■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 最新50
[PR]ロボフォーム[PR]
 

法と経済学

1 太田述正 ★ 2022/03/22(火) 06:46:37 ID:ohtanobumasa
防衛省OB太田述正の掲示板★3
https://www.ohtan.net/

【成りすまし防止】password は投稿者が設定します。
名前:【 名前#password 】「 # 」は半角「 password 」は半角8文字。
名前:【 ぬるぽ#PasSwOrD 】書き込む「 ぬるぽ ◆Y.PBCjoxno 」の固定名になる。

460 管理人 ★ 2025/02/26(水) 19:56:38 ID:kanrinin
日本は飛鳥時代から江戸時代まで肉食禁止でしたが食料自給率を上げるのには合理的。

イスラム教の豚肉禁止は砂漠地帯では合理的。
https://www.youtube.com/watch?v=hh_VSw89uqo

ヒンズー教の牛肉禁止はインド地域では合理的。
https://www.youtube.com/watch?v=8Vfjnr6YZkI

逆にこれらの地域以外では不合理。

食と文化の謎 マーヴィン・ハリス
https://amzn.to/3ZrNzS3

461 太田述正 2025/02/27(木) 10:16:10 ID:qN3gb6Qf
 マーヴィン・ハリス『食と文化の謎』が種本なんですね。
 和辻哲郎の『風土』より、相当マシなようで・・。

462 太田述正 2025/03/09(日) 21:50:14 ID:8Q9X8uIM
 HHさんへの回答の補足です。
 真珠湾攻撃の9カ月前に、既に、米国は、(日本に対しては、米国によるフライングタイガーの支那派遣等でもって事実上、宣戦布告/交戦、状態に入っていましたが、)ドイツに対して、事実上、法的に宣戦布告をした状態になってました。↓

 「20世紀までに確立した中立法では、中立国は交戦国を公平に扱う義務があるとされていた。しかし、アメリカは、枢軸国の侵略に抵抗している国家を援助するという政策を表明し、1941年<3月11日>にはそれを可能とする武器貸与法を制定した。このようにして、アメリカは国内法上、合法的に連合国を援助することが可能になった。・・・アメリカ<二つの国際法上の根拠<を>・・・主張した<。>・・・すなわち、自衛権の行使として援助が可能というものと、不戦条約違反の戦争の交戦国を差別的に扱うことができるというもの<だった。>・・・これらいずれの根拠も、当時の国際法に照らすと成り立ちがたいものであった<というのに・・。>」
https://www.bing.com/ck/a?!&&p=c5bb5e8b44c44a70b187612ff592d9469477e4ca35a08ff93ccc5399d0f0349dJmltdHM9MTc0MTQ3ODQwMA&ptn=3&ver=2&hsh=4&fclid=0eccea61-2d16-6d95-2376-ffc92cfc6c6f&psq=%e5%8f%82%e6%88%a6%e5%89%8d%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%83%a1%e3%83%aa%e3%82%ab%e3%81%ae%e3%82%a4%e3%82%ae%e3%83%aa%e3%82%b9%e6%94%af%e6%8f%b4&u=a1aHR0cHM6Ly9vdWoucmVwby5uaWkuYWMuanAvcmVjb3JkLzg1NjcvZmlsZXMvMzZfMTYucGRm&ntb=1

 真珠湾攻撃の少し前には、更に状況は進み、米独両軍は、事実上、交戦状態に入っていました。↓

 「1941年秋にはすでに、米独両海軍は、大西洋上で事実上の交戦状態に入っていた。<しかも、>ローズヴェルトは<、>9月に、ドイツの潜水艦によってアメリカの駆逐艦が攻撃されたとして、ドイツとその同盟国イタリアの軍艦に対する米防衛海域内での攻撃を<公然と>命令<することまで>し<てい>た。」
https://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/social_science/research/social-science/pdf/2017vol33no1_shimamura.pdf

 従って、米英と日本が戦争に突入した後は、(ドイツがにっくき日本と同盟関係にあったことから、)米世論の動向を殆ど気にする必要がなくなった状況下で米国がドイツとの事実上の交戦状態のレベルをどんどん上げていくことで、ドイツを対米宣戦布告に追い込むことができる、と、英国と米国の指導者達は見ていたのです。
 結果的には、そんな手間をかける必要もなく、比較的すみやかにドイツの方から対米宣戦布告がなされたわけですが、こりゃ、英米からすりゃ、臨時ボーナスみたいなもんでした。↓

 「ヒトラーはすでに1940年12月の時点で、OKW(国防軍最高司令部)のヨードル統帥局長に対して、「1942年になるとアメリカが欧州戦争に介入してくる。だから我々は、それまでにヨーロッパ大陸の問題をすべて片付けておかなければならない」と語っています。・・・
 日本海軍によるハワイ真珠湾攻撃と日米開戦のニュース・・・を・・・知らされたヒトラーは、・・・「これは転機だ!これでもう我々が負けることはなくなった。なぜなら我々は、過去三千年間一度も戦争に負けたことがない民族(日本人)を味方にして戦うことになったからだ。このような転機はそうそうあるものではない!」と叫んで、ドイツが日本とともにアメリカに宣戦布告することを決定します。・・・
 <なお、>真珠湾攻撃の10日前、リッペントロープ外相から日米戦争と三国同盟との関係について聞かれたヒトラーは、“日米戦争が始まってドイツが日本に味方しなかった場合、その時点で三国同盟の意義は消滅する”と答えています<。>」
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1194250146 ←無典拠

 なお、↑情勢分析能力において、杉山元ら>英米・・実は英>米だが・・>独、であったこと、またそのことを杉山元らが知っていた、というわけです。
 (ソ(露)がどのあたりに位置づけられるか、皆さんの見解も聞きたいもんです。)
 英も米も独、そしてソ(露)も、ことごとく、杉山らの掌の上で思うがままに転がされていた、と。

463 名無し@安全保障 2025/04/05(土) 21:23:10 ID:tmnZHS11
太田述正コラム#14863(2025.4.5)
<皆さんとディスカッション(続x6217)/映画評論300:英国式庭園殺人事件>

要するに、日本人は、基本的に、江南系漢人、つまりは、支那人。↓

 「・・・私たち日本列島の視点で言えば、縄文人が2万〜3万年以上かけて育んできた文化に、農耕を中心にした渡来民が3000年前ごろ流入し、圧倒的に人口を増やしたことが今のDNA構成を生み出した──それを「外来DNAが9割」と表現しているわけです。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/00d8cd7d24d70b87ce297fef2a8afc2cdddb78d6

↑思ったのですが、弥生人は支那から来たのに、その後の支那に弥生人が少なかった(居なかった?)のは、彼等は縄文人が支那大陸の環境に過剰適応した結果生まれた突然変異種的なもので、殷(商)滅亡後に大多数の支配層が日本に避難した事で、支那には弥生人集団を維持できる程の個体数が残らなかったのが理由ではないでしょうか。

464 太田述正 2025/04/06(日) 10:08:05 ID:MEtHqfWu
 楚、呉、越、といった江南人由来の諸国の人々の弥生性は若干は相対的に強かったでしょうが、彼らを含め、そして日本に稲作文化を伴って渡来してきた人々・・歴史上のいわゆる弥生人・・をも含め、江南人は、私の言う弥生的縄文人であった、というのが私の考えであるところ、戦国時代の支那を統一した秦は半ば、そして、その秦に取って代わった漢はほぼ、江南人王朝であった、つまり、私の言う弥生的縄文人が支配層である王朝であった、というのが私の仮説であるわけです。
 その後、支那は、北方の騎馬遊牧民系の私の言う弥生人によって、何度も征服されることとなるも、その新王朝の支配層が、急速に、現地の旧来の支配層であったところの、弥生的縄文人、化してしまう、ということをその都度繰り返しつつ清末まで至ってしまった、と。
 他方、日本の私の言う弥生的縄文人たる支配層は、支那が最初に騎馬遊牧民系の私の言う弥生人によって征服された時、すなわち、隋が支那を再統一した時、自分達のご先祖様筋のこの大悲劇を他山の石とし、自分達自身を縄文的弥生人へと変身させることで、私の言う弥生人に対する安全保障を確立しようと決意し、それに成功した、とも。
 以上は、全て、これまで申し上げてきていることです。(コラム#群省略)

465 名無し@安全保障 2025/04/17(木) 02:09:49 ID:wRuWBhQ5
トランプ氏の「軍事支援費用も議題」投稿、日本政府「知らなかった」
https://mainichi.jp/articles/20250416/k00/00m/010/340000c

イヤイヤ、トランプは前からずーっと言ってたよ。
自民党応援団の産経ならともかく、毎日、朝日までもがそこを突っ込まない。左右ともに岸カルト応援団だな、と。

466 名無し@安全保障 2025/06/16(月) 12:52:53 ID:7J40yn+8
<もームチャクチャやおまへんか。福井県は民主主義が機能し、かつ、県庁は脳死しとるわー。↓>
 「元県民局長の私的情報、兵庫県職員「運んだだけ」 立花氏と接触認める 演説で実名挙げられ・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/dee3fa80543b9fbf0228ee65ff15ace6ca8ad771(太田さん)

兵庫県ではなくて?
ちなみに、福井県は鯖街道があって、鯖寿司とか美味いですよね。

467 太田述正 2025/06/18(水) 14:45:37 ID:XQYZW2ac
 コラム#15011参照。

468 管理人 ★ 2025/06/19(木) 21:18:43 ID:kanrinin
政治家に有能な人材が集まらないのは日本の労働市場が終身雇用で転職できないから。つまり終身雇用と解雇規制を廃止すると無能な人材は首になるので、解雇反対の政党に無能が集まることになる。
https://x.com/joshigeyuki/status/1934024888316223974

469 太田述正 2025/06/20(金) 09:42:23 ID:+gAc9Zav
 自分は年をとるにつれて気が短くなってきている感が拭えない、とまずはお断りしておきます。
 典拠を付けたのは形式的にはよしとしても、匿名の短文なんて実質的には典拠たりえない、と、最初に申し上げなければならないのは残念です。
 まず、おっしゃってることの前段と後段はそれぞれ必ずしも間違ってはいないけれど、前段と後段を単に併記するのはおかしいと言わざるをえません。
 後段に、落選の場合に労働市場を通じて再雇用ができるようになることから、有能な人材が(解雇反対のであれ解雇反対のであれ)政党に集まることになる、といった一文を付け加えるのであれば話は別ですが・・。
 さて、ここからがキモなんですが、私自身が、現在の日本で政治家に有能な人材が集まらない理由をかねてから指摘している以上は、私の指摘と異なる指摘を、単に記されるのでは、事実上、私の指摘を否定されておられるに等しいけれど、本当にそれでいいんですか、です。
 念のために記しておきますが、私の指摘とは、第一に、戦前の日本は脳死していなかった、第二に、戦前の日本の有能な政治家の供給源の最たるものは官僚(軍官僚を含む)であった、ところ、現在の日本は脳死している、よりピンポイントで言えば日本の中央政府は脳死している、から、有能な人材は、政治家になってもやりがいのある仕事ができないので政治家にならない、また、戦後しばらくは依然有能な政治家の供給源の最たるものであった官僚・・軍官僚は存在しませんが・・も、現在では有能な人材は官僚になってもやりがいのある仕事ができないので官僚にはならないため、有能な政治家は払底するに至った、です。

470 名無し@安全保障 2025/06/21(土) 22:57:35 ID:928GVxcb
独身者イベントの80%は女性|男性は来ない
https://youtube.com/watch?v=6RXxwNY3ifU

中共でも婚活イベントに男性が殆ど居ないという話ですが、男女のカップルで行動する社会規範の強い米国ですら、多くの男性が女性から逃げ出している状況みたいです。

何でこんな事に成ってしまったのか。私が思い付くのは、ビュッフェミニズムの様な現代思想と、上昇婚志向の本能と、マッチングアプリといったテクノロジーが、悪しき化学反応を起こしたんじゃないかというものですが、太田さんの見解は如何ですか?

471 太田述正 2025/06/22(日) 07:02:04 ID:xJRgBMsm
 日本の場合は女性の方は無課金のマッチングアプリが多いようなので、米国等でも同じじゃないでしょうか。
 また、同じく日本の場合、マッチングアプリの男性利用者は単にセックスが目的の人が多いようです。
https://www.pair-full.jp/column/app-questionnaire
 どちらの理由にせよ、ネット無料AVの普及が、男性をマッチングアプリから遠ざけているのではないでしょうか。
 なお、日本においては、「婚活アプリは、一般的に男性の割合よりも女性が多い<が、>・・・恋活アプリは、婚活アプリに比べると、男女差はそこまで<ない>」
https://magazine.photojoy.jp/matching/app/11451/
ことから、米国等ではマッチングアプリはどちらかというと婚活アプリと捉えられているのかもしれませんね。

472 名無し@安全保障 2025/06/23(月) 11:52:11 ID:yYXHcEc7
3月には核武装の可能性はないという状態で6月に入って急展開ってギリギリじゃん
イランはイスラエルへのミサイル攻撃を成功させているし
キューバ危機並みに危なかった予感



恐らくは、その後、それと異なる情報が得られたんだろうよ。↓
「・・・米政府内の情報機関を統括するトゥルシー・ギャバード国家情報長官・・・は3月の上院公聴会で「情報機関はイランが核兵器を製造していないと評価している」と証言し、「最高指導者のハメネイ師は2003年に停止した核兵器計画の再開を許可していない」と述べた。・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250621-OYT1T50117/

ね。↓
Tulsi Gabbard now says Iran could produce nuclear weapon ‘within weeks’・・・
https://www.bbc.com/news/articles/c056zqn6vvyo

473 名無し@安全保障 2025/07/31(木) 23:31:11 ID:8iFYdYET
北朝鮮の核排水問題で検査結果に異常が出なかった理由は、問題を隠蔽したい李在明政権がウラン関連の物質を検査項目から外したからだそうです。↓

北朝鮮ウラン工場の排水問題 検査結果は「異常なし」=韓国政府
7/18(金) 11:45配信 聯合ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc8145b642425cb651be26576049bab019194919

イ・ジェミョン政権、核廃水は「問題ない」と言いながら…重要な物質を除外して国民を欺いた
이재명 정부, 핵폐수 ‘이상 없다’더니… 핵심물질은 빼고 국민 속였다
https://www.ainews1.co.kr/news/articleView.html?idxno=11851


そして、この件を調査している韓国人ユーチューバーによれば、放射線計測器は先週より大分高い数値を示しており、因果関係が疑われる死亡者も出ているようです。↓

やばいです。。北朝鮮からの核排水で今、軍人達が急死したり住民達が原因不明の病気にかかってます。
https://m.youtube.com/watch?v=8JhY0MyCp7Q

474 名無し@安全保障 2025/08/03(日) 10:46:08 ID:4LOd0XHc
停戦?いや違う。北京の「裏庭」が焼け野原へと化す・・・
看中国フォーカス
https://www.youtube.com/watch?v=yFTG6zjIInU

タイのカンボジアへの軍事攻撃は、中共の東南アジアへの影響工作の拠点である魚米回廊を潰すのが目的だった、との興味深い報道がありました。

その真偽はさておき、中共は正規戦に弱過ぎませんか? 先日のイスラエルのイラン攻撃でも、中共製の防空システムは全く機能していない様でしたし。

この分だと、超限戦が上手く行っている様に見えるのも、自由主義諸国が無防備過ぎるというだけの理由で、防備を固められたら碌に効果を発揮できなくなるのでは。

475 名無し@安全保障 2025/08/03(日) 21:35:53 ID:9HPEP5Mm
8月1日付けのディスカッションが正しくアップロードされておらず見られません。

476 太田述正 2025/08/04(月) 09:40:39 ID:H7cdmsBL
 タイトルの入れ忘れです。ブログを直しておきました

477 太田述正 2025/08/04(月) 09:44:10 ID:H7cdmsBL
>>474
 一般論として、動画典拠だけに拠るのではなく、必ず、英米、就中英国の主要メディアの記事もチェックするようにされることをお勧めします。

>その真偽はさておき

 デマでしょう。
 お示しのユーチューバーが言っていることで唯一正しそうなのは、これ、カンボジア側が内部矛盾から国民の目を対外紛争によって反らす目的で仕掛けた(軍事的には無謀な)軍事紛争だった、という点でしょうね。
 だからこそ、カンボジア側が、積極的、かつ、一方的に、マレーシア、米国、中共の3カ国を仲介に引きずり込み、早期停戦を図ったのである、と、思われます。↓

 「・・・両国の関係が正式に敵対的になったのは2008年で、カンボジアが係争地にある11世紀の寺院を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録しようとしたことが発端だった。この動きに対し、タイ側は激しく抗議した。・・・
 軍事力でタイに劣るカンボジア・・・
 <両国>の会談は、トランプ氏が両国に対し、米政府との貿易交渉の前提条件として停戦に合意するよう求めたことを受けて開催された。これにより、タイは方針転換を余儀なくされた。タイ政府は当初、第三者による仲介に反対し、紛争は二国間交渉のみで解決すべきだと主張していた。・・・」
https://www.bbc.com/japanese/articles/crlz8jx00gro

>中共は正規戦に弱過ぎませんか?

 中共は最新のフルスペックの装備を輸出していない、ということじゃないでしょうかね。
 但し、中越戦争以来、まともな戦争経験のない中共軍の実践能力に疑問符が付くのは避けられません。
 弥生性を維持するのは容易なことじゃあありませんからねえ。

478 名無し@安全保障 2025/08/04(月) 21:54:53 ID:ladqYjOv
> 安倍問題/防衛費増。↓

> <民主主義が花開いた輝かしい兵庫県。↓>
> 「斎藤元彦知事「支持」は46%、18〜29歳の6割や参政党支持層の7割が支持・・・」

安倍問題に含まれているのは、民主主義の問題だからですよね。
兵庫で民主主義がどうして花開いていることになるのですか?
未だに46%も愚劣な知事を支持しているからですか?

他の地域では花開いていないのですか?
太田さんは民主主義では愚民による政治に陥るという話をしていたと思います。
東京の参院選では「みなさんのお母さんにして」といって塩入さや氏が圧勝しましたが、
これは民主主義が花開いていることになりませんか?

479 太田述正 2025/08/05(火) 09:30:01 ID:0WuPe/Gy
 民主主義というのは、対象社会の大部分を占める非エリート層・・それは相対的に判断能力が低い層でもある・・にその社会の基本的な意思決定を行わせる思想です。(典拠省略)
 だから、古今東西、民主主義を標榜する大部分の社会では、実質的に(そんな「危険な」)民主主義を機能させない制度を国制に組みこんできました。
 日本の場合、中央国制が間接民主主義・・反民主主義!・・であることがその一例です。
 他方、そんな日本でも、地方では中央に比して重要でない意思決定しかできないことから、戦後は、地方国制においてのみ、その首長の選任を民主主義で行わせることになっています。
 さて、その日本で、中央政府が脳死状態に陥ってしまっており、その「実感」に基づくなんちゃって危機意識が非エリート層の大部分にまで共有されるに至っています。
 その結果、非エリート層の相当部分が、エリート層からの指示に従う・・組織票ってのがその典型です・・よりも自分の判断に基づいて投票するようになってきました。
 その結果、首長が直接民主主義で選出される地方において、その限りで民主主義が機能し始める事例が出てきており、その典型例が一番最近の兵庫県知事選挙だったのです。
 しかし、非エリート層は、自分で判断する能力が低いので、流布している噂話等に影響されがちであり、昨今においてはSNSで流布される噂話等を信じ込んでしまいがちであり、まさにその結果、既に甚だしく人格、能力共にオツることが客観的に明らかになっているにもかかわらず、斉藤君、が再選されてしまったのです。
 よって、「安倍問題に含まれているのは、民主主義の問題だから」ではなく、「安倍らが漫然とついにその中央政府を脳死させてしまった日本の問題だから」ですし、民主主義が日本の全体でまだ機能していない以上、しかも、間接民主制である以上、中央においては、「民主主義が花開いている」とは言えません。
 では今後は?
 そんなこと、中央政府が脳死しちゃってる以上、どうでもいいのでは?
 どっちみち、現在は米国、そう遠くない将来には中共、が、日本の中央政府機能を代替していくわけです。
 しかし、地方公共団体全てが脳死しちゃったら、それこそ、町会だけで日本の地方を切りまわしていかなければならず、そんなことでは、日本が肉体死してしまいます。
 ですから、脳死は、兵庫県だけで食い止めなければならないのですが、どうやら、それは不可能なようですねえ。

480 名無し@安全保障 2025/08/06(水) 12:02:07 ID:XVZujK0/
中央政府が脳死した実感から非エリートがエリートの支持に従わなくなった。

しかしその前はずっと従ってきたのに安倍総理の時代がやってきてモリカケ問題で官僚組織も殺されました。

非エリートがエリートに従っていたのも民主主義ではないですか?

民主主義的にエリートに従って脳死に至り、
危機感から、民主主義的にエリートに従わずとんでもない無能を知事に選んだ、ということになりませんか?

481 太田述正 2025/08/07(木) 08:53:22 ID:5aB/MpoK
 常に定義が何であるかを考える習慣を身に着けてください。
 この場合は、「民主主義が機能する、機能しない」の定義が問題になります。
 「非エリートがエリートに従っていたのも<形の上では>民主主義」ではあるけれど、それは「民主主義が機能していない」一事例である、と、私は指摘しているところ、それが違うとおっしゃるのなら、ご自身の「民主主義が機能する、機能しない」の定義を明らかにする必要があります。
 なお、この際ですから、史上最初の、しかも、依然、意義を失っていないところの、民主主義批判を振り返っておきましょう。
 古代インド等に自然発生的な民主制はあったけれど、意識的に民主制を導入したのは記録が残る限り、古典ギリシャのアテネ(アテナイ)が最初の事例です。↓

 「クレイステネスが現れ、前508年に画期的な改革を実施してアテネの民主政は成立した。・・・
 <それ>は徹底した直接民主政であり、民会や民衆裁判所における多数決による決定、公職者(役人)の抽選制や公職者に対する弾劾裁判などによって市民の権利と義務の平等化を図り、独裁政治の出現を予防するシステム<だった。>・・・
 専制君主政や貴族政ではない、「民主政治というスタイルをギリシア人が最初に発見し、意識化し、制度化した<。>」
https://www.y-history.net/appendix/wh0102-082.html

 しかし、その少し前に、共和制(混合政体)が、記録が残る限り、最初に、古代ローマで生まれています。↓

 「古代ローマは紀元前6世紀に王を追放して王政ローマから共和政ローマに移行し、執政官(元首)・貴族(元老院)・平民(民会)による統治(混合政体)が行われたが、彼らは衆愚政治を意味するデモクラティアとの名称を避け、レス・プブリカ(共和国)と自称した。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%88%B6

 これらを踏まえて、プラトンやアリストテレスは民主制批判を展開するのです。↓

 「プラトンは”無学(貧乏人)がソクラテスを死刑に追いやった”と思い込み、民主制を心底軽蔑します。故に、プラトンは市民選挙<・・直接民主制(太田)・・>には反対でした。”無学が金持ちを怖がらせるだけだ”と異議を唱えた。」
https://blog.goo.ne.jp/lemonwater2017/e/fe85393f73643e19258cb0866f1ec199
 「アリストテレスによれば、国家体制には、王制、貴族制、共和制、僭主制、寡頭制、民主制があり、特に最初の3つの体制が正しい。なぜなら公共の利益を考える体制のみが正しい政治体制であるからだ。」
https://www.philosophyguides.org/decoding/decoding-of-aristoteles-politik/

482 名無し@安全保障 2025/08/18(月) 07:30:15 ID:ITulBni5
太田述正コラム#15133(2025.8.17)
<皆さんとディスカッション(続x6349)/映画評論414:ミスター・ガラス>

>笑止。米国は、対日戦敗北によって日本に押し付けられた諸条件・・一、ブロック経済否定、二、国民党政権打倒、三、対露抑止・・を、その結果、米国が「地球上でもっとも偉大な国」でなくなってしまったことから、時期を失した今頃になって、ことごとく廃棄しつつあるってことなのさ。哀れだねえ、バカだねえ。
「トランプ氏、対日勝利80年「大日本帝国打倒され世界は救われた」・・・「我が国が地球上で最も偉大な国であり続ける」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b01b00ace87aac9ab208b127e102fcc97c53a4a

第一次アメリカ・ファーストを日本が戦争で潰したのを、トランプかそのブレーンが知らない筈がないので、支持者向けと日本への恨み節も兼ねた談話なのでは。

483 太田述正 2025/08/18(月) 07:43:14 ID:QJgILk1w
>第一次アメリカ・ファーストを日本が戦争で潰したのを、トランプかそのブレーンが知らない筈がない

その、傍証でも結構ながら、根拠は?

306KB
新着レスの表示


名前:
E-mail(省略可)
READ.CGI - 0ch+ BBS 0.8.4 20230709
ぜろちゃんねるプラス再開発プロジェクト