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防衛省OB太田述正ブログ

日本は自分からアメリカの属国をしています

年別: 2004年

「太田述正について語ろう」より

太田述正コラム#0278(2004.3.4)<「太田述正について語ろう」より>  メーリングリスト登録者数はおかげさまで507名になっています。 前のコラムで「2チャンネル(@2ch)」の「太田述正について語ろう」スレッ […]

久方ぶりのコーヒーブレイク

太田述正コラム#0277(2004.3.3)<久方ぶりのコーヒーブレイク> 1 御礼言上と決意表明  2月29日(日)に「2チャンネル」なるサイトに「太田述正について語ろう」スレッドが立てられた時点では452名であったメ […]

縄文モードの日本

太田述正コラム#0276(2004.3.2)<縄文モードの日本> 1 ユニークな現代日本人 (1) 暴力日本における殺人発生率は、最も多い南アフリカやコロンビアに比べて100分の1以下、米国に比べて10分の1以下であり、 […]

危機の韓国(その7)

太田述正コラム#0274(2004.2.29)<危機の韓国(その7)> 4 諸悪の根源=対中事大主義  (1)中国に叩頭する韓国以前、中国が高句麗史を全面的に中国史の中に取り込もうとしている話をご紹介したことがあります( […]

危機の韓国(その6)

太田述正コラム#0273(2004.2.28)<危機の韓国(その6)> 3 危機の韓国  (1)棄国ブームの韓国 2003年4月に実施された調査によれば、梨花女子大の学生の4割は朝鮮半島で戦争が起こったら国外に逃げると答 […]

危機の韓国(その5)

太田述正コラム#0272(2004.2.27)<危機の韓国(その5)>  (4)  歴史の歪曲  ・・・(コラム#265参照) オ 歴史の歪曲と現在の韓国知識人 勇気付けられるのは、現在の韓国知識人の中に、日韓関係史に対 […]

台湾の法的地位(続X4)

太田述正コラム#0269(2004.2.24)<台湾の法的地位(続X4)>  台湾「独立」派はどうすればよいのでしょうか。 「独立」派が台湾の政権を握り続けてさえおれば、中共との合併協議が始まるはずがなく、その限りでは事 […]

台湾の法的地位(続X3)

太田述正コラム#0268(2004.2.23)<台湾の法的地位(続X3)>  (今回も、「細かい」話が続きますが、もうしばらくご辛抱ください。) 3 台湾「独立」派の主張  (1)台湾主権帰属未定説対日平和条約発効に伴い […]

台湾の法的地位(続々)

太田述正コラム#0267(2004.2.22)<台湾の法的地位(続々)>  (本コラムは、コラム#247、コラム#260の続きです。法律論のお嫌いな読者の方は、読み飛ばしてください。) 2 米国等の主張 (1)始めに(2 […]

危機の韓国(その4)

太田述正コラム#0265(2004.2.20)<危機の韓国(その4)>  (4) 歴史の歪曲 ア 朝鮮人への搾取はなかった韓国では、「日帝時代の朝鮮半島では朝鮮人への搾取が横行した」ということになっています。しかし、史実 […]

危機の韓国(その3)

太田述正コラム#0264(2004.2.19)<危機の韓国(その3)>  (前回のコラム#263の、舌足らずであった一段落を拡充し、ホームページに再掲載してあります。) (3)反日 ア 反日感情のルーツ?1948年の米軍 […]

危機の韓国(その2)

太田述正コラム#0263(2004.2.18)<危機の韓国(その2)> (前回お送りしたコラムは#261ではなく、#262の誤りでした。訂正させていただきます。また、コラム#260で記した終戦時の占領区分の誤りを訂正して […]

危機の韓国(その1)

太田述正コラム#0262(2004.2.17)<危機の韓国(その1)> 1 かつての韓国の知識人の考え方  私の韓国人との出会いは1974年~76年の米国のスタンフォード大学留学時にさかのぼります。 最初の夏学期は独身寮 […]

台湾の法的地位(続)

太田述正コラム#0260(2004.2.15)<台湾の法的地位(続)> 2 米国等の主張  (1)始めに 前回(コラム#247)では、「中華人民共和国の主張」をご紹介しました。次は「米国の主張」をご紹介するのが順序である […]

南京事件と米国の原罪(その6)

太田述正コラム#0259(2004.2.14)<南京事件と米国の原罪(その6)> 6 終わりに  (1)再びラーベについて ラーベが南京事件の目撃者として東京裁判の証人席に立とうとしなかった、ということを思い起こしてくだ […]

南京事件と米国の原罪(その5)

太田述正コラム#0258(2004.2.13)<南京事件と米国の原罪(その5)> 結局、先の大戦中の、・ナチスドイツによるユダヤ系ドイツ人とドイツ占領地ないし欧州の枢軸国在住のユダヤ人の強制収容所送りと虐殺、それと、・米 […]

南京事件と米国の原罪(その4)

太田述正コラム#0257(2004.2.12)<南京事件と米国の原罪(その4)>  (掲示板でご報告したように、私のホームページへのこの一ヶ月間の訪問者数は9,270名と、またもや新記録を達成しました。他方、メーリングリ […]

南京事件と米国の原罪(その3)

太田述正コラム#0256(2004.2.11)<南京事件と米国の原罪(その3)>  (2) ラーベのアジア人観について  ア 始めにラーベは、1930年にドイツを離れてから1938年・・国民党政府へのドイツ軍事顧問団がヒ […]

自衛隊と国際貢献(その3)

太田述正コラム#0255(2004.2.10)<自衛隊と国際貢献(その3)> 3 自衛隊イラク派遣と法的不備 しかし、問題は少なくありません。中でも、派遣される自衛隊員の身を守るための法制整備が不十分だという点は深刻な問 […]

南京事件と米国の原罪(その2)

太田述正コラム#0254(2004.2.9)<南京事件と米国の原罪(その2)>  (前回のコラム#253で、ラーベの本の引用中、ラーベ自身によるドイツ大使館南京分室長の手記の引用が二箇所あり、その旨追記しました。ホームペ […]

南京事件と米国の原罪(その1)

太田述正コラム#0253(2004.2.8)<南京事件と米国の原罪(その1)> 1 始めに ジョン・ラーベ「南京の真実」(講談社文庫)を米子への往復の飛行機の中で読みました。この本は、ドイツ人ラーベが、ジーメンスの南京支 […]

自衛隊と国際貢献(その2)

太田述正コラム#0252(2004.2.7)<自衛隊と国際貢献(その2)> 2 ケーススタディ:自衛隊のイラク派遣  (1)始めに  与えられた演題は「自衛隊と国際貢献」なのに、私が自由・民主主義をめぐる話題から話を始め […]

自衛隊と国際貢献(その1)

太田述正コラム#0251(2004.2.6)<自衛隊と国際貢献(その1)>  (2月5日に、鳥取県米子市で鳥取県職員連合労働組合西部支部の皆さんに対して行った講演の原稿を何回かに分けてご披露させていただきます。今まで私の […]

吉田ドクトリンの起源(その1)

太田述正コラム#0249(2004.2.4)<吉田ドクトリンの起源(その1)> 1 吉田茂の怒り (1)米国の誤った東アジア政策 先の大戦は「第一次世界大戦の結果世界に覇権国が存在しなくなった・・<すなわち、>英帝国は疲 […]

自衛隊イラク派遣と民主党

太田述正コラム#0248(2004.2.3)<自衛隊イラク派遣と民主党> 1 自衛隊イラク派遣と民主党 民主党はイラクへの自衛隊派遣に反対しています。その理由として、 (1)米英両国が国連憲章に基づかずに始めたイラク戦争 […]

台湾の法的地位

太田述正コラム#0247(2004.2.2)<台湾の法的地位> 1 中華人民共和国の主張  (1)主張最初に、中華人民共和国の主張をご紹介しましょう。 1943年に中華民国、米国、英国の3国はカイロ宣言を発表し、「右同盟 […]

新悪の枢軸:ロシア篇(その2)

太田述正コラム#0242(2004.1.28)<新悪の枢軸:ロシア篇(その2)> (2) 一貫していた米国のロシア封じ込め政策 米国は冷戦時代を通じて敵国ソ連を国を挙げて研究し、ソ連が帝政ロシア時代から基本的に変わってい […]

新悪の枢軸:ロシア篇(その1)

太田述正コラム#0241(2004.1.27)<新悪の枢軸:ロシア篇(その1)> コラム#236で、パウエル米国務長官が、ロシア、中国、インドを米国の潜在敵国視した論文を書いた、と指摘したところですが、不肖私がパウエルに […]

地政学の不毛性(その2)

太田述正コラム#0240(2004.1.26)<地政学の不毛性(その2)> 2 地政学の不毛性  それでは、Fettweisの指摘に、私の見解を織り交ぜつつ、地政学の不毛性を論証しましょう。  (1)地政学の終焉 地政学 […]

地政学の不毛性(その1)

太田述正コラム#0239(2004.1.25)<地政学の不毛性(その1)> 1 始めに  地政学批判を書く、とホームページの掲示板で宣言した手前、大急ぎでお約束を果たしました。 私はこれまで、地政学について書かれた本は、 […]

防衛庁の報道規制問題

太田述正コラム#0238(2004.1.24)<防衛庁の報道規制問題>  このところ、しきりに防衛庁の報道規制問題が報じられています。 1 イラク方面派遣自衛隊に係る取材規制・・派遣部隊、隊員、更にはプレスの生命・安全確 […]

米政府高官論文の読み方

太田述正コラム#0236(2004.1.22)<米政府高官論文の読み方> 私が購読しているメルマガの一つに田中宇さんの「国際ニュース解説」があります。読んでいる目的は二つあります。一つは、田中さんは資金が潤沢らしく、有料 […]

降伏した北朝鮮とパレスティナ(続々)

太田述正コラム#0235(2004.1.20) <「降伏」した北朝鮮とパレスティナ(続々)>  (昨年10月、「「降伏」した北朝鮮」を書いたコラムで予告しながら、いつの間にか年を越してしまった「「降伏」したパレスティナ」 […]

孫文(その4)

太田述正コラム#0234(2004.1.19)<孫文(その4)> 3 支那はいかなる路線を採択すべきだったのか  清崩壊後の支那はいかなる路線を採択すべきだったのか、ここで改めて考えて見ましょう。  (1) 自由・民主主 […]

漢人の特徴(その2)

太田述正コラム#0233(2004.1.18)<漢人の特徴(その2)> 2 日本人による評価 (1)「戦前」(1938年):津田左右吉   ア 漢人の思想「学説としての理論を立てるのが主旨では無く、直接に現実の政治を指導 […]

漢人の特徴(その1)

太田述正コラム#0232(2004.1.17)<漢人の特徴(その1)> (コラム#231の「てにをは」を直してあります。また、このコラム送付の際、一部読者に「2004.1.17付」として送付してしまいました。「2004. […]

私の分析手法の切れ味

太田述正コラム#0231(2004.1.16)<私の分析手法の切れ味> 1 始めに  私の分析手法については、このコラムでも何回かご説明してきたところです(コラム#20、152)が、どこが他の人々の手法と違うかを一言で言 […]

孫文(その3)

太田述正コラム#0230(2004.1.15)<孫文(その3)>  孫文の呼びかけに対し、これを最初に明確に拒否した日本人が頭山満(1855??1944年)でした。 その頭山は、孫文が死ぬ直前まで犬飼毅とともに口にした、 […]

孫文(その2)

太田述正コラム#0229(2004.1.14)<孫文(その2)> 2 孫文と日本  まずは、ざっと日本に関わる孫文の言動を追って見ましょう。 「いま日本の軍国主義者がその侵略政策を中国に強行しようとしても、目覚めた中国は […]

孫文(その1)

太田述正コラム#0228(2004.1.13)<孫文(その1)>  (私のホームページの掲示板でもご報告させていただいたように、私のホームページへの昨年12月から本年1月にかけての一ヶ月間(11日??10日)の訪問者数は […]

米国建国と奴隷制

太田述正コラム#0225(2004.1.7)<米国建国と奴隷制> 米国はアングロサクソン至上主義の人種差別の国です。1934年の時点で、米国のハーバード大学ではアイルランド系への差別は消えていたがまだユダヤ系への差別があ […]

現代日本の越し方行く末(その7)

太田述正コラム#0224(2004.1.6)<現代日本の越し方行く末(その7)>  (前回のコラムに「ア 収斂」という小見出しを入れました。また、一部のメーリングリストの方に送った前回のコラムで用いた「コンバージョン」と […]

現代日本の越し方行く末(その6)

太田述正コラム#0223(2004.1.5)<現代日本の越し方行く末(その6)> 3 現代日本の行く末  (1) 理念 私は、日本文明とアングロサクソン文明は、「多元主義と寛容の精神」や「社会・政治の基本構造(edifi […]

現代日本の越し方行く末(その5)

太田述正コラム#0222(2004.1.4)<現代日本の越し方行く末(その5)>    (イ)戦争の引き金 開戦の詔勅は、「米英両国ハ残存政権ヲ支援シテ東亜ノ禍乱ヲ助長シ平和ノ美名ニ匿レテ東洋制覇ノ非望ヲ逞ウセムトス剰ヘ […]

現代日本の越し方行く末(その4)

太田述正コラム#0221(2004.1.3)<現代日本の越し方行く末(その4)>  (2)先の大戦   ア 戦争の背景  「<先の大戦>の原因を尋ねれば、遠く第一次世界大戦后の平和条約の内容に伏在してゐる。日本の主張した […]

現代日本の越し方行く末(その3)

太田述正コラム#0220(2004.1.2)<現代日本の越し方行く末(その3)>  (1)支那「・・我國は隣國の開明を待て共に亜細亜を興すの猶豫ある可らず、寧ろその伍を脱して西洋の文明國と進退を共にし、其支那朝鮮に接する […]

現代日本の越し方行く末(その2)

太田述正コラム#0219(2004.1.1)<現代日本の越し方行く末(その2)>  (読者の皆さん。あけましておめでとうございます。いつまで本コラムを続けられるかは分かりませんが、本年もどうぞよろしく。) <コメント> […]