太田述正コラム#15093(2025.7.28)
<皆さんとディスカッション(続x6329)/映画評論394:ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<非武装=軍事安全保障の放棄、が原因、と、言えない国賊本舗、自民党。↓>
「韓国、イランに抜かれ、“論文引用”が「世界13位」に転落の衝撃・・・
なぜ30年間で基礎研究力が相対的に低下したのかに関し議論を重ねた。4月に公表した論点整理は、計19の原因仮説を立てた。それを大きく分類すると、資金確保、資金活用、人的資源の三つとなる。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2851564e4e1c6f276d77107a5d158f46324d5422
ウクライナ問題/ガザ戦争。↓
<うまくいくといいが・・。↓>
’This Is About Survival’ –For Those Desperate to Leave Gaza, a Grassroots Palestinian Initiative Is Crowdsourcing an Exit Strategy・・・
https://www.haaretz.com/middle-east-news/palestinians/2025-07-20/ty-article/.premium/desperate-to-leave-gaza-a-grassroots-palestinian-group-is-crowdsourcing-an-exit-strategy/00000198-27c8-d74a-a9fd-77c9e07b0000
妄想瘋癲老人米国。↓
<トラはヒトではないからねえ。↓>
「・・・現在のトランプは、何の躊躇もなく政治から利益を得ており、国内では暗号資産関連法に署名し、それによって数千万ドル(数十億円)を得たと見られ、国外でも目もくらむようなスピードでライセンス帝国を拡大している。利益相反の構図はこれまでになく露骨になり、しかも、これまで以上に見過ごされている。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/feb884eb07439ac12f91ae9904757b7cd44beadb
<トラをつけあがらせたEU。↓>
「米EU首脳、関税15%合意 車も、「相互」30%は回避・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3eu%E9%A6%96%E8%84%B3-%E9%96%A2%E7%A8%8E15-%E5%90%88%E6%84%8F-%E8%BB%8A%E3%82%82-%E7%9B%B8%E4%BA%92-30-%E3%81%AF%E5%9B%9E%E9%81%BF/ar-AA1JoqZ6?ocid=msedgntp&cvid=9c96fe5f211e44b3909c24db9fa6f4dc&ei=6
「米圧力に屈したEU、威信低下避けられず 欧州主要国は歓迎 独「核心的利益守られた」・・・」
https://www.sankei.com/article/20250728-5Y2LGZ5HCZOFTJ6HBCPTKI7FGM/
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
こんな記事載せるな。↓
「「南京事件」記載 疑義史料掲載の教科書の不採択訴え 神奈川など10都県の教委などに・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6696cf264d5b7935dc9bd639681dab2fd13bf83
たった30回?
いずれにせよ、東大じゃあありません。↓
「京都大学やトヨタ自動車などの研究グループは、フッ素と鉄を材料に用いた全固体電池の正極の寿命を高めた。従来数回の充放電が30回できるようになった。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG2659D0W5A620C2000000/
諸君、こういうの、どうでもいいんじゃく、刮目すべきなんよ。↓
「・・・寛保2年(1742)8月に荷田在満の『国歌八論』が田安宗武に献進された。宗武は反論書を書き、宗武に意見を徴された賀茂真淵も反論書を書き奉答する。この論争の最後は延享3年(1746)3月だったといわれている。この論争において、三者はともに堂上旧歌学を否定し、歌学の基礎を万葉集に置くことで一致するが、和歌については異なり、在満は古義学による翫歌説、宗武は朱子学により治道・教誡説、真淵は古文辞学により和歌を道の一つと認める。この論争と『席珍』の執筆期間は重なっており、・・・肥前鹿島藩第6代藩主・鍋島直郷・・・は固唾を呑んで論争の行方を見つめていたに違いない。『席珍』の中に、この論争を匂わせる記事がある。その一は、延享2年(または3年)の在満の詠歌3首と真淵の6首とが並べて書かれている資料である。内容が田安家の和学御用係を辞退する者と新任者の登場を思わせるものがあるからである。その二は、真淵を紹介した文章である。『日本書紀』を用い万葉集を読み解く和学者で、契沖を尊び、「貫之・定家をはじめてみな批判」し、「義理を論ずる」者だと評している。その三は、徳川光圀が契沖を深く信頼した理由を説明した逸話である。光圀は、安藤為章より、紫式部は淫犯の女ではなく、歌に秀で、広く学問を身につけた人間味豊かな女性であることを教えられ、また、この人物評が契沖から出ていることを知り、契沖を「歎慕」したというものであった。この近世和歌史上の大論争のただ中にあった4年間、直郷は苦闘を続け、その果てに堂上旧歌学(=古今伝授)の否定を受入れ、歌学は古代を学ぶことに決し、詠歌については古文辞学の新文学論(人情論)を許容することにしたと考えられる。ただし、真淵の万葉調を取り入れることはなかった。晩年は垂加神道の正伝相承者として、古代史の学びに専念し、自己の存在を大名ではなく、天皇の臣下(まくら)であると臆することなく公言した。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cabd29af9e97e81f4d43f60ad6af953370954b94
日・文カルト問題。↓
<健闘を称える?!↓>
「韓国人の夫・日本人の妻・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/07/21/2025072180014.html
<健闘を祈る。↓>
「韓国LGが日本市場攻略を加速 衣類ケアなど「実用性重視」家電・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20250727000100882?section=economy/index
<日韓交流人士モノ。↓>
「釜山市立博物館 対馬博物館と友好交流協定・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20250727000800882?section=japan-relationship/index
やれやれ。↓
「国境地帯での武力衝突が続くタイとカンボジアの両首脳は28日、マレーシアを訪問し、停戦に向けた協議を行う見通しです。・・・」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250727/k10014876241000.html
Prime Videoでやってくれー。↓
「インド映画『RRR』イギリスでは不発、背景に「歴史の闇」未だ消えない人種間の“溝”・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/18a42fc3d1209375fc51f277c16e24838c6d5f06
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<邦語媒体より。
饅頭怖い?↓>
「・・・中国社会科学院日本研究所の楊伯江所長は、今年が戦後80年にあたると言及した上で「中日関係の健全な発展には歴史問題は避けては通れない」と述べ、日本側に戦争の歴史を直視するよう求めた。今回の参院選での参政党の躍進についても「戦前の日本を思い起こす」と懸念を示した。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%8F%82%E6%94%BF%E5%85%9A%E8%BA%8D%E9%80%B2-%E6%88%A6%E5%89%8D%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%80%9D%E3%81%84%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%81%99-%E5%8C%97%E4%BA%AC%E3%81%A7%E6%97%A5%E4%B8%AD%E6%9C%89%E8%AD%98%E8%80%85%E3%81%8C%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%81%B4%E5%8F%82%E5%8A%A0%E8%80%85%E3%81%8C%E6%87%B8%E5%BF%B5/ar-AA1JmYUz?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=75f6a9cc3b0444e684e777a4d3859d98&ei=42
<ここからは、レコードチャイナより。
総体継受、継続中。↓>
「中国のSNS・小紅書(RED)に25日、「日本にはあちこちに中国語の注意書きがある」との投稿があり、大反響を呼んでいる。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%A1%E3%81%93%E3%81%A1%E3%81%AB%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%B3%A8%E6%84%8F%E6%9B%B8%E3%81%8D-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E3%82%82%E8%AA%8D%E3%82%81%E3%82%8B-%E5%8F%8D%E8%AB%96%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84-%E5%9B%BD%E5%86%85%E3%81%AB%E3%82%82%E8%B2%BC%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BB%E3%81%97%E3%81%84/ar-AA1JnGJW?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=e89f53f762514ea7864428fad074d945&ei=74
「中国のSNS・小紅書(RED)に・・・、「日本人のどの習慣が中国人より優れていると思いますか?」と問い掛ける投稿があり、大きな反響を呼んだ。
・・・コメントが寄せられており、「優れていると思う日本人の習慣?多すぎて挙げられない」「(日本では)少なくとも、道で副流煙を吸わされることはない」「道が痰だらけじゃない」「その辺でたばこを吸わないことと、『(電車などの)降りる人が先、乗る人が後』」「そこら辺で排便しないこと」「公共交通機関がとても静かなところ」「列に割り込まない。決められた場所でたばこを吸う。電車などで大声で話さない。ごみをポイ捨てしない」「列に割り込まないことと、トイレの便器の中に『忘れ物』がないことかな」「自動車の運転が文明的」「(ドライバーが)歩行者に道を譲ること」といった声が上がった。
また、「どの年齢でも服装に清潔感があってさわやか」「全体的にきれい好きな人が多い。特に女性。付き合って初めて彼女の家に行った時は衝撃を受けた」「用を足して手を洗ったら、ハンドドライヤーを使ったりハンカチで拭いたりすること。中国人は洗ったら手を振って水滴を飛ばす。床が水浸しになるし、顔に(水滴を)かけられたこともある」「境界感(人同士の距離感)。地下鉄に乗る時でも適切な距離を保っている。中国人はやたらと距離を詰めてくる」「ほとんどの日本人は間違ったらすぐに認めて謝罪する。あれこれと言い訳しない」「高齢者が道で倒れたら助け起こす人がいること(※中国では加害者扱いされるのを恐れて助け起こせないことを皮肉っている)」といった意見も。
さらに、より包括的な意見としては「民度」「道徳心」「ルールを守るところ」「(日本人の方が)より礼儀正しい」「他人に迷惑をかけないという考え方」「秩序があって、穏やかな人が多い」「文化に対する姿勢、自然に対する姿勢」などが挙げられた。
一方で、否定的なものとしては「排外主義」「侵略の歴史を認めないこと」「核廃水(原発処理水)では日本に及ばない」との声や、「どんなに悪いことをしてもお辞儀をすれば許されるところ」「お辞儀しさえすれば責任を負わなくていいというのがうらやましい」などと揶揄(やゆ)するコメントが寄せられている。」
https://www.recordchina.co.jp/b957471-s25-c60-d0052.html
<そういうこともあるだろね。↓>
「日本の水産物輸入再開、中国の苦しい事情・・・台湾メディア・自由時報・・・
今回の輸入解禁を巡っては、日本側による継続的な働きかけが実を結んだというよりも、指導部の状況変化と迂回輸出の横行という要素から中国側が方針転換せざるを得なかった・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b957417-s25-c10-d0193.html
–映画評論393:ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ–
今回の『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(The Holdovers)は、2023年の米ドラマ映画で、監督はアレクサンダー・ペイン、「第96回アカデミー賞では作品賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞、編集賞の5部門にノミネートされ、ダバイン・ジョイ・ランドルフが助演女優賞を受賞した。」
https://eiga.com/movie/100698/
というもので、佳作。
ハーヴァード大の高額寄付者子弟優遇を批判している箇所等が印象に残る。
ジョンソン(Da’Vine Joy Randolph。1985年~)は、テンプル大(声楽・オペラ・ミュージカル)卒、エール大修士(演劇)の黒人。
https://eiga.com/person/324887/
主役を演じたポール・ジアマッティ(Paul Giamatti。1967年~)ハーヴァード大Ph.d(演劇)
https://eiga.com/person/66900/
で、これも名演。
助演男優のドミク・セッサ(Dominic Sessa。2002年~)は、カーネギー・メロン大(演劇)在籍中。
https://en.wikipedia.org/wiki/Dominic_Sessa
とまあ、いずれも高学歴だが、映画の内容からしても美女は登場せず。
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太田述正コラム#15094(2025.7.28)
<丸橋充拓『江南の発展–南宋まで』を読む(その17)>
→非公開