1
太田述正 ★
2022/03/22(火) 06:46:37 ID:ohtanobumasa
防衛省OB太田述正の掲示板★3
https://www.ohtan.net/ 【成りすまし防止】password は投稿者が設定します。
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454
太田述正
2025/01/26(日) 07:36:44 ID:9Cv6OPhl
455
名無し@安全保障
2025/01/26(日) 23:47:03 ID:qL2kkSqM
456
名無し@安全保障
2025/01/26(日) 23:57:45 ID:qL2kkSqM
457
管理人 ★
2025/02/04(火) 19:26:26 ID:kanrinin
458
名無し@安全保障
2025/02/05(水) 00:49:31 ID:7crLI/oy
459
太田述正
2025/02/05(水) 07:06:40 ID:fqPUFIUF
その限りにおいては、必ずしも異論を唱えるつもりはありませんが、ただ、不合格だと思われたのなら、(これは2013年から2016年にかけての話であるところ、)上皇が2018年に、この二人の歴史研究家のうちの一人である半藤一利に、悠仁親王への先の大戦教育を依頼したこと(コラム#14417)の説明がつきませんねえ。
460
管理人 ★
2025/02/26(水) 19:56:38 ID:kanrinin
461
太田述正
2025/02/27(木) 10:16:10 ID:qN3gb6Qf
マーヴィン・ハリス『食と文化の謎』が種本なんですね。
和辻哲郎の『風土』より、相当マシなようで・・。
462
太田述正
2025/03/09(日) 21:50:14 ID:8Q9X8uIM
463
名無し@安全保障
2025/04/05(土) 21:23:10 ID:tmnZHS11
太田述正コラム#14863(2025.4.5)
<皆さんとディスカッション(続x6217)/映画評論300:英国式庭園殺人事件>
要するに、日本人は、基本的に、江南系漢人、つまりは、支那人。↓
「・・・私たち日本列島の視点で言えば、縄文人が2万〜3万年以上かけて育んできた文化に、農耕を中心にした渡来民が3000年前ごろ流入し、圧倒的に人口を増やしたことが今のDNA構成を生み出した──それを「外来DNAが9割」と表現しているわけです。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/00d8cd7d24d70b87ce297fef2a8afc2cdddb78d6 ↑思ったのですが、弥生人は支那から来たのに、その後の支那に弥生人が少なかった(居なかった?)のは、彼等は縄文人が支那大陸の環境に過剰適応した結果生まれた突然変異種的なもので、殷(商)滅亡後に大多数の支配層が日本に避難した事で、支那には弥生人集団を維持できる程の個体数が残らなかったのが理由ではないでしょうか。
464
太田述正
2025/04/06(日) 10:08:05 ID:MEtHqfWu
楚、呉、越、といった江南人由来の諸国の人々の弥生性は若干は相対的に強かったでしょうが、彼らを含め、そして日本に稲作文化を伴って渡来してきた人々・・歴史上のいわゆる弥生人・・をも含め、江南人は、私の言う弥生的縄文人であった、というのが私の考えであるところ、戦国時代の支那を統一した秦は半ば、そして、その秦に取って代わった漢はほぼ、江南人王朝であった、つまり、私の言う弥生的縄文人が支配層である王朝であった、というのが私の仮説であるわけです。
その後、支那は、北方の騎馬遊牧民系の私の言う弥生人によって、何度も征服されることとなるも、その新王朝の支配層が、急速に、現地の旧来の支配層であったところの、弥生的縄文人、化してしまう、ということをその都度繰り返しつつ清末まで至ってしまった、と。
他方、日本の私の言う弥生的縄文人たる支配層は、支那が最初に騎馬遊牧民系の私の言う弥生人によって征服された時、すなわち、隋が支那を再統一した時、自分達のご先祖様筋のこの大悲劇を他山の石とし、自分達自身を縄文的弥生人へと変身させることで、私の言う弥生人に対する安全保障を確立しようと決意し、それに成功した、とも。
以上は、全て、これまで申し上げてきていることです。(コラム#群省略)
465
名無し@安全保障
2025/04/17(木) 02:09:49 ID:wRuWBhQ5
466
名無し@安全保障
2025/06/16(月) 12:52:53 ID:7J40yn+8
467
太田述正
2025/06/18(水) 14:45:37 ID:XQYZW2ac
コラム#15011参照。
468
管理人 ★
2025/06/19(木) 21:18:43 ID:kanrinin
469
太田述正
2025/06/20(金) 09:42:23 ID:+gAc9Zav
自分は年をとるにつれて気が短くなってきている感が拭えない、とまずはお断りしておきます。
典拠を付けたのは形式的にはよしとしても、匿名の短文なんて実質的には典拠たりえない、と、最初に申し上げなければならないのは残念です。
まず、おっしゃってることの前段と後段はそれぞれ必ずしも間違ってはいないけれど、前段と後段を単に併記するのはおかしいと言わざるをえません。
後段に、落選の場合に労働市場を通じて再雇用ができるようになることから、有能な人材が(解雇反対のであれ解雇反対のであれ)政党に集まることになる、といった一文を付け加えるのであれば話は別ですが・・。
さて、ここからがキモなんですが、私自身が、現在の日本で政治家に有能な人材が集まらない理由をかねてから指摘している以上は、私の指摘と異なる指摘を、単に記されるのでは、事実上、私の指摘を否定されておられるに等しいけれど、本当にそれでいいんですか、です。
念のために記しておきますが、私の指摘とは、第一に、戦前の日本は脳死していなかった、第二に、戦前の日本の有能な政治家の供給源の最たるものは官僚(軍官僚を含む)であった、ところ、現在の日本は脳死している、よりピンポイントで言えば日本の中央政府は脳死している、から、有能な人材は、政治家になってもやりがいのある仕事ができないので政治家にならない、また、戦後しばらくは依然有能な政治家の供給源の最たるものであった官僚・・軍官僚は存在しませんが・・も、現在では有能な人材は官僚になってもやりがいのある仕事ができないので官僚にはならないため、有能な政治家は払底するに至った、です。
470
名無し@安全保障
2025/06/21(土) 22:57:35 ID:928GVxcb
独身者イベントの80%は女性|男性は来ない
https://youtube.com/watch?v=6RXxwNY3ifU 中共でも婚活イベントに男性が殆ど居ないという話ですが、男女のカップルで行動する社会規範の強い米国ですら、多くの男性が女性から逃げ出している状況みたいです。
何でこんな事に成ってしまったのか。私が思い付くのは、ビュッフェミニズムの様な現代思想と、上昇婚志向の本能と、マッチングアプリといったテクノロジーが、悪しき化学反応を起こしたんじゃないかというものですが、太田さんの見解は如何ですか?
471
太田述正
2025/06/22(日) 07:02:04 ID:xJRgBMsm
472
名無し@安全保障
2025/06/23(月) 11:52:11 ID:yYXHcEc7
473
名無し@安全保障
2025/07/31(木) 23:31:11 ID:8iFYdYET
474
名無し@安全保障
2025/08/03(日) 10:46:08 ID:4LOd0XHc
停戦?いや違う。北京の「裏庭」が焼け野原へと化す・・・
看中国フォーカス
https://www.youtube.com/watch?v=yFTG6zjIInU タイのカンボジアへの軍事攻撃は、中共の東南アジアへの影響工作の拠点である魚米回廊を潰すのが目的だった、との興味深い報道がありました。
その真偽はさておき、中共は正規戦に弱過ぎませんか? 先日のイスラエルのイラン攻撃でも、中共製の防空システムは全く機能していない様でしたし。
この分だと、超限戦が上手く行っている様に見えるのも、自由主義諸国が無防備過ぎるというだけの理由で、防備を固められたら碌に効果を発揮できなくなるのでは。
475
名無し@安全保障
2025/08/03(日) 21:35:53 ID:9HPEP5Mm
8月1日付けのディスカッションが正しくアップロードされておらず見られません。
476
太田述正
2025/08/04(月) 09:40:39 ID:H7cdmsBL
タイトルの入れ忘れです。ブログを直しておきました
477
太田述正
2025/08/04(月) 09:44:10 ID:H7cdmsBL
>>474 一般論として、動画典拠だけに拠るのではなく、必ず、英米、就中英国の主要メディアの記事もチェックするようにされることをお勧めします。
>その真偽はさておき デマでしょう。
お示しのユーチューバーが言っていることで唯一正しそうなのは、これ、カンボジア側が内部矛盾から国民の目を対外紛争によって反らす目的で仕掛けた(軍事的には無謀な)軍事紛争だった、という点でしょうね。
だからこそ、カンボジア側が、積極的、かつ、一方的に、マレーシア、米国、中共の3カ国を仲介に引きずり込み、早期停戦を図ったのである、と、思われます。↓
「・・・両国の関係が正式に敵対的になったのは2008年で、カンボジアが係争地にある11世紀の寺院を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録しようとしたことが発端だった。この動きに対し、タイ側は激しく抗議した。・・・
軍事力でタイに劣るカンボジア・・・
<両国>の会談は、トランプ氏が両国に対し、米政府との貿易交渉の前提条件として停戦に合意するよう求めたことを受けて開催された。これにより、タイは方針転換を余儀なくされた。タイ政府は当初、第三者による仲介に反対し、紛争は二国間交渉のみで解決すべきだと主張していた。・・・」
https://www.bbc.com/japanese/articles/crlz8jx00gro >中共は正規戦に弱過ぎませんか? 中共は最新のフルスペックの装備を輸出していない、ということじゃないでしょうかね。
但し、中越戦争以来、まともな戦争経験のない中共軍の実践能力に疑問符が付くのは避けられません。
弥生性を維持するのは容易なことじゃあありませんからねえ。
478
名無し@安全保障
2025/08/04(月) 21:54:53 ID:ladqYjOv
> 安倍問題/防衛費増。↓
> <民主主義が花開いた輝かしい兵庫県。↓>
> 「斎藤元彦知事「支持」は46%、18〜29歳の6割や参政党支持層の7割が支持・・・」
安倍問題に含まれているのは、民主主義の問題だからですよね。
兵庫で民主主義がどうして花開いていることになるのですか?
未だに46%も愚劣な知事を支持しているからですか?
他の地域では花開いていないのですか?
太田さんは民主主義では愚民による政治に陥るという話をしていたと思います。
東京の参院選では「みなさんのお母さんにして」といって塩入さや氏が圧勝しましたが、
これは民主主義が花開いていることになりませんか?
479
太田述正
2025/08/05(火) 09:30:01 ID:0WuPe/Gy
民主主義というのは、対象社会の大部分を占める非エリート層・・それは相対的に判断能力が低い層でもある・・にその社会の基本的な意思決定を行わせる思想です。(典拠省略)
だから、古今東西、民主主義を標榜する大部分の社会では、実質的に(そんな「危険な」)民主主義を機能させない制度を国制に組みこんできました。
日本の場合、中央国制が間接民主主義・・反民主主義!・・であることがその一例です。
他方、そんな日本でも、地方では中央に比して重要でない意思決定しかできないことから、戦後は、地方国制においてのみ、その首長の選任を民主主義で行わせることになっています。
さて、その日本で、中央政府が脳死状態に陥ってしまっており、その「実感」に基づくなんちゃって危機意識が非エリート層の大部分にまで共有されるに至っています。
その結果、非エリート層の相当部分が、エリート層からの指示に従う・・組織票ってのがその典型です・・よりも自分の判断に基づいて投票するようになってきました。
その結果、首長が直接民主主義で選出される地方において、その限りで民主主義が機能し始める事例が出てきており、その典型例が一番最近の兵庫県知事選挙だったのです。
しかし、非エリート層は、自分で判断する能力が低いので、流布している噂話等に影響されがちであり、昨今においてはSNSで流布される噂話等を信じ込んでしまいがちであり、まさにその結果、既に甚だしく人格、能力共にオツることが客観的に明らかになっているにもかかわらず、斉藤君、が再選されてしまったのです。
よって、「安倍問題に含まれているのは、民主主義の問題だから」ではなく、「安倍らが漫然とついにその中央政府を脳死させてしまった日本の問題だから」ですし、民主主義が日本の全体でまだ機能していない以上、しかも、間接民主制である以上、中央においては、「民主主義が花開いている」とは言えません。
では今後は?
そんなこと、中央政府が脳死しちゃってる以上、どうでもいいのでは?
どっちみち、現在は米国、そう遠くない将来には中共、が、日本の中央政府機能を代替していくわけです。
しかし、地方公共団体全てが脳死しちゃったら、それこそ、町会だけで日本の地方を切りまわしていかなければならず、そんなことでは、日本が肉体死してしまいます。
ですから、脳死は、兵庫県だけで食い止めなければならないのですが、どうやら、それは不可能なようですねえ。
480
名無し@安全保障
2025/08/06(水) 12:02:07 ID:XVZujK0/
中央政府が脳死した実感から非エリートがエリートの支持に従わなくなった。
しかしその前はずっと従ってきたのに安倍総理の時代がやってきてモリカケ問題で官僚組織も殺されました。
非エリートがエリートに従っていたのも民主主義ではないですか?
民主主義的にエリートに従って脳死に至り、
危機感から、民主主義的にエリートに従わずとんでもない無能を知事に選んだ、ということになりませんか?
481
太田述正
2025/08/07(木) 08:53:22 ID:5aB/MpoK
482
名無し@安全保障
2025/08/18(月) 07:30:15 ID:ITulBni5
太田述正コラム#15133(2025.8.17)
<皆さんとディスカッション(続x6349)/映画評論414:ミスター・ガラス>
>笑止。米国は、対日戦敗北によって日本に押し付けられた諸条件・・一、ブロック経済否定、二、国民党政権打倒、三、対露抑止・・を、その結果、米国が「地球上でもっとも偉大な国」でなくなってしまったことから、時期を失した今頃になって、ことごとく廃棄しつつあるってことなのさ。哀れだねえ、バカだねえ。 「トランプ氏、対日勝利80年「大日本帝国打倒され世界は救われた」・・・「我が国が地球上で最も偉大な国であり続ける」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b01b00ace87aac9ab208b127e102fcc97c53a4a 第一次アメリカ・ファーストを日本が戦争で潰したのを、トランプかそのブレーンが知らない筈がないので、支持者向けと日本への恨み節も兼ねた談話なのでは。
483
太田述正
2025/08/18(月) 07:43:14 ID:QJgILk1w
>第一次アメリカ・ファーストを日本が戦争で潰したのを、トランプかそのブレーンが知らない筈がない
その、傍証でも結構ながら、根拠は?
484
名無し@安全保障
2025/08/31(日) 10:03:07 ID:SoFqu1hS
太田述正コラム#15135(2025.8.18)
<皆さんとディスカッション(続x6350)/映画評論415:マーベラス>
<太田>
>第一次アメリカ・ファーストを日本が戦争で潰したのを、トランプかそのブレーンが知らない筈がない >その、傍証でも結構ながら、根拠は? すみません、しばらくコラムを読んでいなかったもので返信遅れました。
根拠としては、現代のアメリカ・ファーストを掲げる集団が、真珠湾攻撃で解散と成ってしまった、前回のアメリカ第一主義委員会の運動が失敗に終わった歴史を考察していないとは考え難い事と、その際に叩き台に成るであろう下掲の著書が、対日戦を否定的に捉えている事がまずあります。
『裏切られた自由(上・下)』 フーバーが20年かけ完成させた回顧録…封印されてきた戦争の真実
https://www.sankei.com/article/20180331-JQDMVBYBHJMUREAWBHHP2AQSIY/ その上で、トランプ自身、対日戦争を自分だったらやらなかった失敗だったという、私見では本音を吐露していたのが根拠の補強材料です。
・・・2019年、トランプ大統領が令和になってから初の国賓として日本にいらっしゃった際に、トランプ大統領とメラニア夫人、そして主人と私で六本木の炉端焼きのお店で会食をしました。その時にトランプ大統領は「先の戦争の時に自分とシンゾー(が日米首脳)であったなら、戦争は起こらなかったに違いない」と語っていました。・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/27f2413de1b55ec41a21c8625e752e465e1aaaec
485
太田述正
2025/09/01(月) 08:09:41 ID:rHNICext
トランプの方のは知りませんでしたが、当時の日本の指導層をプーチン並みにしか評価していない可能性がありますねえ。
フーヴァーの方については、「(1941年7月の経済制裁は)日本に対する宣戦布告なき戦争であった。
アメリカを戦争へ誘導していったのは他ならぬルーズベルト(大統領)その人であった。それは、これまで明らかにされた冷静な歴史の光に照らしながら、1938年から1941年の期間を客観的に観察すれば、自ずと明らかである。
「日本との戦争の全ては、戦争に入りたいという狂人(ルーズベルト)の欲望であった」と私(フーバー)がいうとマッカーサーは同意した。
私(フーバー)は更に続けて次のように言った。「1941年7月の(日本への)経済制裁は、単に挑発的であったばかりではない。それは、例え自殺行為であると分っていても、日本に戦争を余儀なくさせるものであった。なぜなら、この経済制裁は、殺人と破壊を除く、あらゆる戦争の悲惨さを(日本に)強制するものであり、誇りのある国ならとても忍耐できるものではないからだ」。この私の発言にもマッカーサーは同意した。
(1941年9月の)近衛の和平提案は、駐日アメリカ大使もイギリス大使も祈るような気持ちで実現を期待していた(にも関わらずルーズベルトは拒否した)。
日本は繰返し、和平を求める意向を、示していた。(それにも関わらず行った)原爆投下は、アメリカの歴史において、未曾有の残虐行為だった。これはアメリカ人の良心を永遠に責め苛むものである。」
https://nihonjintoseisho.com/blog001/2019/12/05/history-of-japan-60/ という考え方の持ち主であることはかねてから知っていて(コラム#省略)、高く評価していたのですが、今回、「1941年12月8日 真珠湾攻撃の日、ハーバート・フーバー元大統領(第31代) は 一通の手紙をしたためた。・・・あなたも私同様に 日本というガラガラヘビに 我が国政府がしつこくちょっかいを出し、その結果そのヘビが我々に咬みついたんだということをよく知っています。また日本に対してあのような貿易上の規制をかけたり、挑発的な態度を示さなくても、日本はこれからの数年で内部的に崩壊するだろうことが分かっていました。なぜこのようなことになってしまったのかその過程も知っています。」
https://history.hakken.jp/?p=9273 とも言っていることを今回知り、相手との関係で政治的配慮もあったのかもしれないとはいえ、日本を見下し、日本を理解もしていなかったと言わざるを得ず、がっかりです。
他方、彼の少し前のセオドア・ローズヴェルトは、「『アメリカの新渡戸稲造』(佐々木篁著 岩手放送編 熊谷印刷出版部 1985)
p117-118「ルーズベルトの感銘」1904年6月6日、金子堅太郎と駐米公使高平小五郎がルーズベルトとの昼食会後に小村寿太郎外相に打電した電報として、「食事中大統領語テ曰く、先般拝受セシ書籍中「武士道」ト称スル書ハ、尤モ克ク日本人民ノ精神ヲ写シ得タリ。予ハ此ノ書ヲ読テ、始メテ日本国民ノ徳性ヲ知悉(つく)スルコトヲ得タレハ、直ニ書肆ニ命シ三十部ヲ購求シ、之ヲ知友ニ頒布シテ閲読セシメタリ。又予ハ五人ノ子供ニ各々一部ヲ配付シ、日常此書ヲ熟読シテ、日本ノ如ク高尚優美ナル性格ト、誠実剛毅ナル精神トヲ涵養スヘシト申付ケタリ。」との引用あり。
2 『新渡戸稲造事典』(佐藤全弘、藤井茂著 教文館 2013)
p59「セオドア・ルーズベルト(Theodore Roosevelt, 1858-1919、第26代大統領1901-09)が『武士道』に感動し、自分も体験したカウボーイ精神との共通点を感じ、数十冊求めて子弟に配り、兵学校や士官学校にも推薦した。」とあり。」
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?id=1000177816&page=ref_view というのですから、彼が、少なくとも、日本を自国ないし欧米並みには評価していることが読み取れところ、世紀をまたぐ頃から米国の指導層が劣化し始めた・・地が露呈してきた=民主主義が機能し始めた・・ことが分かろうというものです。
486
太田述正
2025/09/01(月) 08:46:09 ID:rHNICext
おっと、肝心なことを書き忘れるところでした。
「第一次アメリカ・ファーストを日本が戦争で潰した」、と、フーヴァーが1964年に亡くなるまでに気付いたかどうかはさておき、「第一次アメリカ・ファーストを日本が戦争で潰した」が「日本が米国を構造的な相対的衰亡過程に追いこんだ」という意味であるとの前提の下ですが、「トランプかそのブレーン」は、彼らのこれまでの言動(典拠省略)に照らせば、戦前の日本ではなく、戦後の、(地理的意味の)西欧、と、日本、と、韓国や台湾、等が、よってたかってそうした、と、思い込んでいるのではないでしょうか。
487
名無し@安全保障
2025/09/13(土) 22:36:35 ID:sjJU8vFI
488
太田述正
2025/09/14(日) 19:04:07 ID:oJPYiDVh
経済同友会って日本版梁山泊だったのね。
489
名無し@安全保障
2025/09/19(金) 08:28:56 ID:O2YlMTq5
ここ数日、チャーリー・カーク暗殺に関する米国人の意見を眺めていたのですが、『リベラル派は保守派の事をナチスやファシスト呼ばわりしているが、自分達の言動こそファシズムそのものではないか。』という、よくある意見が散見されたのですが、その中で、『米国のファシズム化の起点は、フランクリン・ローズベルトがムッソリーニの経済政策を参考にして行ったブルーイーグル運動にある。』とする書き込みを発見し、それが事実かどうか調べてみたところ、実際にそうだとする説が有りました。↓
・・・In June 1933 Congress passed the National Industrial Recovery Act (NIRA), after which FDR created the National Recovery Administration (NRA). Modeled on Mussolini’s fascist economic system, it forced virtually all American industry, manufacturing, and retail business into cartels possessing the power to set prices and wages, and to dictate the levels of production. Within a few months over 200 separate pricing and production codes were imposed on the various branches of American business. The symbol of the NRA was a Blue Eagle that had lightning bolts in one claw and an industrial gear in the other. Every business in the country was asked to have a Blue Eagle sign in its window that declared, “We Do Our Part,” meaning it followed the pricing and production codes. Citizen committees were formed to spy on local merchants and report if they dared to sell at lower prices.
Propaganda rallies in support of the NRA were held across the country. During halftime at football games cheerleaders would form the shape of the Blue Eagle. Government-sponsored parades featured Hollywood stars supporting the NRA. At one of these parades the famous singer Al Jolson was filmed being asked what he thought of the NRA; he replied, “NRA? NRA? Why it’s better than my wedding night!” Film shorts produced by Hollywood in support of the NRA were shown in theaters around the country; in one of them child star Shirley Temple danced and sang the praises of big-government regulation of the American economy.・・・
Much of the urban youth of America were rounded up and sent off to national forests for regimentation and mock military-style drilling as part of the Civilian Conservation Corps (CCC). The Works Progress Administration (WPA) created make-work projects for thousands of able-bodied men, all at taxpayers’ expense. Since unemployed artists were “workers” too, they were set to work in government buildings across the land. Even today, in some o f the post offices dating from the 1930s, one can see murals depicting happy factory workers and farm hands in a style similar to those produced in Stalin’s Russia and Hitler’s Germany.・・・
https://fee.org/articles/when-the-supreme-court-stopped-economic-fascism-in-america/ このローズベルトが4つの自由を掲げてファシズムの抑圧体制への対抗姿勢を打ち出す事に成るわけですが、米国のリベラル派の民衆の、自らファシズムを推し進めながら敵である「ファシスト」勢力との闘いにも邁進するという勘違いねじれ現象が、その時から始まったのかもしれません。
以上は主に経済体制に関わる事柄ですが、現在の米国の様に思想分野にファシズムが広がって行った切っ掛けは何なのかも調べてみたのですが、大統領が推進した政策と違って、民間主体故に確定的な情報は無く想像で埋め合わせするしかないのですが、
アメリカ─自由からファシズムへ
https://www.hisour.com/data/america_freedom_to_fascism/ というドキュメンタリー映画の監督をしたアーロン・ルッソという人物のインタビューで
https://m.youtube.com/watch?v=hJS7hfv8qnY 彼の友人であるロックフェラー財団の人間から聞かされた事として、(1960年代後半から始まった) ウーマン・リブは、ロックフェラー財団を始めとした超富裕層がメディアに手を回して宣伝して行わせた運動だったのであり、その目的は子供を親から引き離して学校で洗脳し易くする為だった、という話が出てきます。
嘘か誠か分かりませんが、本当だとするなら、これまた彼らが政府に手を回した結果であろうシングルマザー支援政策も相まって、
米国の未婚女性の出生割合は、1960年の5%から2008年の41%に劇的に上昇し、人種別では黒人の72%、ヒスパニックの53%、白人の29%
https://www.pewresearch.org/short-reads/2011/01/06/disapprove-of-single-mothers/ という赫々たる成果を挙げています。
そして目論見通り、家庭教育を行う余裕のない彼女らの子供達は全面的に学校に委ねられるわけですが、そこでポリティカル・コレクトネス、DEI、LGBT、批判的人種理論・・・等々を植え込まれ、結果的に、自らファシズム的思想を推し進めながら、敵である保守派をファシストだと糾弾し、汎ゆる手段を用いて打倒しようとする一群が生み出されてしまったのではないか、というのが私の想像です。
正直、後半部分には自信が有りませんが、太田さんの米国のファシズム化への見解をお聞きしたいです。 (人種主義に関しては、建国から現在まで一貫してファシズムだったとしていた記憶があります。)
490
太田述正
2025/09/20(土) 07:13:02 ID:95viMV91
私のファシズム観は、それがキリスト教のデフォルメであって、マルクスレーニン主義はファシズムの一種である、というものです。
(より詳しく言えば、ファシズムは、プロテスタンティズムのデフォルメであり、そのプロティスタンティズムは言うまでもなくカトリシズムのデフォルメです。
だとすれば、カトリシズムそのものが、広義のファシズムの一種である、と言っていいでしょう。
更に言えば、カトリシズムの親であるユダヤ教も、カトリシズムの兄弟であるイスラム教も広義のファシズムである、とも言えそうです。)
で、カトリシズムがプロト欧州文明を形成したところ、アングロサクソン文明は、このプロト欧州文明とは対蹠的な文明であって、古今東西の全文明中、相対的に日本文明に最も似ている文明であると私は思っています。
また、欧州文明は、プロト欧州文明がアングロサクソン文明を曲解して部分的に継受して生まれた文明である、とも。
さて、米国は、母国英国を捨てたところの、原理主義的プロテスタントとならず者的機会主義者たる英国人が北アメリカの地で野合して生まれた国であり、表見的にはアングロサクソン文明だが実体的には欧州文明であるところの、キメラ文明・・できそこないのアングロサクソンの文明・・の国であり、本質的にファシズムの国である、と、私は考えています。
なお、強いて言えば、米国の、リベラル/民主党は原理主義的プロテスタント系、保守/共和党はならず者的機会主義者系、であるところ、両者には殆どニュアンスの違いしかない、とも、私は見ています。
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管理人 ★
2025/09/28(日) 21:42:57 ID:kanrinin
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金龍
2025/10/10(金) 16:59:37 ID:fW4YRQ7n
歴史的に感慨深い連立解消があったので書き込みしました。
やはり日蓮系の団体は脳死であっても日本を動かす理念があるのか、ないのか…
あと、太田さんの江戸時代の歴史観は凄く興味深かったです。
なんで将軍がリーダーシップ取らなくなったのか、今までの歴史の説では納得出来てはなかったので。
秀吉政権が倒れても秀吉コンセンサスは裏?で受け継がれていたということでしょうか。
なかなか難しいですが、今後も思考停止せずに考え続けたいと思ってます。
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名無し@安全保障
2025/10/10(金) 17:03:42 ID:fW4YRQ7n
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太田述正
2025/10/12(日) 09:07:28 ID:9/ncMf8Y
Well said!