太田述正コラム#9870(2018.6.7)
<皆さんとディスカッション(続x3731)>

<太田>(ツイッターより)

 「ホンダジェット、日本でも受注開始 19年前半に納入開始…
 ただ、米国のビジネスジェット機の保有機数が2万機近いのに対し、日本では約90機と小さく、その多くは公用機で、民間機は約30機にとどまる。…
 価格は…約5億7700万円…」
http://blogos.com/article/302352/
 野崎さんが亡くなり需要が1機減ったかな?

 「…天才少年「その後の人生」 早すぎる「人生の盛り」を過ぎて…」
http://news.livedoor.com/article/detail/14823221/
 そういう例ばかりを選んだのかもしれないが、誰一人、初志を貫徹できた人がいないとはね。
 僕がとりわけ残念に思うのは、誰も学者になってないことだ。
 飛躍するようだが、藤井七段に転身を期待するのはXだな。

<e01tfJXE>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 oPMSHjkQさんが言っている通りです。
 インターネットとかも。
 中国は無いですよね。
 これからは分かりませんが。
 覇権を握ると言う事は科学技術分野、軍事分野でも覇権が必要と考えております。
 このような能力を中国は身に着ける事が出来るのですか?

<通りすがりの研究者>(同上)

 青色ダイオードの中村氏の業績については、
https://matome.naver.jp/odai/2141276973674168701
が良くまとまった記事と思いますが、先行する「公知の技術」を量産する技術への貢献です。
 (世界で最初に青色ダイオードを発明したのは、赤崎氏と天野氏です)ですので、0から1が発明された、というわけではありません。
 さらにかなりの金額が投入されています。量産するには設備投資も、人件費も必要ですから。
 それが出来たのはバブル真っ最中の89年に研究を開始したから、という要素も大きいでしょう。
 丁度今の中国のように……
 当時は東芝やNECも独自の企業研究所を持っていて、盛んに査読付き国際学術専門誌で論文発表していました。当時の成果が、ようやく現在ノーベル賞に結実したのです。
 かように、科学研究というものは長い鎖の先に新たな鎖を繋ぐような地道な行為であり、また長期にわたる投資と、さらには科学技術の評価には長い期間を要するのです。
さて、将来についてですが、
https://wired.jp/2018/06/05/google-alibaba-quantum-supremacy/
が参考になりますね。
 量子コンピューターが完成すれば、間違いなくノーベル賞の対象でしょう。
 これこそ文字通りの『覇権技術』であって、米中で激しく研究開発競争が行われています。
 文中にもあるように、『中国政府は、100億ドル(約1兆845億円)を投じ、新たに国営の量子研究所を設立した』とあるくらいですから、相当に本気なのでしょう。
 そして実際、学術誌を見ると、中国が半歩リードしています。

⇒関連記事だ。↓
 「量子コンピューターの「米中競争」が過熱 競り合うグーグルとアリババは量子超越性を達成できるか・・・」
http://www.sankei.com/wired/news/180606/wir1806060001-n1.html
 で、「通りすがりの研究者」話に補足すると、中村氏は米国に帰化してるよね。
 10年後に、中村氏のような日本人は中共に帰化するだろうってこと。
 で、中村氏の場合は、ノーベル賞受賞業績を日本人でいる間にあげたが、米国に行ってから、或いは米国に帰化してから、そういう業績を上げた非元日本人たる元第三国人は山ほどいるよね。
 私が最初に引用した記事は、既に、中共に関してそうことが起こっている、例えば、米国で教育を受けた第三国人が中共で研究活動に従事するケースがどんどん増えている、って内容だ。
 何が言いたいかというと、カネがある国には、世界中から優秀な人材が蝟集するってこと。
 「自由民主主義」の米国ほど非「自由民主主義」の中共は行き先として魅力がない?
 いや、人種主義の米国に、受けるであろう深刻な差別などものともせず、有色人種やユダヤ人が蝟集した、という史実があるからねえ。
 カネの威力って、そんだけ凄まじいんだわ。(太田)

<e01tfJXE>(同上)

 ちょっと私の言っていることとずれているような。
 私が言いたいのは中国は人口が多いので経済がこのまま発展すれば、購買力があるのでGDPとか総額で直ぐに米国を抜くことが可能かと思います。
 これを仮に購買力的とか経済的覇権とも言っておきましょうか。
 量子コンピュータに関しては私が懐疑的ですが、これは置いといて、量子コンピュータが実用化されたとしたら相当インパクトは有るでしょうが、これだけでは技術的覇権は困難ではないでしょうか。
 今はお金を掛けられので、この量子コンピュータ以外でも ある程度までは行けると思いますが、そのうちお金が続かなくなり、開発能力が落ちるのではないでしょうか。
 この例としては旧ソ連などが当てはまるのではないでしょうか?
 中国のトップは日本を見習えと旗を振っているようですが、日本や欧州を訪れる中国の方々はお金が好きで、野性味あふれる方々で、このような方々は今はお金があるので、単発で覇権は可能かもしれませんが、継続的に困難なようにも思えます。

⇒「日本<の人間主義だけ>を見習え」ば見習うほど、経済成長にブレーキがかかってしまう、と、いうことが分かった上での主張だと思ってあげたいところだが、十中八九、そうじゃないでしょ。
 いずれにせよ、当面、中共の経済成長にブレーキがかかるワケがないのは、中共の、依然としての(農村を中心とする)貧しさ故・・とコラムに書いたことある・・だよ。(太田)

 例えば教化された人口の10%以内の方々が継続的に頑張るだけで相当な事ができるかもしれませんが。
 要は経済的覇権は相当長く続き、技術的覇権は短期間で終わりかねないのではと。
 これだと覇権は長く続かないのでは?
 限定的では?
 太田さんの以下の文章だと、覇権が米国から中共に移ると読めると思いますが、中共の影響力は強まるが、世界規模ではないのではと、世界規模になったとしても続かないのではなどと思った次第です。↓

 「未来が中共のものであることがほぼ確定だ。後は、GDP、次いで軍事費で米国を追い抜くのみ。21世紀後半には、日本は、独立国かその属国かは知らないが、中共の覇権下で生きることになろう。」

⇒結局のところ、米属国根性が叩き込まれたところの、多くの日本人達に、典型的に見られる、(米国に捨て去られる恐怖に慄きつつの)縋り付くような思いでの希望的観測ってやつだねえ。
 痛ましい、としか形容できへんわ。(太田)

<81LWG8wM>(同上)

 すみません、私も意味を良く把握していないのですが・・・。
 例えば、中国が全球的に唯一無二の覇権国になり、パックス・チャイナの時代が来るのか…という意味でしょうか?

<e01tfJXE>(同上)

 太田さんがそういう意味で言われたと思ったので、概ねそういう意味です。
 中国が今より覇権を増すのは当然として、どの様な、どの程度などの議論も必要かなと今思いました。
 それによって、私の疑問も晴れるかも。

⇒冷戦終焉までは、二極体制であって、その体制下で、ロシア(ソ連)はマイナー全球的覇権国だったが、ロシアは英国のように植民地を全球的に作ったり、米国のように軍事基地を全球的に作ったり、という方法ではなく、軍事力とソフトパワーという方法でマイナー全球的覇権国になったもんだが、中共は、そう遠くない将来、この時のロシア同様、軍事力とソフトパワーでもって、(二極体制下のならぬ)一極の全球的覇権国になる、というイメージだな。
 もちろん、この場合のソフトパワーは、(ロシアの場合はドイツ由来のマルクス主義だった・・ちなみに、米国のソフトパワーはイギリス由来の個人主義・・のに対し、)日本由来の人間主義さ。(太田)

<豊丘時竹>(2018.6.6)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20180606

 –日中一体だったのである–

 ・・・日本は西洋だと思わせておき日中一体だと思わせなかったというのである。そう考えた。
URL;https://www.ohtan.net/blog/archives/10658

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 父親劇似の究極のポピュリスト・2世政治屋、首相の座が間近だと判断?↓

 「小泉進次郎氏、加計学園問題で特別委設置を要求・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180606-OYT1T50081.html?from=ytop_top

 こんな、学歴不詳の小僧っ子↑に負けるな!↓

 「石破茂・・・我々が野党になった時は、宮沢(喜一)総理が解散総選挙をした時と、麻生(太郎)総理が解散総選挙をやった時でした。自民党は政策はそんなに間違っていなかったと思うが、「自民党のやってること最近おかしいね」「私たちの考え方と違ってきたね」となった時にぼろ負けに負ける。政策の問題ではない、立ち居振る舞いの問題だ。で、麻生さんの時に負けた、負けた。300あった議席が119ですからね、救急車でも呼んだみたい。」
https://www.asahi.com/articles/ASL667685L66UTFK01Z.html?iref=comtop_8_07

 「登場人物全員が一癖も二癖もある異能のエンターテイナー達なんで、どんなバラエティ番組よりオモロイなあ。↓

 「・・・かつて、同性愛者向けのビデオに出演した・・・「井上コーチ」と日大の密な関係性 実家は“バウムクーヘン”納入業者・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14821826/
 「日大アメフト部OBが決死の告発「私は内田前監督に裏金1500万円を渡した」・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%97%a5%e5%a4%a7%e3%82%a2%e3%83%a1%e3%83%95%e3%83%88%e9%83%a8ob%e3%81%8c%e6%b1%ba%e6%ad%bb%e3%81%ae%e5%91%8a%e7%99%ba%e3%80%8c%e7%a7%81%e3%81%af%e5%86%85%e7%94%b0%e5%89%8d%e7%9b%a3%e7%9d%a3%e3%81%ab%e8%a3%8f%e9%87%911500%e4%b8%87%e5%86%86%e3%82%92%e6%b8%a1%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%8d/ar-AAyhmTg?ocid=ientp#page=2
 「日大・内田前監督 関連会社の取締役辞任・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14826040/

 komuro説によれば将棋総合ソフト開発者達が終盤に関しては手抜きしてるらしい現在、むしろ、「現時点では人間しかさせない手だ」が正しい?↓

 「「人間が指せる手か?」「同じルールと思えません」 藤井聡太七段「歴史的一手」に棋界驚嘆・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/20180606jcast20182330693/

 パラダイムの転換が必要じゃないか?
 被虐待児童を救うこともさることながら、児童虐待を習慣性のある(社会的非難や刑事罰を受けうるという意味で)自傷性の精神疾患であると見て、親を救う(治癒する)方法をむしろ模索すべきだと思うな。↓

 「目黒虐待死 5歳女児悲痛な叫び・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201806/CK2018060702000136.html
 「真冬ベランダ放置された女児、平仮名で許し請う・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180607-OYT1T50007.html?from=ytop_top
 「・・・1人で寝かされ4時起床・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14827748/
 「・・・結愛ちゃんを自宅にほぼ軟禁状態にして、1歳の長男だけを連れて外食に出掛けていた・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14828804/
 「・・・「自宅より児童養護施設の方が好き」・・・船戸結愛(ゆあ)ちゃんは生前、関係者にそう話していた・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14445040/
 「<別件だが。>男児に何も与えず、未明まで外出…1歳衰弱死・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180606-OYT1T50036.html?from=ytop_main2

 この話も日本のメディアに出てないね。↓

 Man drives from Japan to London in a campervan・・・
https://www.bbc.com/news/av/uk-england-london-44373591/man-drives-from-japan-to-london-in-a-campervan

 米朝会談実現の大功労者さえこんな扱い。↓

 「文大統領のシンガポール入り巡る韓米間の不協和音・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/06/07/2018060701125.html

 いわんや、金魚のフンの安倍チャンにおいてをや。
 日本人がこの程度のコラム、書けないとはねえ。↓

 「安倍首相大慌て!トランプ心変わりの深刻度 日米首脳会談が「分かれ道」になる可能性 ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e5%ae%89%e5%80%8d%e9%a6%96%e7%9b%b8%e5%a4%a7%e6%85%8c%e3%81%a6%ef%bc%81%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%97%e5%bf%83%e5%a4%89%e3%82%8f%e3%82%8a%e3%81%ae%e6%b7%b1%e5%88%bb%e5%ba%a6-%e6%97%a5%e7%b1%b3%e9%a6%96%e8%84%b3%e4%bc%9a%e8%ab%87%e3%81%8c%ef%bd%a2%e5%88%86%e3%81%8b%e3%82%8c%e9%81%93%ef%bd%a3%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e5%8f%af%e8%83%bd%e6%80%a7/ar-AAyjxBt?ocid=iehp#page=2

 えーと、近代的監査の起源ってそうだっけ?

 Ever since the Victorians invented the modern audit in an effort to apply financial discipline to the wild entrepreneurs who created Britain’s railway system・・・
https://www.ft.com/content/23e84476-6814-11e8-b6eb-4acfcfb08c11

 人種主義は啓蒙主義の産物っていうんだが、欧州文明の産物って言わなくっちゃ。
 (登場するのは、ブルーメンバッハ、ロック、カントで、ロックの扱いは別途考える必要はあるが・・。)↓

 ・・・These weren’t incidental developments or the mere remnants of earlier prejudice. Race as we understand it—a biological taxonomy that turns physical difference into relations of domination—is a product of the Enlightenment. Racism as we understand it now, as a socio-political order based on the permanent hierarchy of particular groups, developed as an attempt to resolve the fundamental contradiction between professing liberty and upholding slavery.・・・
https://slate.com/news-and-politics/2018/06/taking-the-enlightenment-seriously-requires-talking-about-race.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 必死の呼びかけ。↓>
 「「一帯一路」は中日相互利益協力の新プラットフォーム・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0606/c94476-9468006.html
 <ここからは、サーチナより。
 今に始まった材料じゃないが、とにかく、こそばゆいである。↓>
 「今日頭条は5日、中国をはじめとする外国人から見て猫の額ほどに狭い日本の住宅が、全く窮屈さを感じさせない工夫に満ちており「住めば住むほど愛着が沸く」デザインになっているとする記事を掲載した。
 記事は、「大きな建物から小さなスプーンまで、日本人のデザインには細やかさや品質に対する飽くなき追求が伺える。住宅デザインを例にとっても、温かみや人への優しさの配慮にあふれているのだ。彼らの住まいの空間面積は狭いのだが、その細かい1つ1つが完璧に作られていることを認めざるを得ない」としたうえで、日本の住宅デザインが持つ優れた点を3つ挙げている。
 まずは、色彩に関してだ。「日本スタイルが持つ鮮明な特徴は、自然、快適、簡素、実用といった風格であり、これらは木の要素をふんだんに用いることで成り立っている。木の色彩は柔和で心地よさを与えるとともに、自然に近いことを感じさせる。そこにシンプルな白や灰色を加え、さらに採光を工夫し、植物を配するのだ」と説明した。
 続いては材質選びである。「多くの場合、天然の木材が主体となっており、和気あいあいとした、ナチュラルな居住空間が醸しだされている。また、木材を大量に用いたデザインは、ビジュアル的な楽しさももたらす。上から下まで木に包まれた空間からは、シンプルさ爽やかさの中にある日本人の生活に対する態度が感じられるのである」としている。
 3つめに挙げたのは、家具の選び方だ。「空間の狭さ、伝統的な文化、生活習慣などの要因により、日本人は一般的に比較的背丈の低い家具を選ぶ。そうすることで平和でシンプルな雰囲気を出すとともに、抑圧感を可能な限り軽減することができるのだ。そして、彼らは快適さや実用性を重んじており、中でも収納性を非常に大事にしている」と紹介した。
 記事はそのうえで、「日本の住宅デザインは、ぱっと見たところでは驚くほどの華やかさはない。しかし、住めば住むほど愛着が沸いてくる。それはまさに、時間の経過によって家に味わいが出てくるからに他ならない。繁華と喧噪の中で生きる現代の生活で、最も不足し渇望しているものは、ピュアさや自然に帰ることのぜいたくではないだろうか」としている。」
http://news.searchina.net/id/1660758?page=1
 <こりゃ、新しい話題だわ。↓>
 「さすが日本人・・・手に持たずに勝手に頭の上をついてくる、夢のような傘を開発中・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1660850?page=1
 <定番。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊は・・・「日本人が好きになれないとしても、日本の清潔さは学ぶ価値がある」と指摘する記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1660760?page=1
 <取り上げられている材料は定番。↓>
 「日中の生活習慣の違い「日本で暮らす際に見つける必要があること」・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1660780?page=1
 <同じく。↓>
 「反日感情を持つ中国人ですら「掛け値なし」で称賛する日本の「あること」とは?・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1660786?page=1
 <これも同じく。↓>
 「わが国のラーメンとは異なる進化を遂げた「日本のラーメン」はなぜ外国人から絶賛されるのか・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1660808?page=1
 <日本に定住するようにとお達し?↓>
 「中国メディアの快資訊は・・・日本で暮らして10年が経ったという中国人による手記を掲載し、日本で長く暮らした後に中国に帰国しようとした時に直面する様々な課題について紹介している。
 記事は、「日本ではいくら長く暮らしていようと、外国人である時点で大きな成功を収めるのは難しい」と主張したうえで、経済成長を続ける中国に帰国したほうがチャンスが多いのではないかと考える中国人は少なくないと紹介した。
 続けて、10年にわたって日本で暮らす中国人の見解として「日本で子どもが生まれ、日本の学校に入学させると、いよいよ中国に帰国するのが難しくなる」と伝え、日本の義務教育は中国の教育に比べて教えるスピードが遅く、「日本の教育を受けた子は中国国内の授業のスピードについていけないだろう」と指摘。また、子どもが中国で戸籍を取得していないとさらに大きな問題に直面することになると伝えた。
 また、中国では不動産価格が年々上昇しており、中国帰国後に持ち家がないとなると、これもメンツが立たないため問題だと指摘したほか、中国と日本では仕事の環境や仕事の進め方、考え方など全てが違うため、日本で長く暮らしていると中国のビジネス環境についていけなくなると強調。日本に限ったことではないが、海外で長く暮らすといざ中国に帰国しようとした時に様々な課題に直面することになるので要注意だと呼びかけている。」
http://news.searchina.net/id/1660804?page=1
 <・・・。↓>
 「日本で運転免許を取るのはこんなに大変! 「たった1つのミスですら・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1660805?page=1
 <ありがとう。↓>
 「東京五輪で金メダル30個! 日本が立てた目標に、中国ネット「案外いけるかも」・・・中国メディア・新華社・・・」
http://news.searchina.net/id/1660832?page=1
 <中らずと雖も遠からず。↓>
 「中国メディアの快資訊は・・・日本は中国を侵略した過去を持つ日本にとって、中国が強大になり続けることは「恐ろしいことなのではないか」と主張する一方、それでも日本が「中国の報復を恐れていないように見えるのはなぜなのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
 記事は、島国である日本の国土面積は中国の1つの省より小さいとし、中国が日本の侵略を許したのは当時の中国が弱く、貧しかったためだと主張。それでも中国は1978年の改革開放以来、経済が発展しただけでなく、軍事力も増強し続けてきたと指摘する一方、中国の経済発展が遅れたのは日本による侵略が理由の1つであると論じた。
 続けて、中国は今や日本の経済規模を大きく超え、軍事面でも核兵器を保有し、世界に対して強い発言権を持つようになったとし、「日本は過去の件で中国から報復されることを恐れていないのだろうか」と論じた。
 一方で記事は、中国は戦争が人びとにもたらす被害の大きさを身を以て知っており、それゆえ中国が自ら戦争を起こすことはないと主張し、それはかつての敵国である日本が相手でも同じであると指摘。中国はずっと「平和」を求め、それを重要な行動指針としてきたと主張し、こうした点を日本は知っているから報復を恐れていないのではないかと考察している。」
http://news.searchina.net/id/1660811?page=1
 <そうかあ?↓>
 「なぜだ! 日本人に「中国とインド、行くならどっち」と聞いてみたら・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1660841?page=1
 <同じく。↓>
 「日本の不動産価格を押し上げる中国人、「日本人を苦悩させている」・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1660849?page=1
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太田述正コラム#9871(2018.6.7)
<『西郷南州遺訓 附 手抄言志録遺文』を読む(その8)>

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