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防衛省OB太田述正ブログ

日本は自分からアメリカの属国をしています

「人物評価」の記事一覧

丸山真男小論(その2)

太田述正コラム#1660(2007.2.15) <丸山真男小論(その2)>(2007.9.17公開) 3 私の丸山批判  (1)丸山の存在の大きさ  丸山真男は、私の東大法学部在籍当時、まだ法学部教授をしていましたが、病 […]

丸山真男小論(その1)

太田述正コラム#1658(2007.2.13) <丸山真男小論(その1)>(2007.9.17公開) 1 始めに  「昭和日本のイデオロギー」シリーズを書くために、大学時代に読んだ丸山真男の本を読み返していて、吉田茂に引 […]

吉田茂小論

太田述正コラム#1651(2007.2.7) <吉田茂小論>(2007.9.16公開) 1 始めに  防大1期生の平間洋一氏が防大教授兼図書館長の時に私は同大学校の総務部長を勤めていたので、掲示板上で同氏の吉田茂邸訪問記 […]

マザー・テレサの悩み

太田述正コラム#2044(2007.9.5) <マザー・テレサの悩み> <太田>  マザー・テレサが、一貫して神の存在に確信が持てず、悩み続けていた、というショッキングな事実が明らかになりました( http://www. […]

星亨の主張をめぐって

太田述正コラム#1639(2007.1.27) <星亨の主張をめぐって>(2007.9.2公開)  (光線銃はマイクロ波(microwave)ではなく、ミリ波(millimetre-wave)が使われています(http: […]

天川勇氏のこと

太田述正コラム#1877(2007.7.24) <天川勇氏のこと>  (本篇は情報屋台用のコラムを兼ねており、即時公開します。) 1 始めに  別に誰かに口封じをされたわけではないのですが、「CIAの実相」シリーズ(太田 […]

サルコジ新フランス大統領(続)

太田述正コラム#1770(2007.5.16) <サルコジ新フランス大統領(続)>(2007.6.24公開) 1 始めに  このところコラム書きに精神集中ができない事情が生じています。  最近、私のコラムに対してコメント […]

サルコジ新フランス大統領

太田述正コラム#1765(2007.5.11) <サルコジ新フランス大統領>(2007.6.10公開) 1 始めに  サルコジ(Nicolas Sarkozy。1955年~)前仏内相が5月6日、フランスの新大統領に選出さ […]

米国に過剰適応した日系人・フクヤマ

太田述正コラム#1718(2007.4.3)<米国に過剰適応した日系人・フクヤマ> 1 始めに  情報屋台の掲示板で行われているやり取り(太田掲示板に転載)を、私の投稿部分を中心に整理してみました。 2 フクヤマのコラム […]

白洲次郎に思う

太田述正コラム#1457(2006.10.19)<白洲次郎に思う> 1 始めに  白洲次郎(1902??1985年)の「プリンシプルのない日本」(新潮文庫)を読みました。 この本の中には、「野人・白洲次郎」という今日出海 […]

「東京ローズ」の死

太田述正コラム#1425(2006.9.29)<「東京ローズ」の死> 1 始めに  かつて「東京ローズ(Tokyo Rose)」と呼ばれた、アイヴァ・イクコ(郁子)・トグリ(戸栗)・ダキノ(Iva Ikuko Togur […]

安倍晋三について(その3)

太田述正コラム#1423(2006.9.27)<安倍晋三について(その3)>  (本篇は、コラム#1417の続きです。) 4 政策  私のコラムを昔から読んでおられない方には、なじみのない言葉で恐縮ですが、私は、昨9月2 […]

安倍晋三について(その2)

太田述正コラム#1417(2006.9.23)<安倍晋三について(その2)> 3 本人  (1)始めに 晋三本人については、成蹊小・中・高校・大学という「地味な」学歴であること、米国の南カリフォルニア大学に「遊学」したこ […]

安倍晋三について(その1)

太田述正コラム#1416(2006.9.22)<安倍晋三について(その1)> 1 始めに  安倍晋三(1954年??)官房長官が自民党総裁に選出され、首相に就任することになりました。 彼に対しては、恐らく、今後このコラム […]

重村智計氏の本(その3)

太田述正コラム#1414(2006.9.21)<重村智計氏の本(その3)>  (前回書き忘れたが、国家安全保衛部幹部のミスターXは、同部が拉致被害者の管理を担当している(173頁)という点だけとっても、対日交渉責任者とし […]

重村智計氏の本(その2)

太田述正コラム#1413(2006.9.20)<重村智計氏の本(その2)> 3 首をかしげたその他の点  この本のサブテーマの一つは、「日本はいまや、・・<かつての>朝鮮半島や中国<のような>・・科挙の制度による中央集権 […]

重村智計氏の本(その1)

太田述正コラム#1412(2006.9.19)<重村智計氏の本(その1)> 1 始めに  日曜日に読者の島田さんから、彼が読んだばかりの重村智計氏の本1冊と佐藤優氏の本2冊の寄贈を受けたのですが、まず重村氏(かつて毎日新 […]

ジダン事件

太田述正コラム#1343(2006.7.14)<ジダン事件> 1 始めに フランスのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane。愛称Zizou)選手(34)が、彼の事実上の引退試合である晴れのサッカー・ワールド […]

キッシンジャーの謎(その2)

太田述正コラム#1263(2006.5.29) <キッシンジャーの謎(その2)>  このAFP電の前段は、そのとおりであり、日中国交正常化に応じた中共の思惑もそのあたり・・日本の宗主国米国からの引き離し・・にあったことは […]

キッシンジャーの謎(その1)

太田述正コラム#1262(2006.5.28) <キッシンジャーの謎(その1)> 1 始めに  立て続けに、キッシンジャー(Henry A. Kissinger)の昔の発言が公開されたので、ご紹介しがてら、かるーくキッシ […]

ルソーの正体(その2)

太田述正コラム#1259(2006.5.27) <ルソーの正体(その2)>  イギリスでルソーの求めるままに何度も住む所を見つけてやったほか、王室からルソーのためにカネを引き出そうとまで腐心したヒュームに向かって、次のよ […]

ルソーの正体(その1)

太田述正コラム#1257(2006.5.26) <ルソーの正体(その1)> 1 始めに  小林善彦先生は、駒場の時のクラス担任でフランス語の教師(助教授。後に東大教養学部教授を経て学習院大学教授)でしたが、ルソー(Jea […]

ガルブレイスの死(その4)

太田述正コラム#1222(2006.5.8) <ガルブレイスの死(その4)>  1987年には、大企業への規制緩和の行き過ぎと放漫な銀行の貸し付け等により株式市場が過熱化しているとして、米国の株価が大恐慌以来最大の暴落を […]

ガルブレイスの死(その2)

太田述正コラム#1212(2006.5.1) <ガルブレイスの死(その2)>  (2) ガルブレイスの米経済学批判  イギリスは、和辻哲郎言うところの人間(じんかん)主義的な個人主義の国であり(コラム#113、114)、 […]

ライス女史と私

太田述正コラム#1174(2006.4.10) <ライス女史と私> 1 始めに  大抵の日本人が知っている米国の有名人で、私が面識があるのは、「大地」(1931年)の作者として有名な故パール・バック女史(Pearl S. […]

徒然なるままに(その4)

太田述正コラム#1017(2005.12.25) <徒然なるままに(その4)> 4 クリスマス  クリスマスが来ると、カイロ時代の小4のクリスマスの朝を思い出します。  小3の時に小犬を下さいとサンタクロースに手紙に書い […]

ナポレオンの評判(その2)

太田述正コラム#985(2005.12.5) <ナポレオンの評判(その2)> 3 ナポレオン暴君説優位に  しかし、11月末に出版されたクロード・リッブ(Claude Ribbe)著「ナポレオンの犯罪」という本によって、 […]

ナポレオンの評判(その1)

太田述正コラム#983(2005.12.4) <ナポレオンの評判(その1)> 1 初めに 昨年は、ナポレオン(Napoleon Bonaparte。1769?1821年)戴冠200周年でしたし、今年は、ナポレオンのアウス […]

サッチャー首相のエピソード

太田述正コラム#971(2005.11.27) <サッチャー首相のエピソード> 1 初めに  以前(コラム#334と335で)サッチャー時代の英国を回顧したことがあります。  その時は、少し英国について、悲観的に見過ぎて […]

シェークスピアをめぐって(その2)

太田述正コラム#917(2005.10.21) <シェークスピアをめぐって(その2)> 2 シェークスピアの作品の隠れたモチーフ  (1)謎の人、シェークスピア  シェークスピアはシェークスピアだ、という立場に立つとして […]

シェークスピアをめぐって(その1)

太田述正コラム#916(2005.10.20) <シェークスピアをめぐって(その1)> 1 シェークスピアの正体  今回は、ちょっと息抜きをしましょう。 私は、以前(コラム#88で)「シェークスピアの詩人、劇作家としての […]

厳しく再評価される毛沢東(その3)

太田述正コラム#746(2005.6.7) <厳しく再評価される毛沢東(その3)>  さて、そもそも共産党が長征で陝西省をめざしたのは、ソ連の近くを根拠地にして、ソ連の大規模な支援を得るためだったが、これに完全に成功した […]

厳しく再評価される毛沢東(その2)

太田述正コラム#745(2005.6.6) <厳しく再評価される毛沢東(その2)>  (2)その内容  この本の内容のさわりをご紹介しましょう。  毛沢東はヒットラーやスターリンに匹敵する悪党であり、この二人以上の惨害を […]

村上春樹(その3)

太田述正コラム#0631(2005.2.17)<村上春樹(その3)>  (2)普遍性あるユニークさ  ア 始めに 日本文明に普遍性があるからこそ、村上作品に普遍性がある、ということを指摘しましたが、それが単にアングロサク […]

村上春樹(その2)

太田述正コラム#0629(2005.2.15)<村上春樹(その2)> 3 ロシアと中国での人気  (1)ロシア少し古いですが、次のような朝日新聞の2003年1月6日付の記事(http://www.asahi.com/cu […]

村上春樹(その1)

太田述正コラム#0628(2005.2.14)<村上春樹(その1)> 1 始めに  宮崎駿(コラム#419)が大衆文化(アニメ)に係る日本のソフトパワーの象徴だとすれば、村上春樹(http://books.guardia […]

ハーバート・フーバー(その3)

太田述正コラム#0599(2005.1.19)<ハーバート・フーバー(その3)> 5 フーバーの余生  一市民に戻ったフーバーは、青少年の健全育成を図るための団体の会長を務め、悠々自適の生活を送りましたが、ナチスドイツが […]

ハーバート・フーバー(その1)

太田述正コラム#0597(2005.1.17)<ハーバート・フーバー(その1)> 1 始めに  スタンフォード大学に近づくと、一番最初に目に飛び込んでくるのはフーバー・タワーです。構内のフーバー研究所に建っているこの展望 […]

世界の20大思想家(その3)

太田述正コラム#0475(2004.9.17)<世界の20大思想家(その3)>  (「まぐまぐ」より、『まぐまぐBooksアワード』結果発表を「9月中旬」から「10月上旬」に変更するとの連絡がありました。)  バージニア […]

世界の20大思想家(その2)

太田述正コラム#0472(2004.9.14)<世界の20大思想家(その2)>  このうち、ウォルストーンクラフトについては、前にとりあげたことがある(コラム#71。ちなみに、ルソーについて、コラム#64、66、71のシ […]

世界の20大思想家(その1)

太田述正コラム#0471(2004.9.13)<世界の20大思想家(その1)> 実際的(practical)なイギリス人、ひいてはアングロサクソンは、思想や哲学など大嫌いなのですが、それを何とかしようと、このほど英国の有 […]

スターリンとヒットラー

太田述正コラム#0400(2004.7.4)<スターリンとヒットラー> 20世紀の歴史は、欧州の生み出した民主主義独裁の、それぞれ最新のバージョンであった共産主義とファシズムとアングロサクソンの自由・民主主義との戦いが最 […]