは米情報機関による数カ月間にわたる取り組みの成果で、ベネズエラ政府内に少なくとも1人の情報提供者がいた。情報提供者はマドゥロ氏の「行動や居住地、移動先、食習慣、服装、ペットの情報」を米軍が把握するのに貢献したと、ケイン氏は述べた。
 トランプ氏は、米軍に死者はなく、軍備も失われなかったと述べた。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%81%AE%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%A9%9F%E9%96%A2-%E3%83%9E%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AD%E6%B0%8F%E6%8B%98%E6%9D%9F%E3%81%A7%E5%A4%A7%E6%89%93%E6%92%83/ar-AA1THaJX?ocid=hpmsn&cvid=e20fe7aaa07d4e69c02b09f883a51b55&ei=17
 Maduro raid killed about 75 in Venezuela, U.S. officials assess・・・
https://www.washingtonpost.com/national-security/2026/01/06/maduro-raid-death-toll/
 <日本人による屁のようなミクロ分析。↓>
 「・・・米調査機関などによれば、実際には原油生産の約8割を中国が引き取っている。米国の2次制裁を恐れた中国はベネズエラ原油の直接輸入を避け、「ブラジル産」を装ったり、マレーシア船舶を使った積み替えなどで原産地をごまかして、こっそりと輸入を続けてきたのだ。
 中国側にはどうしてもベネズエラ原油を引き取らなければならない事情がある。中国は対ベネズエラ向けに石油融資190億ドルを含め約600億ドルの債権が焦げ付いている。原油輸入はその回収のためだ。しかも、価格は大幅に国際相場より値切っている。さすがに中国資本は計算高い。
 習政権がベネズエラ利権拡張策を再開したのは、25年8月だ。ロイター電によれば、中国の民営石油資本コンコード・リソーシズ・コーポレーション(CCRC)がベネズエラの油田開発で10億ドル超を投資する契約をマドゥロ政権と交わした。26年末までに日量6万バレルの生産をめざすという。
 そして、この1月3日、首都カラカスに習政権の特使が派遣され、マドゥロ氏と会談し、経済協力の再開を約束した。米軍が急襲したのはその数時間後である。
 トランプ大統領はマドゥロ拘束後ただちに、米国が同国を運営すると宣言した。そしてベネズエラの油田権益を米石油資本が掌握し、生産を回復させる。「私と習主席との関係はいい。中国には石油を売るから問題ない」と言い切った。
 ここで、やはり米国は中国と仲良くするつもりだと早とちりしてはならない。トランプ政権は中国の石油など経済利権を封じ込める。そしてベネズエラ原油を高値で中国に引き取らせる。習政権は債権回収のためにそれを拒絶出来ない。中国は、「債務の罠」ならぬ「債権の罠」にはまったのも同然である。
 トランプ戦略は習政権を米国の裏庭から追い出すと同時に中国のカネでベネズエラ経済を復興させる。まさに一石二鳥である。」
https://www.sankei.com/article/20260106-6KNO72NXXBIW7K7LMIJOSQUUDM/
 <日本人による屁のようなマクロ分析。↓>
 「・・・今後、米国の道徳的なリーダーシップはさらに失墜するだろう。国際社会における「法の支配」が希薄になる中、パワーポリティクス(権力政治)への回帰も加速するとみる。
 米国の軍事行動によって、ロシアや中国に対するG7の説得力は一層弱まった。結果的に、国連憲章に記された「(国家)主権平等の原則」を主張する中国の説得力が増し、影響力を高めることになるだろう。」
https://mainichi.jp/articles/20260106/k00/00m/030/228000c
 <英国人によるまともな分析。↓>
 ・・・For years, the US was urged by China hawks in Congress to counter Beijing’s influence across South America. It has made its move but what no-one seems sure of is what comes next.
 Everything about this is a gamble – and Beijing, by all accounts, hates to gamble.
https://www.bbc.com/news/articles/cly92dkxqvko
 <こっから先はトラの米国がもっとも不得手な世界。↓>
 U.S. Pressures Venezuela to Expel Official Advisers From China, Cuba, Iran and Russia, Officials Say・・・
https://www.nytimes.com/2026/01/06/world/americas/us-venezuela-cuba-russia-china-iran.html
 President Donald Trump and Secretary of State Marco Rubio have made clear that the collapse of Cuba’s communist government is not only a likely side benefit of Maduro’s ouster but a goal.・・・
https://www.washingtonpost.com/national-security/2026/01/06/cuba-venezuela-regime-change-trump-rubio/
 <トラは米国をかつての姿・・ホンネの姿・・に戻しただけ。できそこないのアングロサクソンの「できそこない」=アングロサクソン中のヴァイキング性だけで人間主義なし、と、私、確信。↓>
 ・・・why the ‘Trump doctrine’ is no aberration–From territorial overreach to deportations, the current president is not as much of an anomaly as he might seem・・・
https://www.theguardian.com/books/2026/jan/05/made-in-america-by-edward-stourton-review-why-the-trump-doctrine-is-no-aberration
 White House says using US military is ‘always an option’ for acquiring Greenland・・・
https://www.theguardian.com/world/2026/jan/06/how-us-takeover-greenland-undermine-nato
 How a US takeover of Greenland would undermine Nato from within–The alliance has no provision for the previously unthinkable: one of its members turning on another・・・
https://www.theguardian.com/world/2026/jan/06/how-us-takeover-greenland-undermine-nato

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 サウナ業者だけじゃなくスキー場業者よ、お前もか。↓

 「「日本のスキー場に売った覚えはない」エスカレーターの中国メーカー社長が驚きの証言…監視員の配置は必要 小樽スキー場5歳児死亡事故・・・」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2384721?display=1

 日本に係る記事じゃないが、評論子が持ち出すのが自分が日本語学習をする話であり、ゲームの写真はマリオである点に注目した。↓

 ・・・a brilliant warning about the gamification of everyday life–Two years ago, I started learning Japanese on Duolingo. At first, the daily accrual of vocabulary was fun. Every lesson earned me experience points – a little reward that measured and reinforced my progress.
But something odd happened. Over time, my focus shifted. As I climbed the weekly leaderboards, I found myself favouring lessons that offered the most points for the least effort. Things came to a head when I passed an entire holiday glued to my phone, repeating the same 30-second Kanji lesson over and over like a pigeon pecking a lever, ignoring my family and learning nothing.
Philosopher C Thi Nguyen’s new book tackles precisely this kind of perverse behaviour. He argues that mistaking points for the point is a pervasive error that leads us to build our lives and societies around things we don’t want. “Value capture”, as Nguyen calls it, happens when the lines between what you care about and how you measure your progress, begin to blur. You internalise the metric – in some sense it supplants your original goal – until it has “redefined your core sense of what’s important”.・・・
https://www.theguardian.com/books/2026/jan/06/the-score-by-c-thi-nguyen-review-a-brilliant-warning-about-the-gamification-of-everyday-life

 やるねえ。↓

 「細田守監督の「果てしなきスカーレット」がアニー賞3部門でノミネート・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/825becec1e58d58a8114fb1e04679b104d579c2c

 日・文カルト問題。↓

 <文カルト健在。↓>
 「公共機関の地図に「日本海」…韓国行安部、1.6万件を全数調査・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/343041
 <大げさな。↓>
 「韓国の李在明大統領が国賓訪問中の中国が6日、日本に対する高強度の輸出制裁を発表した。レアアースを含め軍事用途に使用可能な「二重用途物資」の日本向け輸出を全面禁止するという内容だ。・・・
 日本は中国の突然の措置に慌てる雰囲気だ。外務省幹部は朝日新聞に「何が対象になるのか、どれぐらいの影響があるのかわからない」と当惑感を示した。千葉大学の高口康太客員教授は「今回の規制がどこまで厳格なものなのか、もし完全な禁輸までエスカレートすると、日中関係は今のような膠着した悪化を続けることはできない。速やかに解決しなければ日本の産業が止まることになる」と懸念を示している。」
https://japanese.joins.com/JArticle/343048

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 カリョー、寝言を続ける。↓>
 「日本の「安保3文書」改定について外交部「国際社会は強く警戒すべき」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2026/0106/c94474-20410985.html
 <ここからは、レコードチャイナより。
 このご時世に深謝。↓>
 「日本のコンビニのレシートを捨ててはいけない理由・・・中国のSNS・小紅書(RED)・・・中国ネット「知らなかった(泣)」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b967555-s25-c30-d0052.html
 「日本のホテル、春節の中国人観光客の予約が6割増・・・中国のSNS・微博(ウェイボー)・・・」

https://www.recordchina.co.jp/b967627-s25-c30-d0193.html

<太田>

一 餅

 今年はまだ餅は食べておらず、一昨年の餅がまだ残っているが、鏡餅の餅ともども、この食い方も試してみよう。↓

 「・・・いつものきなこ餅にココアの風味が加わると、お茶はもちろん、コーヒーにもよく合うおやつになります。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/37a326c56ff57d995488208413237cc862f33524

二 地域猫

 最近は、ウチの生垣内で寝なくなった件の地域猫だが、私と出会うと必ず「ニャー」と鳴くな。↓

 「・・・女性は高めのトーンや「赤ちゃん言葉」のような口調で日頃から猫に話しかけ、常に気を配る傾向にあり、猫はあまり鳴き声を必要としないと言います。 一方、男性は言葉によるコミュニケーションが少ないため、猫は自分の存在に気づいてもらおうと、より強く鳴く傾向にあると言います。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E7%8C%AB%E3%81%AF%E7%94%B7%E6%80%A7%E3%81%AB-%E3%83%8B%E3%83%A3%E3%83%BC-%E3%81%A8%E9%B3%B4%E3%81%8F%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%84-%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%A7%E6%98%8E%E3%82%89%E3%81%8B%E3%81%AB/vi-AA1SFjmO
 <地域猫には名前がなさそ。↓>
 「猫は「自分や家族の名前」を理解できている・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%8C%AB%E3%81%AF-%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%84%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%AE%E5%90%8D%E5%89%8D-%E3%82%92%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE-%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%A7%E6%98%8E%E3%82%89%E3%81%8B%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%AA%E4%BA%8B%E5%AE%9F%E3%81%A8%E3%81%AF/ar-AA1TDIpz?ocid=hpmsn&cvid=0948b077021148c8adea7d34a327e303&ei=30

三 知らんがな

 「テレビ離れでもBS放送参入・・・JCOM・・・」

https://digital.asahi.com/articles/ASTDT34NKTDTULFA01LM.html?iref=comtop_Business_03

       --映画評論540:ライド・ライク・ア・ガール--

 今回の『ライド・ライク・ア・ガール』(Ride Like a Girl)は、2019年の豪映画で、「オーストラリア競馬最高の栄誉とされるメルボルンカップで女性騎手として初めての栄冠を手にしたミシェル・ペインの半生を<描い>たもの」
https://eiga.com/movie/93262/
であり、佳作。
 主演のテリーサ・パーマー(Teresa Palmer。1986年~)は、豪州の大学中退の豪州女優・モデルで、美人だ
https://en.wikipedia.org/wiki/Teresa_Palmer
がこの映画ではメイクで美人度を下げている。
 監督のレイチェル・グリフィス(Rachel Griffiths。1968年~)は、 豪州のVictoria College, Rusden(now part of Deakin University)(演劇・舞踊)卒の豪女優・監督。
https://en.wikipedia.org/wiki/Rachel_Griffiths

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太田述正コラム#15420(2025.1.7)
<高橋陽介『シン・関ヶ原』を読む(その8)>

→非公開