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防衛省OB太田述正ブログ

日本は自分からアメリカの属国をしています

「ロシア政治」の記事一覧

不気味なロシアの動向(その2)

太田述正コラム#1657(2007.2.12)<不気味なロシアの動向(その2)>(2007.3.16公開)  マッケイン米上院議員は、その日の演説で、「今日のような多極化した世界においては不必要な敵対は不要だ。」と述べ、 […]

不気味なロシアの動向(その1)

太田述正コラム#1656(2007.2.11)<不気味なロシアの動向(その1)>(2007.3.14公開) 1 始めに  ロシアの動向が不気味さを増しています。 プーチン・ロシア大統領の昨日の演説と、あのリトヴィネンコ暗 […]

ベレゾフスキー対プーチン(その3)

太田述正コラム#1568(2006.12.15)<ベレゾフスキー対プーチン(その3)>  以上、どこかで聞いたことがある話だと思われませんか。 そうです、イラク戦争以降の米国とイラクの関係が彷彿とされる話ですよね。 要す […]

ベレゾフスキー対プーチン(その2)

太田述正コラム#1567(2006.12.14)<ベレゾフスキー対プーチン(その2)>  (更に2件、有料講読の新規申し込みがありました。これで7名です。引き続き、継続会費の支払いと新規申し込みをお待ちしております。継続 […]

ベレゾフスキー対プーチン(その1)

太田述正コラム#1565(2006.12.13)<ベレゾフスキー対プーチン(その1)> 1 始めに  ポロニウム殺人事件で浮き彫りになったのは、ベレゾフスキー一派とプーチン政権とのおどろおどろしい確執であり、ソ連崩壊後の […]

ポロニウム殺人事件の実行犯ほぼ判明

太田述正コラム#1563(2006.12.12)<ポロニウム殺人事件の実行犯ほぼ判明> 1 始めに  「ポロニウム210が簡単に手に入る(注1)<以上>、ポロニウム殺人事件は、たとえ捜査にロシア当局の全面的な協力が得られ […]

ポロニウム210をめぐって

太田述正コラム#1547(2006.12.4)<ポロニウム210をめぐって>  (新規有料読者の申し込みがいまだにゼロです。 他方、現在の有料読者の中には、長期にわたって配信コラムが宛先不明で戻ってきたり、私のミスでコラ […]

ポロニウム殺人事件と英露関係

太田述正コラム#1533(2006.11.27)<ポロニウム殺人事件と英露関係>(有料→2007.4.17公開)) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 12月に入ってから改め […]

ポロニウム殺人事件とロシア

太田述正コラム#1531(2006.11.26)<ポロニウム殺人事件とロシア>(有料→2007.4.16公開) 1 始めに  ポロニウム殺人事件に関するロシアに対する疑惑は深まるばかりです。 2 物的状況証拠  1991 […]

殺しのライセンス(続々)

太田述正コラム#1529(2006.11.25)<殺しのライセンス(続々)>(有料→2007.4.13公開))  (本扁は、コラム#1518の続きです。) 1 リトヴィネンコの死とその死因  アレクサンドル・リトヴィネン […]

殺しのライセンス(続)

太田述正コラム#1518(2006.11.20)<殺しのライセンス(続)> 1 始めに  ロシアの諜報機関FSB(Federal Security Bureau。ソ連のKGBの後継機関)は、殺しのライセンスを乱発している […]

殺しのライセンス

太田述正コラム#1517(2006.11.19)<殺しのライセンス> 1 始めに  「英対外情報部(MI6)のスパイの活躍を描く映画007シリーズ「カジノ・ロワイヤル」のプレミア試写会が行われたばかりの英国で、本物のMI […]

佐藤優の「国家の罠」(その4)

太田述正コラム#1429(2006.10.3)<佐藤優の「国家の罠」(その4)>  (「その3」に手を入れてブログとHPに再掲載してあります。)  (2)各論  ア 自民党政治家論 佐藤優は自他共に認める鈴木シンパであり […]

佐藤優の「国家の罠」(その3)

太田述正コラム#1427(2006.10.1)<佐藤優の「国家の罠」(その3)> (本篇は、コラム#1420の続きですが、#1424の続きでもあります。) 3 分析  (1)総論 仕事に対する熱意と能力において、それぞれ […]

佐藤優の「自壊する帝国」

太田述正コラム#1424(2006.9.28)<佐藤優の「自壊する帝国」> 1 始めに  三冊目の本、佐藤優「自壊する帝国」(新潮社2006年5月)は、題名からソ連の崩壊過程を、佐藤の現場体験を生かしつつも、客観的かつ時 […]

佐藤優の「国家の罠」(その2)

太田述正コラム#1420(2006.9.25)<佐藤優の「国家の罠」(その2)>  (誤解が無いように付言しておく。 橋本内閣以降の日本政府の基本方針は、4島とも日本に主権ありとロシアに認めさせた上で2島を先行して返還さ […]

佐藤優の「国家の罠」(その1)

太田述正コラム#1419(2006.9.24)<佐藤優の「国家の罠」(その1)> 1 始めに  読者の島田さんから寄贈された二冊目の本である、佐藤優(まさる。1960年??)「国家の罠――外務省のラスプーチンと呼ばれて」 […]

ベスラン惨事の真相

太田述正コラム#1395(2006.9.2)<ベスラン惨事の真相> 1 始めに  米国政府のやることを陰謀論的に把握しようとするのは禁物ですが、ロシア政府のやることは、昔も今も陰謀だらけだと思った方がよい、と私は考えてい […]

支那化するロシア極東(その2)

太田述正コラム#1265(2006.5.30) <支那化するロシア極東(その2)>  (2)最新状況  ここまで読んできた方は、シベリア・極東、特に極東では支那人や支那系の人々であふれている、と思われたかもしれません。 […]

支那化するロシア極東(その1)

太田述正コラム#1261(2006.5.28) <支那化するロシア極東(その1)> 1 始めに  恐るべき勢いでロシア極東部が支那化しつつあることが気にはなりつつ、これまで、一度も触れる機会がありませんでした。  そこで […]

冷戦の復活?(その2)

太田述正コラム#1146(2006.3.26) <冷戦の復活?(その2)> <その後の経過>  米国防省の報告書について、ロシアの海外諜報機関である対外情報局(Russian Foreign Intelligence S […]

冷戦の復活?(その1)

太田述正コラム#1143(2006.3.25) <冷戦の復活?(その1)> 1 始めに  米露関係が少なくとも米側から見て、急速に悪化しつつあります。あたかもかつての米ソ冷戦時代へと逆戻りした感があります(注1)。  ( […]

ロシアの人口動態と差別

太田述正コラム#999(2005.12.14) <ロシアの人口動態と差別> (「第2回 まぐまぐBooksアワード」の投票が、21日まで行われています。 http://books.mag2.com/dynamic/m/0 […]

プーチン大統領の罪状(その3)

太田述正コラム#0577(2004.12.28)<プーチン大統領の罪状(その3)> 4 自国民を虐待するロシア政府 囚人の数の全人口に占める比率が、れっきとした国の中では米国に次いで世界で二番目に高いロシアですが、衆目認 […]

プーチン大統領の罪状(その1)

太田述正コラム#0575(2004.12.26)<プーチン大統領の罪状(その1)> 1 自由でない国に転落したロシア  二年前にロシアは新しい刑法を採択しました。 欧米の刑法にならって、法の支配の精神にのっとり、検察側と […]

いかんともし難いロシア(続)

太田述正コラム#0574(2004.12.25)<いかんともし難いロシア(続)> <補足> 前回の補足をしておきましょう。 ア ロシア国民の意識  ロシアで1999年以降に実施された各種世論調査は、ロシア国民の驚くべき意 […]

いかんともし難いロシア

太田述正コラム#0573(2004.12.24)<いかんともし難いロシア> 1 ウクライナの選挙への介入  ウクライナの大統領候補のユシュチェンコ氏が毒(ダイオキシン)を盛られて危うく一名をとりとめたけれど、顔が吹き出物 […]

ウクライナ情勢(その2)

太田述正コラム#0551(2004.12.2)<ウクライナ情勢(その2)> 3 今次紛争  (1)根本的疑問 問題は、以上のウクライナの歴史だけで、ウクライナの選挙をめぐるこのたびの紛争について説明できるかどうかです。  […]

ウクライナ情勢(その1)

太田述正コラム#0548(2004.11.29)<ウクライナ情勢(その1)>  (前回のコラム#547の「てにをは」を直して再掲載してあります。歴史の話はやめてくれという悲鳴が読者から聞こえてきたので、今回は現代の話をし […]

ベスラン惨事とロシア(その8)

太田述正コラム#0477(2004.9.19)<ベスラン惨事とロシア(その8)>  そもそも、人質をとり、あるいはテロ(以下、「テロ等」という)によって政治的目的を達成しようとすることは、国際法上は違法ですし、国内法上は […]

ベスラン惨事とロシア(その7)

太田述正コラム#0476(2004.9.18)<ベスラン惨事とロシア(その7)> 4(3)米英両国のプーチン批判 米国のパウエル国務長官は、プーチンの対応措置について、「これは民主的改革のいくつかを後退させるものだ。われ […]

ベスラン惨事とロシア(その6)

太田述正コラム#0474(2004.9.16)<ベスラン惨事とロシア(その6)>  (本篇は、コラム#469の続きです。) 4 犯人側のねらいと「成果」 (2)ロシアのエージェントたるオセチア・・・・・・・・・・・・・・ […]

ベスラン惨事とロシア(その5)

太田述正コラム#0469(2004.9.11)<ベスラン惨事とロシア(その5)>  (掲示板でもお知らせしたように、私のホームページへの8??9月(11日から10日)の訪問者数が21,965人と、過去最高であった前月の2 […]

ベスラン惨事とロシア(その4)

太田述正コラム#0467(2004.9.9)<ベスラン惨事とロシア(その4)> <前回の補足> ア 一般市民はなぜ現場にいたのか 大部分が武装している約500人の一般市民が、当局の許可を得て治安部隊と校舎との間に「配置」 […]

ベスラン惨事とロシア(その3)

太田述正コラム#0466(2004.9.8)<ベスラン惨事とロシア(その3)> <休憩>  イズヴェスチャ紙の編集長が突然解任されました。ここにも、この新聞によるベスラン事件の報道ぶりが気に入らない当局の影がちらついてい […]

ベスラン惨事とロシア(その2)

太田述正コラム#0465(2004.9.7)<ベスラン惨事とロシア(その2)>  (前回のコラムの、ロシア軍の死者の数を上方修正しておきました。)  この、(1994??1996年を第一次とすれば、)1999年からの第二 […]

ベスラン惨事とロシア(その1)

太田述正コラム#0464(2004.9.6)<ベスラン惨事とロシア(その1)> 1 始めに 北オセチアで発生し、600人にもなろうかという死者と数百人の負傷者を出したベスラン(Beslan)での人質事件は、過去と現在のロ […]

新悪の枢軸:ロシア篇(追補3)

太田述正コラム#0283(2004.3.9)<新悪の枢軸:ロシア篇(追補3)>  (2)時代を自ら切り開いたプーチン ソ連が崩壊した1991年、プーチンはKGBを辞め、故郷レニングラード(後にサンクト・ペテルブルグへと改 […]

新悪の枢軸:ロシア篇(追補2)

太田述正コラム#0282(2004.3.8)<新悪の枢軸:ロシア篇(追補2)>  このように見てくると、どうしてロシアについての米国の論調が悲観論一色になってしまっているのかが不思議に思えてくることだろう。 その理由は至 […]

新悪の枢軸:ロシア篇(その2)

太田述正コラム#0242(2004.1.28)<新悪の枢軸:ロシア篇(その2)> (2) 一貫していた米国のロシア封じ込め政策 米国は冷戦時代を通じて敵国ソ連を国を挙げて研究し、ソ連が帝政ロシア時代から基本的に変わってい […]

新悪の枢軸:ロシア篇(その1)

太田述正コラム#0241(2004.1.27)<新悪の枢軸:ロシア篇(その1)> コラム#236で、パウエル米国務長官が、ロシア、中国、インドを米国の潜在敵国視した論文を書いた、と指摘したところですが、不肖私がパウエルに […]

ロシアについて(追補)

太田述正コラム#0186(2003.11.10)<ロシアについて(追補)> (昨日午後、コラム#185の末尾を若干補足してあります。私のホームページ(http://www.ohtan.net)のコラム欄をご覧ください。) […]

ロシアについて(その2)

太田述正コラム#0145(2003.8.26)<ロシアについて(その2)> ニコライ一世治世下のロシアを1839年に旅行したフランス貴族のアストルフ・ド・キュスティーヌ(Astlphe de Custine)は、旅行記を […]

ロシアについて(その1)

太田述正コラム#0144(2003.8.24)<ロシアについて(その1)>  日本と同様、ロシアもまた一つの国であってかつ一つの文明圏の大部分をその領域としているという存在です。 ところが日本と違って、ロシアは自らがユニ […]